「凡庸な作品」スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 エンドルフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
凡庸な作品
今月は趣向を変えて映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を観てきたので、その感想を書きます。タイトルに惹かれて、まぁセキュリティに関する仕事をしている関係上、何かの参考になるかもしれないと思ったのが直接の動機です。
前作では、ほんとうにスマホを落としたことによって、事件に巻き込まれるというお話でしたが、今作ではそのスマホさえ落としていないのです。これは製作者側も気になったとみえて、最後に強引にこのタイトルと結びつけています。
事件の発端は、ある喫茶店で、「お店の無料Wi-Fiがあるんだぁ」といって、それにアクセスしてしまうことでした。無論、これも悪い奴が仕込んだ、SSIDを騙ったWi-Fiなのです。
最後に、主演の千葉雄大は童顔すぎて、まったく似つかわしくない。また白石麻衣は、サービスショット(?)はあるものの、まったく魅力的に見えない。成田凌演じる殺人鬼演の演技だけが見どころでしょうか。
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