「フリーソロ(命綱なしでのロッククライミング)に挑む主人公アレックス...」フリーソロ CBさんの映画レビュー(感想・評価)
フリーソロ(命綱なしでのロッククライミング)に挑む主人公アレックス...
フリーソロ(命綱なしでのロッククライミング)に挑む主人公アレックスさんが、ヨセミテ国立公園の断崖絶壁エル・キャピタンの登頂に挑むドキュメンタリー。監督は 「MERU」 の監督。
2016春から季節毎に追い続けて2017夏まで続く。
フリーソロという登り方に関しては、信じられない。登頂した場所で立っている映像だけで怖い。なぜ登れるのか、俺にはピンとこない。
主人公は、"戦士" だ。証拠に、そのセリフは戦士の神髄を貫く。「ただ、最善を求める」、「やれるまで準備し、そして、やりきることだけだ」 ・・ 「日本の侍が好きだ」 というのもよくわかる。
妻 「どうして挑戦するの? そのゴール(垂直に縦900m)は異常よ」
妻 「寿命を全うする義務はないの?」─ 「ない」
妻 「少しでも長く生きようと思わないの?」─「思わない」
挑戦意欲 > 生存意欲
すごい例だと思う。こんな風に生きている人がいるのだということに驚く。
おまけ
撮影自体も危険にさらされているし、かつ、「撮影していることが本人にプレッシャーを与えるリスクがあるので、なるべく視界に入らないところから撮影しなければいけない」 など様々な制約があることも、よくわかりました。撮影者たちもまた、圧倒的な技量をもつ登山家たちなのね。
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