「俳優の演技と、台詞のやり取りが良い出来だ。反面、」ひとよ Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
俳優の演技と、台詞のやり取りが良い出来だ。反面、
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だけど、設定が多少荒い。
そこを飲み込んで仕舞えば良い映画だし、損は無い。
自分はひとりっ子で、兄弟がいない。
だから、悪くは言ってても、信頼関係がある感じが
うらやましい。
あと、母親が自分が犯罪者となり、家を出てから、
安心して後を任せられる、おじさん?の存在がいたのが
素晴らしい。
タクシー会社の親戚仲間達は、母親を暖かく迎えるが、
実の子供達は、複雑な感じ。
まあ、どっちも歓迎したら、映画にならないかな。
もう、考えちゃうと、この映画の良さがなくなるから、やめる。
部分部分の、演技と台詞のやり取りの映画。
松岡、一番むずかしい役だけど、素晴らしい。
スリッパ投げは、アドリブらしいよ。
田中も、本心よくわからない感じだけど、子供愛してる感じ、良かった。本当は、いろいろ考えて悲しく不安なのに、
ひょうひょうとしてる感じ、泣ける。
自分が迷った態度、悲しい態度取ると、回りが気にするから、そうならないように、なんでもない態度でいる。
鈍感力というのか、
自分の母親も、そうだったから、余計染みる。
その当時は、わからないんだけど、後から考えると、
そうとしか思えないんです。
「自分が迷えば子供達が迷子になるでしょ!」
って台詞で、この演技なんだって確信した。
最後、漁師になりたかった社長を引き継いだおじさんに、
だれかが、「もう漁師になっていいよ!」って言って欲しかったなー。
「本当か!でも今更なれるか!」でもいいけど。
少し古い日本映画の感じだけど、こんな映画もたまには良い。
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