劇場公開日 2020年1月24日

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9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレビュー・感想・評価

全201件中、141~160件目を表示

3.0覆面作家は○○いる

2020年2月15日
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梨剥く侍

4.0アタリ

2020年2月14日
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期待しないで見たらなんとも面白かった! ナイブズアウトに続いて鑑賞 フランス語を翻訳する訳者を集めるというプロットがユニークだし、脚本も秀逸 中盤に容疑者が特定されるんだけど、そっからどうなるの??で最後まで飽きさせない話運びの上手さよ 最近英語を喋るドイツ人の映画(ジョジョラビット)を見たもんで、フランス語が喋られるキャストをきちんと集めたのにも感心 ハリウッド制作でなくても面白い映画作れるんだなあと

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ぼろんてーる2

3.5【「失われた"時"を求めて」・・・】

2020年2月12日
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悲しい

怖い

幸せ

 ー 序盤はアングストローム(ランベール・ウィルソン:彼が本を愛する男から、利益に走る男になっていく姿の変容する様が観たかった・・。)の姿に激しい嫌悪感を覚える。ー  ・アングストロームが行う、翻訳者たちの扱い。  監禁、人権侵害、傷害、自殺幇助 そして・・・。  ・”お前、いい加減にしろよ!”と思いつつ、脚本の瑕疵も気になる。  (各自、突っ込んで下さい・・。) ◆私が特に気になった所  ・カテリーナ(オルガ・キュリレンコ)はどうなったちゃったの?  ・ダリオを演じたリッカルド・スカマルチョの劇中での使い方、空回りしていない?  ・二人の対峙の場面も予想通りだったしなあ。  (アングストロームの立場は予測できたが・・、対峙している相手までは予想したが・・当たった・・。) <けれど、"自分のものは自分で守れ"という信念を貫いた、かの人の姿には”ぐっと”来た作品。  作品全体の空気感を含め、特に後半は見応えがあった作品。  只、集った翻訳者達の一人ひとりの背景がきちんと描かれていれば、もう少し作品に深みが出たのではないかなあ・・・と思った作品でもある。> <2020年2月12日 名古屋駅前 ミッドランドスクエアシネマ2で鑑賞>

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NOBU

4.5ミステリーの中にミステリー

2020年2月11日
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知的

翻訳している作品はミステリー 映画本編もミステリー 翻訳している作品が、監禁されているのに漏洩していく 少しずつ、明らかになる真実。 完全にスッキリしたとは個人的に言えない部分もあるが、作り込まれたミステリー。 犯人が途中で明かされても、方法が分からなかったり。 色んな仕掛けを楽しめた 最近はあまり事前情報を入れずに直感で観たいって思った作品を観てるので、 期待値も高くないからか、楽しく観れた。 私も翻訳された作品を本では読むが、出版社って色々大変なんですね

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うみ

4.5映画全体としての謎解きに唸らされる

2020年2月11日
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興奮

知的

 強烈な印象が残る作品である。冒頭の手品師のネタに関するモノローグが映画全体の謎解きを暗示していることに暫く気付かなかった。本棚が燃える背景も、その時点では意味不明であった。  ストーリーは公式サイトにある通り、世界的なベストセラー小説の続編を世界同時公開しようと目論む出版社の社長が、9人の翻訳家を一箇所に閉じ込めて翻訳させるという話である。外部とのあらゆる通信手段が封じられ、社長のスマートフォンだけが外部に連絡できる。しかし翻訳がある程度進んだクリスマスの夜に、誰も持ち出せないはずの原稿をインターネットで公開するという脅迫メールが社長のスマホに届く。  オルガ・キュリレンコ目当てで鑑賞したが、ストーリーに引き込まれてしまって、彼女の美貌や伸びやかな四肢を楽しむどころではなかった。そういうシーンもあるにはあったのだが。  インターネットが世界中に行き渡った現代では、紙の本の出版は採算ベースで考えるとかなり難しい。60万部を超えた田中みな実の写真集など、例外的な大ヒットを記録する場合もあるが、大抵の新刊はあまり売れない。岩波文庫の古典は根強く売れているかもしれないが、それは小説家を志す人が主な購買層という皮肉な可能性もある。  ただどんなジャンルにもコレクターがいて、小説も本として買い揃えたい一定の層が存在する。人気の小説であればその層も厚くなり、売れない紙媒体の本でも数百万部という大記録を達成することがある。  本作品の「Dedalus」第三部はそうしたベストセラーの典型という設定で、なんとしても販売部数を伸ばして巨額の利益を得ようとする出版社社長の拝金主義、我利我利亡者ぶりが浅ましい。目的のためには手段を選ばずで、間違いなく人権侵害に相当する監禁の中で、9人の翻訳家たちはそれぞれの目的で翻訳作業を続ける。  ストーリーについては何を書いてもネタバレになりそうなので迂闊なことは書けないが、登場人物それぞれの視点での真実の吐露が、時間的空間的に重なり合ったり食い違っていたりと、観客が最後まで翻弄されることは間違いないと思う。長いジェットコースターに乗っているみたいに、左右上下に次々に現れる謎解きに息をつく暇もない。  世界観も広く、人間ドラマもあり、サスペンスも味わえて、映画全体としての謎解きに唸らされる。映画にこれほど心を揺さぶられた経験はあまりない。ドラマとしてもエンターテインメントとしても素晴らしい作品である。

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耶馬英彦

3.5オーソドックスな謎解きではなく、面白かった

2020年2月11日
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ベストセラー小説を世界同時発売するために、主要各国の翻訳家を集め、スマホ回収、外出禁止の状態にしているのに、「大金を払わないと、原稿をネットで公開するぞ」という脅迫が届き、翻訳家たちが疑われる話。 最初は「誰?」、次に「なぜ?」、最後に「なるほど」と。推理小説とコンゲームが入り混じった話で、楽しめた。 フランス、ベルギー合作映画らしく、"痛快" ってわけではなく、考えることが多かったけれど、文学への愛が伝わってきた。起きることに対して、「そんなにはしないでしょう」と俺が思ってしまうのは、世界的ベストセラー小説から生まれる金額や、密室状態に置かれた人間たちのことを、実感としてわかってないからだと思う。 金を払った価値はちゃんとあった。

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CB

3.0外国語の入り乱れ

2020年2月9日
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実話であれば、もう少し大胆な展開にできた気がしないでもありませんが、実話に基づいて作ると、このスケールになってしまうのでしょう。 最後まで首謀者が当てられなければ楽しめ、最初から予想がついてしまう人にとっては駄作。 自分の目で確かめる価値は…ある、かな? 地上波には降りてこなさそうだし?

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CS

4.0日本製は優秀

2020年2月8日
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まさかあんなに早く話が動くとは。確かにネタバレのオンパレードですね。いや~久々にスクリーン釘付けになりました。それにしても日本製のコピー機って優秀なんだな。

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あらじん

3.5迷っているなら断然コチラ!

2020年2月8日
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名探偵と刃の館と どちらを観ようか迷っているならコチラが断然オススメです 好みにもよるんでしょうけど アチラは作り物の謎解きで コチラは血のかよった人が出ている謎解きです アチラ星3つにしましたけど この星半分の差はけっこう大きいです まぁ結局は好き嫌いの問題なんですけど

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hachi

3.5関心はするが、感動には至らない

2020年2月7日
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知人がやたら推していたので見てきました。 前半がとにかく退屈でしたが、中盤からはそれなりに楽しめました しかし最後まで見て、満足感が残ったかと言えば、そうでもなく。 いえね、ミステリーとしてよく考えられていると思います。 本編でもちらっと出てくるように、アガサ・クリスティー的でもあるし 前半の退屈さが後半で覆されるのは「カメラを止めるな」を想起させます。 2転3転する終盤の展開、言葉のレトリックのみで相手を破滅へと追い込んで行く手法などは、西尾維新の戯言シリーズ(「クビキリサイクル」「クビシメロマンチスト」等)を思い出しましたよ。いや、うまいです・・ほんと。 ただ・・「で?・・それで?」ていう感じなんですよね。 「ミステリーのいいアイディア考えついちゃった」と言う以上のもの・・言い換えれば、映画的魅力を本作からは感じなかったんですよね。シナリオで勝負するなら、序盤から謎とフックを散りばめて牽引するべきだし、後半のちゃぶ台返しで前半の退屈さの帳尻合わせをするなら、せめて登場人物たちのキャラクターで牽引したいところですが、どうにもキャラが弱い。9人の翻訳家も、彼らを集めた社長も、ちょっと魅力に乏しいなと感じました。 過度な期待をしなければ、見る価値は間違いなくあります。 2回見たら評価がまた変わりそうな映画ですが、2度みたいという気にならなかった時点で、わたしには合わなかったのだろう・・という事でこの点数でご勘弁を

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猫シャチ

3.5普通に面白い。

2020年2月6日
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普段ミステリーをあまり観ないので、私は楽しく観れました。テンポも早く、まさかの展開に思わず唸ってしまった。 一度に9カ国語を聞けるのは楽しい。 可もなく不可もなく、無難に観れるミステリー映画です。

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マキ

3.0犯人の動機

2020年2月5日
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ラストに近づき、急に面白くなって、急激にトーンダウンした。犯人の動機がまったく理解出来なくて、面白くなぅなっちゃいました。

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スミちゃん

3.5フランス味が濃くて、そのあたりで好き嫌いが分かれそう。冒頭のシーンで思ったことは多分正しいです(がっつりネタバレ)

2020年2月5日
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mikyo

2.5残念な一作

2020年2月4日
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masaさん

4.0虚構と現実

2020年2月4日
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U-3153

3.5タイトルなし

2020年2月4日
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ミステリー作品なので何かは起きる だろうとは思ってましたが ぐぐぐぐっとのめり込ませてくれる なかなか面白い作品でした。  世界的ベストセラー小説「デダリュス」 このミステリー小説を各言語に 翻訳するため9ヵ国から翻訳家が 集められるんですが、 翻訳を行うのに隔離され、 制約もあるっていうこの設定が面白かった。 観た後で知りましたけど、 「ダ・ヴィンチコード」で有名な シリーズ小説の4作品目の翻訳の際に 各国の翻訳家を地下室に隔離して 翻訳をさせたっていう 事実をベースにした設定なんだそう。 出版前に内容が流出したら、 売上に打撃があるでしょうし 出版元としては色々大変なんですね~  まぁそんな状況下でお話しは 進む訳ですけど、これ本当に面白い 作品なのかなぁ?なぁんて思った 部分も正直あったんですが、 ミステリー性が展開しスリラーな部分も 含んで加速度的に進むあたりがどんどん 面白くなって目を離せなくなりました。 9人の翻訳家っていう位なので 様々な言語が入り乱れるシーンは ドキドキ感とスピード感があって 見応えありました~。 知らない役者さんが多かったですが 「テリーギリアムのドンキホーテ」にも 出演していたオルガ・キュリレンコさん、本作でも美しかったです😍

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とみまる

4.0楽しい終末世界へ。

2020年2月4日
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質の良い推理小説を読んでいる時の感覚、あの快感を味わえる映画作品だった。 小説を書く者、翻訳する者、小説を売る者、登場人物の全員が本に関わり、物語の全てが本に関わっている。 読書が好きで好きでたまらなかったあの頃を思い出しながら観ていた。 ミステリーっていいな、と再確認。 「誰が、なぜ、どうやったのか」「一体何のために、何をしたのか」を少しずつ推し図りながら読み解いて鑑賞する楽しさと刺激。 私の考えなど簡単に外れ、物語が遥かに越えてくれる喜び。予想外の展開、ひっくり返る思考。 奥深い真実が示された時のどうしようもない切なさ。 美しく構成と鋭いストーリーの前にひれ伏すしかない。 文学への愛と執着、人間への愛と執着。 曲者キャラが揃う中、「原稿の流出」という事件はなんだか地味に感じてしまい、最初はローテンションだった。 しかし、「種明かし」が幾つも連なるごとに驚愕のテンションが重なり、後半はもう高まる一方。 行ったり来たりする舞台と時間の演出もお見事。 洒落にならない悲劇も起きていくけれど、振り返るとロマンに溢れた物語でもある。 謎に包まれた著者に会いたいと、最新作を一早く読みたいと、を素直に吐露した彼女。 アニシノバの狂信的で純粋なファン心理は非常に人間らしくて良い。 しかし「デダリュス」の表紙がかなりダサいのがずっと気になった。 もう少し品があってスタイリッシュなデザインにすればいいのに…と、本が映るたびに思ってしまう。 大学で研究されるほどのベストセラーなら尚更。 存在しない小説だとは知りつつ、デダリュスを読んでみたい気持ちは抑えられない。暗証番号は覚えた。

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KinA

4.0しっかりしたミステリー

2020年2月3日
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久しぶりにしっかりしたミステリーが見たい、というならば適作。話の展開は一癖つけつつ、わかりづらい部分もなく、確かな感触。役者の芝居や演出も安定感あり。 見終わってトリックを振り返ると「そういうことなら、あれはなんだったのか?」というところはあるけれど、まぁミステリーにはつきものの、惹きつけるためのアレってことで。ご愛敬。 ミステリーを見たなー、って感じで映画館を後にできます。意外とないですよね、こういう直球ミステリー。

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今日は休館日

3.5こんな展開に

2020年2月3日
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最後はこんな展開になるとは予想もしなかったです。思ったより大きなどんでん返しですね。

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ごっとん

4.0ENIGMA 自分の物は自分で守るべし

2020年2月2日
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アキ爺