劇場公開日 2020年11月13日

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「長谷川家の物語としてよい(さくらの意味がどれほどあるのかは疑問)」さくら kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5長谷川家の物語としてよい(さくらの意味がどれほどあるのかは疑問)

2020年11月22日
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鑑賞方法:映画館

原作は未読。両親と兄と妹のいるかおるの視点から描いた長谷川家の物語。そこにタイトルのさくらと名付けた犬が絡む。
予告編で兄貴の葬式のシーンがあったから亡くなるだろうことは予想できる。でももう少し隠してもよかったんじゃないかなと思ってしまった。もちろん長男の死がすべての話ではないし、家族全員のエピソードが盛り込まれた長谷川家の物語なんだけど。
それでも全体の印象がいいのは演じてる役者さんたちがよかったからかも。小松菜奈に中学生役はさすがに厳しかったり、兄貴へのコンプレックスを感じるべき北村匠海が普通にイケメンだったりと疑問に感じるところもある。それでも安定した演技と存在感があるから安心して鑑賞できた。
次男のコンプレックスや妹の恋心とかが原作ではどうだったんだろうと気になるところ。確かめてみたくなる。

kenshuchu
レモンブルーさんのコメント
2020年12月10日

原作は観た後に買って読みました。次男が美貴や一と歩くと必ず 他人は振り返って兄ちゃんや妹を見る…という表現が何度か出て来ます。確かに薫役としてはイケメン過ぎますかね?ただ、長谷川の両親とも美人でハンサムだと薫が言ってますから、薫も兄程ではなくとも 人並み以上だったのでは? ただ兄と妹が良すぎた。?(笑)
美貴の恋心については、映画は割と忠実に描いてたと思いました。が、一の部屋での美貴のシーンについては 薫は見てしまい(正確には美貴がお兄ちゃんと呼ぶ声を聴いてしまい)初めて美貴の一への恋心を知ったようになってました。あと 年齢的に設定が違うのが 驚きでした。一が矢嶋さんと別れたの中学3年卒業間近のことだったんです!だから その時点で美貴はまだ小学生!!う〜ン…原作に近い年齢の10代の俳優が中学から大学生までを演じたら…どうだったのだろう?と。難しいですよね。

レモンブルー