「意外と微妙」ひとよ さなさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と微妙
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期待してたけど、全然だった。
母親が気持ち悪くて無理だった。
殺してなかったらどうだったんだ、家族とはなんだって話以前に、殺人犯の周りの人達がどんな目に遭うのか、子供たちがどのように生きてきたのかをここまで想像しない母親なんて見てられない。
万引きした次男かばったり、ボイスレコーダープレゼントしたりしようがそんなエピソード入ってこない。
タクシーかっ飛ばしたあとのやりとりも、なんやそれ!って思った。ここまで派手な状況になって、嗚咽して、「父親じゃないんだ」「息子じゃないんだ」って…しょーもな。このセリフで一気に陳腐なシーンになった気がする。
あと配役も微妙。
田中裕子一家の話が主だろうに筒井真理子がクセ強すぎる。周囲を食ってたとかっていういい意味じゃなく、めちゃめちゃ浮いてた感。
田中裕子・筒井真理子、大悟・音尾、MEGUMI・韓英恵…なんでこうも、顔やキャラ被った人たちばっかなの!?
加えて、なんか佐藤健と佐々木蔵之介も微妙だった。
で父親がひどい人だったのは分かるけど、そもそもみんな優しすぎだろ…!
二三子の感じが普通だろ…!!
っていう意味では「擬似家族」って表現は理解できるけど、そこを見るにしてもなんか中途半端だったな…
松岡茉優の演技と浅利陽介の髪型(いそう笑)は好き。
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