「いろんな家族のあり方」ひとよ KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
いろんな家族のあり方
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非常に考えさせられる、難しい映画だったかな。
答えを求めると少し物足りなく感じてしまう。おそらくこの作品では確固たる答えは描かれてないと個人的には解釈している。
その点ふまえるとやはり映画作品とは言えどもどんなに問題ある父親と言えども、殺し、そして近い存在の周囲からは称えられてることにやはり違和感を拭いきれなかった。
その点が引っかかってしまうと答えのないこの手の作品には若干物足りなさを感じてしまう。
主人公の稲村家はもちろんのこと、佐々木蔵之介演じる堂下の家族や認知症の母親を抱える柴田家も含め家族というのはそれぞれいろんな問題を抱えている。
時として世間ではそれは変な目で見られても最後は家族内で幸せであればそれでいいのかな。もちろん人様に迷惑をかけてないのが前提であればね。
だから家族間の事に他人が正しいも正しくないも判断することはできないのかな。
そんなような感想を抱いて観ていた。
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