9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレビュー・感想・評価
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ヨーロッパが大変なことになっていますが・・・
怪しい奴がいっぱい!そんな中でもロシア語版翻訳者のオルガ・キュリレンコは007を始めとしてスパイ映画ばかりに出てるし、暗号を簡単に解いちゃうし・・・て、ちょっと可哀そうな展開になるじゃな~い。小説の登場人物レベッカに入れ込んで白いドレスにこだわる彼女。やっぱり好きな女優さんです。
全体的には謎解き部分は前半部分だけだったかもしれません。その後の展開は淡々と進むというか、刑務所の面会シーンにトリックがあったことに最も驚かされて、ボーっとしていただけだったかもしれません。
それよりも翻訳者たちの人間関係の方が面白かった。基本はロンドンっ子のアレックスだったけど、それぞれに個性がありましたよね。さらに最も興奮するシーンが多言語が飛び交い、誰が何語を喋れるのかって、ドキドキしてしまいました。イー、アール、サン・・・と3.5点
フランス語
トリプル・トラップですけど、引っ掛からないですよね?
あうぅぅぅぅ。
四回くらい「ギョっ!」とさせようと言う魂胆があるんやないかと思うんですよ。
一回目。刑務所の面会室で。「それ、見飽きてるヤツ」
二回目。地下鉄チェイサーズ。「えーー?無理あり過ぎやろ」
三回目。作家ネタバレ。「それ、思ってた。だいぶ前から」
四回目。自白誘導。「それかよ!」
って事で、罠三つはアレです。易々クリアできるヤツですけど。
四つ目は「あ。それがあった、忘れてた!!!」
よって、ハッとしたのは一回だけでした。
幾つかの海外映画でおなじみの顔ぶれが集まってるところが興味を惹きます。謎解きはですね。なんか。ちょっと物足りなかったです。
トリプル・トラップですけど、引っ掛からないですよね? でも、あなた、この謎解き、お忘れになってでしょ?
って言う鬼畜サスペンスでした。結構、面白かったけど、おバカ・シンプルなエスケープ・ルームの方が俺向きではありました。
フランス風サスペンス?
最初からラストは想像出来ました。
だけど面白かったです。
巻き込まれた4人だけが、傷つけられたり、殴られたり、撃たれたり、巻き込まれ損でかわいそう。
誰が主人公かわからなくて、誰目線で見たらいいのかわからなかったです。
謎もいいし、観せ方もいい
世界的ベストセラーの完結編を翻訳するために集められた9人の翻訳家。原本は厳重に管理されて、絶対に流出しないはずなのに、何故か一部が公開され「金を払わないと続きも公開する」という事態にっていう話でね。
謎解きも入り組んでて面白いんだけど、その観せ方がうまいの。事件が起きるか起きないかで、時間を二ヶ月後の翻訳完了時点にとばすんだよね。警察で出版社社長が誰かと面接してて「犯人は捕まったんだな」って思うの。
「誰だろう?」って思いながら観てくと、また警察のシーンで、あっさり「こいつか!」って顔を出すのね。そして、そこから続くドンデン返し。
事件に戻って、ドンデン、また事件に戻って、ドンデンで観てて飽きないし、一つ一つが「なるほど!」と納得感あるのね。良く練られてる。
最後の謎も「そうだったのか!」とオープニングシーンの理由も解って良かった。
途中で、ローズマリーっていう出版社の社員が、原稿を公開する遠隔操作用のパソコンにたどり着くの。でもそこに、出版社社長にローズマリーが叱責される写真が置いあって、「この社長には従えない」ってローズマリー裏切んのね。
犯人側の「ここに来るのはローズマリー。この写真でパソコン破壊を思い留まるはず」っていう先読みがカッコよかったな。
犯人側の動機は納得なんだけど、それでも犯罪を敢行したために、犠牲者が出ちゃうんだよね。そこが、やっぱり、犯罪じゃなくて、他にやり方なかったかなって思わせんの。
あと普通は「こいつは怪しい」っていう奴は絶対に犯人じゃないんだけど、そこを外してくるのもうまくて面白かったよ。
Catherine Zeta-Jones
I supposed I had a fun time with seeing this film because l didn’t feel sleepy.
I thought for sure that this film was a part of The Da Vinci Code series, so I really really expected to see it. But I was disappointed that it wasn’t bigger scale movie than expected. The locations were almost in the basement and, after all, there were no actor and actress l’ve known. Sorry my ignorant . And yet, I was amazed to see their fluent French. I heard they were from any other European country such as Ukraine, Germany, Portugal and others.
Lastly I assumed she was Catherine Zeta-Jones.
タイトルの出方がおしゃれ!さすがフランス映画!
中盤ですんなり犯人がわかってしまうので、犯人探しの映画ではなかった。
犯人の動機はなんとなく想像ついたけど、そっちかーーー!ってなったし楽しかった!
ただ、ミステリー映画だからだと思うんだけど、見てるみんなが「オリエント急行殺人事件」の犯人を知ってると思うなよ〜!
観て良かった
「翻訳家」というテーマに期待しすぎたかも
物語あり、一つの作品であり、一冊の本でもある
2020年 11本目 ★★★「ナルホド、ナルホド、ナルホドな」
覆面作家は○○いる
翻訳家たちが豪邸に幽閉されている時間を基軸に、過去と未来が錯綜するので若干混乱するが、かなり周到に練られた脚本であることは間違いない。そして語るべき内容を過不足なく映像で語れているのは見ていて気持ちがいい(そうでない映画も多い)。この監督の「タイピスト!」が好きだったので見ようと思ったのだが、ミステリ映画でオリジナル脚本というのも立派だ。
ポール・マッカートニー似の青年は、よく考えると確かに回りくどいことをしすぎとは思うが…。個人的には「エラゴン」を書いた早熟のクリストファー・パオリーニを連想した。
翻って、着想のもとになったという「インフェルノ」の逸話は、さほどの小説とも思えないのに、たいそうなことをするもんだと訝しんだ。
アタリ
【「失われた"時"を求めて」・・・】
ー 序盤はアングストローム(ランベール・ウィルソン:彼が本を愛する男から、利益に走る男になっていく姿の変容する様が観たかった・・。)の姿に激しい嫌悪感を覚える。ー
・アングストロームが行う、翻訳者たちの扱い。
監禁、人権侵害、傷害、自殺幇助 そして・・・。
・”お前、いい加減にしろよ!”と思いつつ、脚本の瑕疵も気になる。
(各自、突っ込んで下さい・・。)
◆私が特に気になった所
・カテリーナ(オルガ・キュリレンコ)はどうなったちゃったの?
・ダリオを演じたリッカルド・スカマルチョの劇中での使い方、空回りしていない?
・二人の対峙の場面も予想通りだったしなあ。
(アングストロームの立場は予測できたが・・、対峙している相手までは予想したが・・当たった・・。)
<けれど、"自分のものは自分で守れ"という信念を貫いた、かの人の姿には”ぐっと”来た作品。
作品全体の空気感を含め、特に後半は見応えがあった作品。
只、集った翻訳者達の一人ひとりの背景がきちんと描かれていれば、もう少し作品に深みが出たのではないかなあ・・・と思った作品でもある。>
<2020年2月12日 名古屋駅前 ミッドランドスクエアシネマ2で鑑賞>
ミステリーの中にミステリー
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