劇場公開日 2020年1月24日

  • 予告編を見る

「風が立つ、魂に刻まなければならない。」9人の翻訳家 囚われたベストセラー 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0風が立つ、魂に刻まなければならない。

2021年12月26日
iPhoneアプリから投稿

悲しいお話。

Le vent se lève, il faut tenter de vivre「海辺の墓地」より

「風が立つ。生きようと試みなければならない。」
フランスの詩人 ポール・ヴァレリーの言葉です。

文学を守りたかったのね。なんとなく初めからそうではないかと思いながら観ていたのに、それでも最後は涙が出た。

予見させながらも、惹きつけるってさすがのフランス映画でした。最後は胸が痛い。

大粒 まろん