スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼のレビュー・感想・評価
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まあ、想像通りかな。。
前作同様で、仕掛けはうーん、やはりっていった感じでした。面白味はありました。でも、TVの2時間ドラマ程度かな。
やっぱり成田さんの演技がいいですねえ。主役の2人はうーんどうだか。。
前作を観てないのであればあえて観なくても、DVDでいいと思います。前作観てちょっと興味があれば行ってみて下さい。
どうしても気になる矛盾点
前作の地上波での放送を観て、非常に楽しみにして映画館に向かい観させて頂きました。
原作も読んでいないような私ですが
正直矛盾点に戸惑い、ストーリーに納得がいきませんでした。
下記ネタバレになります。
まず大きな矛盾点1
井浦新演じるサイバー対策室の刑事。
この顔を浦野が特定した際、加賀谷から田中哲司さん(警視監)に共有していたはず。
同じサイバー対策の警察同士で顔知らないってあり得るの?どんなに特命の任務で動いていても警視監が把握してないなんてことないでしょw
矛盾点2
浦野の脱走劇。
これはあまりにもセキュリティが酷すぎるw
アルピーの平子さんが襲われているのに、なぜ誰も気付かない?
カメラも、音声も録音されてるんでしょ??
入り口の扉もブザーが鳴るほど厳重なのに、あっさり脱走され過ぎでしょw
アキラ100%が襲われてるのも誰も気付かないし。
良かった点を述べるとすれば、白石麻衣のレイプシーンが予想以上に良かったってくらい。
基本演者さんの演技についてはどうこう思いませんが白石麻衣は客寄せパンダとエロ枠でしかないのかと思うと非常に残念。
ITリテラシーの格差
白石麻衣は身体がゴツくて逞しい。千葉雄大が童顔で細いから、役が逆でもよかったくらいだ。細くて弱々しい加賀谷が強気で逞しい美乃里を守るというのは、小学校の学芸会みたいな違和感がある。
物語を動かすのは成田凌が演じた前作の犯人で未決の留置場に入れられている浦野である。成田凌の芝居はエキセントリックぶりを発揮して結構よかった。井浦新や音尾琢真、ズンの飯尾などが典型的な人物を典型的な演技で演じていて、物語自体はとてもわかりやすい。わかりやすすぎて大方の観客には犯人の目星がついたのではないかと思う。
プロローグからエンディングまでが割と一本道のドラマなので、普段映画を観たり小説を読んだりすることがなくて物語に慣れていない人にも受け入れやすい作品だと思う。逆に言えば、物語に慣れている観客には少し物足りないかもしれない。
前作で北川景子が演じた稲葉麻美のか細くて嫋やかな雰囲気がとてもよかっただけに、女らしさと優しさに欠ける今回のヒロインには少し不満が残る。乃木坂46と白石麻衣のファンの方には申し訳ないが、女優としてはまだこれからである。
前作にも感じた通信の秘密の脆弱さは、今作でも感じた。最近は銀行の画面と区別がつかない画面が現れてパスワードを入力させようとしたりするそうなので、情報技術にもシステムにも疎い当方のようなアプリユーザーは格好のカモだろう。便利がいいので映画の予約もレストランの予約もスマホで済ましているが、本当は落とし穴がいっぱいの隘路を、たまたま落ちずに来ただけの気がする。
海外のホテルに行くとWifiの接続先とパスワードを渡されるが、怖いなと思いながら使っている。海外でスマホ決済は避けるようにしているし、カードで決済するのは航空券とホテルくらいだ。街なかでは常に現金で決済する。海外でスキミングされたらおしまいだと思っている。
インターネットが進んだおかげで、リテラシーの格差も広がった。日本の役所もインターネットで手続きするように呼びかけている。イギリス映画「わたしはダニエル・ブレイク」では、傷病給付も失業給付もインターネットで手続きするように言われ、長年大工として働いてきたダニエルはパソコンを持っていないし、そもそも使う技量もないから、手続きすらできない。
ネットやシステムでは一部のリテラシーがとても高い人と、一般ユーザーと、ほとんど使えない人の3種類に分かれそうだ。今後更に進んで、日本でも行政手続きはインターネットで行なうことが必須になるのだろうが、ネットの環境も道路や鉄道と同じで、誰でも平等に利用できなければならない筈だ。
本作品を観てITのリテラシーが低い人を嗤うのではなく、行政がリテラシーの格差を埋める役割を担わなければならないことを悟るべきだ。田舎で畑を耕しているおじいちゃん、おばあちゃんが不利になるような世の中はやっぱりおかしいと思う。
この世の不条理
前作を越えて面白かった。
最後まで、スクリーンのこちら側が欺かれる展開。
これは、ネタばれでは興ざめ必至。
前情報ゼロでの鑑賞が最善。
以下、ネタばれではありませんが、鑑賞前の方は読まない方がおすすめです。
「ネット社会」と言われて久しいが、今作でもネット社会の危うさが、肌感覚で迫ってくる。
更に、愛着形成、性的嗜好、依存、虐待、組織的疎外等、様々な社会問題が散りばめられ、思考を刺激され飽きない。
価値観の多様性が加速し、匿名性が加速する現代。信じたものに裏切られ、人の欲望のために自分が傷つくとき、それでも人は他人を愛し続けることができるだろうか。
星新一のショートに、人類が最期、時間の滝底にあまねく落下してしまうというストーリーがあるが、移ろいが激しい現代社会において、時の流れに耐えながら踏みとどまり、自分と自分の立っている周りを改めて眺め回す力が、一人一人に求められる気がする。
エンドロールに流れるKing Gnuの『どろん』の歌詞にある「不条理」は、いつの世にも横たわっているが、人はいつまでもその不条理とのつきあい方を学び続けなければならないのかも知れない。
メインキャストのバトンを受け取った千葉雄大と白石麻衣がフレッシュで良い。
その他のキャストもそれぞれ良いが、演技がきれいにまとまっていて、ストーリーの面白さは浮かび上がるが、心底の怖さはなかった。
その点、もしかしたらあるかもしれない次作に期待!
タイトルなし(ネタバレ)
☆☆☆★★(麻衣やんの太腿に★★献上しちゃおう💧)
原作読了済み。
実は原作自体は、続編とゆうよりも。前作の殺人鬼浦野を登場させ、『羊たちの沈黙』で大キャラクターとなったレクター博士を模倣し、ネットの世界で描きたいと思ったのか?強引に再度登場させている感じに見受けられました。
その為に原作だと、読んでいて《スマホは落としていないけど》…と言える内容で。どちらかと言えば、《パソコン与えただけなのに》が正しいのじゃあないか…と。
でも…。
最後の最後に、原作にはないエピソードをはめ込んでいて。この題名に相応しい様に持って行っており。そう来るか〜と、ちょっとだけニヤけてしまいました(´Д` )
原作自体が忠実なる続編とは言えないだけに、原作と大きく違っている場面として。先ずは、前作に於いての刑事役だった千葉雄大が続投。
前作での田中・北川コンビも少しだけ登場し、バトンを渡す冒頭の結婚式の場面は悪くない。
(この2人は、完全なる続編ではないだけに原作には登場しない。)
更に原作では名前は桐野なので、当然の如く前作に於ける加賀谷に変更。
犯人の名前も、流石に映像で何度か画面に登場してしまう為。感の鋭い人に直ぐバレてしまうのを恐れてか?わざと替えていた。
他にも細かい変更点は多く。流石に関東圏に大規模な交通障害が発生するのは、規模がデカすぎるからか?警察関連に於ける、単なるセキュリティー問題に変更しているのは、多くの観客からツッコミを入れられるところではありました。
(『A I崩壊』では、ソコソコの描写が描けていたんですけどね〜)
ツッコミと言えば、ペッコリ45℃こと飯尾は。スマホに対する認識不足が、どれだけの怖さに繋がるのか?…を教える為か?原作には居ないキャラクターとして登場。でも「その程度の人間がネット犯罪を取り締まる部署に居るんかい!」…と、観た人からは言われそう。
更には終盤のあの場面…もう何やっとんのよ!あそこまで行くと、もう逃亡幇助じゃないの?(ㆀ˘・з・˘)
もう1人、アルピー平子も原作には殆ど登場しないキャラクター。原作だと桐野=加賀谷と浦野の2人は、これまで生きて来た環境と。お互いのネットスキルの高さに、尊敬の念を抱いているかの様な描かれ方だった。
それだけに、前作のスマッシュヒットを受け。今後のシリーズ化の続行を踏まえ。浦野の殺人鬼としての性格を観客に大きく植え付けるのに相応しいやられ役として登場。如何にも「あ?コイツ殺されるな」と言った立ち位置で。実際に後ろの若い女の子達から同じ様な声が出ていました。でもなかなか面白いキャラクターだった様に思えます。
そしてアキラ100%は履いてちゃダメだろ!
「お前なんか産まなきゃ良かった!」
前作を踏まえての台詞ですが。生活環境が殺人鬼を産み落とした…とゆう主題は、原作にはなかっただけに。様々な変更点と併せて、続編そして今後の為に…と。組み込んで来たこの脚本は、エンタメ映画としてまずまずだったのでは?と思っています。勿論、内容的には軽くて重厚さは全くないんですけどね。
あ?でも黒髪に拘っていたのは、前作で加賀谷が女の子の黒髪の匂いを嗅ぐ描写があって。それはどう続編の中で…と思っていたものの、、、大体、麻衣やん髪の毛染めとるしなあ〜(ー ー;)
原作で、犯人がアラブ人3人を殺し屋を雇うのだけど、映画版では音尾琢真に。
まだ音尾が登場しない段階では、「これだと麻衣やんのレイプ場面はなしかな?アイドルだしなあ〜」…と、思っていただけに。音尾が登場した瞬間、一気に期待感が膨らむ(*゚∀゚*)
きたー♪───O(≧∇≦)O────♪
でも、彼女もよくぞ受けましたね〜!この役。
やっぱりアイドルを卒業したから…ってのが大きかったんでしょうかね。カメラの角度によっては、少し微妙な顔に映っていたりしましたけど(´-`)
満足…とまでは行かなかったものの、ソコソコ楽しませて貰いましたよ。エンタメ映画なのだから、ワイワイ楽しく観れればそれで良しでしよう。出来る事ならば、前作並みに笑わせてくれるコメディー展開が少しでもあったならば良かったんですが…。
思えば、出演作品を全てトンデモコメディー映画へと昇華させてしまう、北川景子のコメディースキルの凄さを再認識してしまった訳なんですけどね(u_u)
2020年2月23日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン5
スマホを落とすことの意味
前作をテレビで視聴。
完全に成田凌の狂気的演技が面白かったので
期待して公開してすぐ鑑賞しました。
白石さんは体当たりの演技は凄いとは思うが、
車内でレイプされかける時の声、表情、怯え具合がまだまだなかな〜って。
でもちょっと自己中な感じの周りを振り回す系の今時女子って感じでは千葉くん演じる加賀谷とは相性合うような気がする。
アイドルが今までメインだしね、今後の伸び代に期待かなー。
千葉くんはスーツ似合わないね(笑)
回想シーンや会社の立ち上げ時の写真に出てくるラフな感じが似合うタイプ。
実母との関係はもう少し違う回想シーンがあるといいかな。あの「あんたなんか産まなければ…」ばかりではどのくらいの虐待か掴めにくい。
ストーリーはまぁまぁかな。
最初から笹岡が怪しさあったから(別れを促したり、経営が成り立ってない様子から)
多分仮想通貨と神宮寺殺害(仮想通貨関連で)は読めたけど、白石さんストーカーも最初笹岡かと読み間違えた。
途中で井浦新くんが白石さん関与はわかったけど、お巡りさんかなと思ってなかった。
公安か…。公安に顔にデカデカと傷ある人置くかな…。覚えられやすいし。一般人でただストーカーかと思ってた。
Mが存在しないのは冷蔵庫のシーンでわかる。
Mの居場所が当たっている時点で、成田くん怪しいし。
絶対お前Mに会った時、殺してるだろって。
だってMも自分の顔見た奴生かさないだろうし。
Mの居場所知ってる奴が生きてるってことは、そいつがMを殺して生きてるフリしてMっていうもう生きてない架空の奴に罪擦りつけることができるしね。
あえてMが遺体を埋めた近くに成田くんが殺害した遺体を埋めたってことは、自分が脱獄しやすい環境をあらかじめ作ってたのかな。
林野庁管理地って言ってたし。林野庁なら定期的にチェックくるしね。
個人的にアルコピースの人は良い意味で嫌な奴上手く演じてたよ。
意外にお巡りさんで消費者金融借りてる奴いるらしい。特に学歴ないパターンの叩き上げ。
見事なクソっぷり。
ただ、飴玉で凶器作るのは吹いた。
どうやって作るんだよ(笑)
飯尾さんもいい感じで緊迫しやすい内容の中で抜け感出してた。1人はいるよねーああいう役。
それでいて県警HPへのハッキング発覚だったり、アルコピース平子の遺体発見だったり、展開のきっかけ作るいいキーパーソン。飯尾さんには続編あればもう一度出て欲しいなぁ。
最後に回想シーンでスマホを落とすことで、実乃里と加賀谷が出逢うんだっていうくだりがあるけど、まさにタイトルの意表を突く感じで私は個人的に好き。
スマホを落とすことは勿論危険な事だがスマホを落とすことで始まる人と人の出会い。スマホを落とすことが必ずしも悪いことばかりとは限らないなと思う。悪意ある存在に渡るから危険であり、本来理想でもある善意で成り立つそういう社会を私たちが作っていかなければいけない、1人1人考えてかなければいけないのかなと感じた。
鑑賞中に思い出してたのは…
前作同様、サスペンスもの後半のジェットコースター展開と見ている人を飽きさせない展開で大満足でした。終盤の回答編は、かなり手抜き感を感じましたけど…
成田凌さん演じる浦野に捜査協力を得る代わりに要求をのむストリー展開、加賀谷君の過去を捜査協力への報酬に要求する展開…羊たちの沈黙のハンニバル・レクター博士を思い出してしまって、その後の展開も似ていたことが、ちょっと残念でしたのでマイナス☆1個。
続編を期待できる終わり方でしたけど、浦野の異常性を主にするのか、サイバー犯罪を主にするのか、期待しています。
まだまだ続く・・・脅威の先には?
センスのズレを感じた
今回の鑑賞目的は成田凌さんの演技なので、私の評価も成田さん寄りの視点になっております。
今回の主人公は加賀谷(千葉雄大さん)なので、警察物の色合いが強くなります。千葉さんは熱演するも、如何せん童顔が邪魔をして、現実味に欠けます。その分リアルな捜査シーンを見せるかと思いきや、お笑い要素を持ってきてしまうセンスが理解出来ません。日本のケーサツ間抜け過ぎという印象しか無く、全く面白くなかったです。
白石麻衣さんは常に『びっくり目』をしていて、演技より、自分をかわいく見せる事に神経を使っているように見えてしまいました。ファンにとってはそれでいいのかも。
成田さんの演技と井浦新さんの存在感がもったいなかったです。
前作から引き続きで楽しめた。
主演加賀谷学には作り込んでいない真摯な刑事で現実的な親近感を感じ、怪演する浦野の猟奇的な鬼才ぶりを引き立てた。逆にもう1人の単純で冷静さもなく頭脳派でもない体格だけの人を凶悪犯の監視につけるところや護衛のSPが1人なのもあり得ないと思い脱獄のシーンももう少し緊迫感があったらよかったのではないか。ラブストーリーとして観るなら最高だと思う。
なんだこれは!
あのオチは、どんでん返しのつもりなの?
なんの脈絡もなく、後出しジャンケン的に説明されても、2時間積み重なってきたツッコミ所に対して納得出来ないよ!
原作読んでみたら納得いくのかな?
読んで納得いったとしたら映画化の脚色に腹立たしいし、もし原作からしてダメならそれはそれでイラつくし。読んでも読まなくてもどっちみち不愉快なのは確定ですね。
原作者に失礼なので読んでみようかな!
でもな〜キツイな〜
千葉さんと白石さんが大根すぎる
特に千葉雄大がひどかった。
せっかく成田凌が怪演だったのにもったいなかった。
そして原作では加賀谷と浦野の心理描写が丁寧であったが本編では非常に薄く微妙だった。
みのりとの最後のLOVEエンドも無理やり感満載、かつ大根で失笑ものだった。
要所にでていた芸人のほうがいい演技をしていたと思う。
次回作では主要キャストと構成を要検討してもらいたい。
前作を観ていなくてもそれなりに楽しめます
公開初日舞台挨拶の回で鑑賞。
前作楽しめた人は今作はより楽しめて、前作を観ていなくてもそれなりに楽しめます。
警察の描写がアレなのは神奈川県警だから本当にやりかねないということで脳内保管。
浦野と加賀谷との関係がレクター博士とクラリスのようだなと感じました。
エンドロール後の映像も見忘れなく。
原作も続編が出版されているようなので、続編作るんでしょうね。
成田凌さんの演技に頼りすぎな気もした...
思った一言感想です
ただ今、鑑賞終了。
まぁ、思ってたハラハラとは違かったけど面白かった。
◯ストーリー
トラウマを抱えた刑事・加賀谷を主人公に、あの連続殺人事件から数カ月後の新たな事件が描かれる。長い黒髪の女性ばかりが狙われた連続殺人事件の解決から数カ月後。同じ現場から新たな身元不明の死体が発見された。捜査にあたる刑事・加賀谷は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野のもとへと向かう。獄中にいる浦野が口にしたのは、浦野が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物だった。一方その頃、加賀谷の恋人である美乃里に謎の男の影が迫っていた。
ヒロインに関しでは、もうちょっと演技力を上げるべき。そこまで、下手とも思わなかったけど。
犯人の演出に関してはとても面白かった。
一番気になったのは終わり方。これ続編もしかしてある?会ったらみたい。
前作・今作から学べるのは、「スマホ落とすな」「フリーWi-Fiに気をつけろ」であろう。
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