ブレス あの波の向こうへのレビュー・感想・評価
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【”あの波を越えて、僕らは大人になる!”滅多に観れないオーストラリアで大ヒットしたサーフィンムービー。少年たち、色んなサーフィンをしています・・。】
■オーストラリア西南部の田舎街。
バイクレットとルーニーは日々刺激を求めて冒険に明け暮れていた。
ある時伝説のサーファー・サンドー(サイモン・ベイカー)からサーフィンを教わり、すっかりその魅力に取り憑かれた2人は、次第にライバルとして互いを意識するようになっていく。
序でに、サンドーの片足が不自由な美し過ぎる奥さんイーヴァ(エリザベス・デビッキ)の美しき魅力にも惹かれていくのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作のフライヤーも手元にある。
観たかったのだが物理的、時間的に鑑賞出来なかったのである。
ー あとは、少しの噂も・・。-
・バイクレットとルーニーが、伝説のサーファー・サンドーからサーフィンを習い、ドンドン上達していく様は観ていて面白い。
特に、ビッグ・ウェイブを捉えて、波の上に立つ数々のシーンは盛り上がる。
・だが、この作品は後半、サンドーが学校を辞めたルーニーを連れて東南アジアにサーフィンの旅に出た後に、残されたイーヴァとバイクレットが寂しさを埋めるがごとく、SEXのシーンが延々と描かれるのである。
ー ええつ、サーフィンの映画じゃないの!確かに○○の上に立つという意味では、サーフィンかもしれないが・・。ホント。スイマセン。だけど、エリザベス・デビッキから誘われたらそりゃ、乗るよなあ。重ねてスイマセン。ー
<今作は、滅多に観られないサーフィン映画であり、その魅力は十分に伝わって来る。
だが、ストーリー展開は、もう少しサーフィンに特化して欲しかったなあ、と思った作品である。
重ねて言うが、美しきエリザベス・デビッキから誘われたら、10代の少年は、ベッドでサーフィンしちゃうよなあ、と思った作品である。ホント、スイマセン・・。
でもね、フライヤーによると、この作品オーストラリアでは大ヒットしたらしいですよ。>
13.5歳から18.5歳くらいまでのメンドクサイ時期の話。
①僕ちゃん->②サーフィンにハマり親離れしかかる->③挫折->④年上の女性との性愛にはまる->⑤厭世->⑥親元に戻る(内心の話)->⑦我が道を進む
③と④の間に同級生ガールフレンドが入って来たり、死を間近に見たりのエピソードが挿入されます。思春期男子の成長物語のテンプレに国境は無いなぁ、って思わされる映画でした。ちなみにオーストラリア製作。なんと言ってもオーストラリアの海岸と海の美しさ、と言うか雄大さ。バーニーズの波と来たら、もうなんとも言えません。サーフィンはスタントとの事ですが、もう、本人にしか見えないんですけど、どうやったの?
④のところが冗長で、すこしダレた。同級生ガールフレンドが物語にもう少し絡んで来てくれたりした方が、悶々の厭世観が表現できた様な気がする。オーストラリア映画得意の「フィルハーモニックオーケストラ」演奏の音楽も良かったです。
Breath
息ができないほどに苦しい日々
呼吸のためには自分自身の力で、海面から
上に顔を出すしかない
主役男子二人が、肉体的にも子供から青年になって行くところが、えらくリアルで、そこに引き込まれました。サーフィンシーンと海中のシーンは美しかった。「朝が来る前に」の海中シーンは芸術的な画で勝負だった。こちらはダイナミズムでした。動的。
わたくし、泳げないんですよね。正確に言うと、浮くけど進まない。5kmの沖合の岩礁に出てサーフィンとか正気っすか?彼らの命知らず感には慄きっぱなしでした。
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