トールキン 旅のはじまりのレビュー・感想・評価
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ロードオブザリングが生まれた理由がよく分かった
ロードオブザリングの作者は創作の天才だから、あんな大作を作ることが出来たと思っていたが、間違いだった。自分たちと同じように苦しみ、もがき、それ以上に悲しみ、そして仲間や家族を愛したからこそ生まれた作品なんだな、と改めて感じた。
特に印象的な台詞は確か最愛の人エディスが言った言葉で、
心が弱っている時にこそ、志を高く持って
あと
目標が定まらないなら、いっそすべて捨て去って
トールキンには三人の親友と最愛の人、素晴らしい指導者がいたからこそ、家族に恵まれなくとも志を捨てずに、ロードオブザリングやホビットという作品を創ることが出来た。それは、偶然ではなく彼の優しく、誰に対しても親切な人柄が引き寄せたのだと確信し、自分も見習わなくてはいけないと感じた。
トールキンの世界観がつくられた一端を知ることが出来る見応えのある作...
トールキンの世界観がつくられた一端を知ることが出来る見応えのある作品。友情の美しさと戦争の残酷さが交錯していき心の奥深くに刻まれていった。
素晴らしい作品!
もう、人生そのものが「ロ-ド・オブ・ザ・キング」だったんですね!
トールキンさんとエディスが指を絡ませ手を絡ませるシーンがとても印象的でした。
リリー・コリンズさん綺麗です。
トールキンさん素晴らしい作品を残してくれてありがとうございます。
ラストは震えました(>_<)
物語作者の物語
友情、戦争、恋愛、言語、物語
個人的には映画のテーマとして好きなものばかりなので、とても楽しめた。
母親の死の場面、時間が止まったような感覚を映画がきっちり描いていた。
戦場の場面の過酷さ、観ていて辛くなる。
それでも親友に呼ばれた気がして動いていくことで、致命傷は逃れた。亡くなった親友が守ってくれたような気がした。
たくさん描かれていた絵から飛び出してきたような、戦場の怪獣、騎士、馬はトールキンには見えていたと思う。
彼の書いた本を読みたくなった。
第一報を聞いた時から、とても観たかった作品をようやく観られた LO...
第一報を聞いた時から、とても観たかった作品をようやく観られた
LOTRの世界観、種を越えた仲間の絆、生きるということ、死ぬということ
いつだったか、あの壮大な物語を生み出した人は、かつて第一次世界大戦で戦ったと知り、納得したことがある
なぜなら、あの物語には、深い喪失や、限界を味わっただろう人に描ける何かがそこかしこにあるように感じたから
謎解きのような気持ちをどこかに持ちながら、観ていた
彼の人生は、思っていた以上に大変で、でも豊かで、愛に溢れ、悲しみを伴うものだった
それと、彼が生まれ持った才能
これらすべてが、今でも世界中の人々を惹きつけてやまず、忘れることのできないあの世界と物語を作り出したんだ
もう一度、LOTRとホビットの映画も通しで観たくなった
きっと、違うものが見えてくる気がしている
褒めて言えば誇張のない、貶めて言えば特徴のない映画
劇場のバックヤードに潜んだ“2人”の背後から、「ラインの黄金」の冒頭の動機が鳴り始めたシーンには、鳥肌が立った。
だが、残念なことに、すぐに平凡なBGMに戻ってしまった・・・。
このシーンに象徴されるように、見終わった後、「ハテ、何の映画だったか」と考えてしまうほど特徴のない、何一つインスパイアされない作品であった。
だが一方、若きトールキンを、誇張なくリアルに描いた作品と賞賛することもできるはずだ。孤児、「不滅の4人」、エディス、言語学と学資不足、第一次大戦・・・。
また、ロケーションやセットが秀逸で、舞台背景はとても良かった。
残念だったのは、従軍のシーンだった。
自分はかねてから、小説「LOTR」は、従軍経験がないと書けない作品だと思っていた(物音におびえながら野営したり、満足な備えもないまま進軍したり・・・)。
しかしながら、P.ジャクソン監督のクソ映画「LOTR」の悪影響を受けたのか、ゴーストが勝手に出てきたり、単純で残酷な戦闘シーンだけで終わってしまった。
また、描かれた“フロド”と“サム”は、ある程度事実なのかもしれないが、出方が散発的であったため、変にしつこくて自分には興ざめだった。
とはいえ、トールキンがあれほど絵を描くことが好きだったとは知らなかったし、クソ映画「LOTR」の悪影響も最低限だったし、良い意味で予想を裏切ったシンプルな作品だった。
ホビットにまた会いたくなりました
戦場でトールキンに従う兵士の名がサム!
それだけでロードオブザリングをもう一度観たくなりましたw
戦場には彼が描くようなキャラが度々登場する、もちろん映画の演出ですが、彼の目には本当にそう見えていたのではないかと思ってしまいます
妖精たちの美しい言葉を造り出す彼、その世界を愛する妻、語り合う友人たち、全てが羨ましく感じられます
やはり自然の中で育まれる情感
ホビットは大好きな物語の一つ。それを産み出した過程が描かれ、興味深く鑑賞。
想像力は、よほどのことがない限り、自分の身の回りの延長で育まれると思う。トールキンもやはり、幼少時の緑豊かな環境が、彼の想像の源の一つになっていただろうと思うと、子供には出来るだけ自然に触れさせられるといいと思う。
というように、イギリスが舞台の映画は、例え本当のwild natureではないとしても、森や木々が美しく、身近に描かれ、羨ましく思う。
映画としては、面白いが、何か今一つグッと来ないものがあったのは、多分、友情に焦点が当たるわりには、個々の人物像がはっきりしないところかな。トールキンその人も、俳優の演技は魅力的だけど、セリフに感銘を受けることが少なかった。
タイトルなし
📖『指環物語』
作者であるJ.R.R.トールキン
.
トールキンは
両親を順に亡くし孤児となったが
階級社会の英国で良家の子息が集まる学校へ
ここで出会ったのは生涯の友
心も体も成長する大切な時期に
素晴らしい仲間と出会えたことは
一生の宝✨
互いに刺激しあい
将来の夢を語り合い切磋琢磨し
オックスフォードやケンブリッジへ
挫折しそうなときや過酷な戦争の中でも
仲間との絆や愛する人に支えられ
彼の物語はかたちになっていった
その過程が映画の中で描かれています
これは実話をもとに描かれた映画
.
父をSirと呼ぶ
Tea salonでの歓談等
伝統を重んじる英国文化満載
.
20世紀フォックスの平山義成氏が
トークイベントで語ってくれましたが
少年期青年期を演じた皆が素晴らしく
イギリス俳優の層の厚さを感じられた
出演者皆今後の活躍も楽しみになる
この映画はまた劇場で観たい
そしてまた
トールキンの作品を読みたくなった😌
戦前のイギリス
戦前のイギリス社会を上手く表現した作品でした。当時の青年たちの紳士的な日常生活、恋愛、家庭、そして戦争へ突入する社会、感動だけではなく悲しみも多く含まれたストーリーで、今の日本の生活には無い魅力ある映像が垣間見れました。
愛と友情で生かされてきた青年の半生。
映画を観て、こんなに満たされた気持ちになったのは久しぶり。
良い意味で期待を裏切られる作品でした。
『ロード・オブ・ザ・リング』を映画館で見たことのある人なら、絶対満足できるかと思います。
物語は、彼の幼少期からスタート。
父を早くに亡くし、母と牧師を頼りに都心に移り住んできたトールキン兄弟。
慣れない生活に苦労していた矢先、今度は母親が病に倒れ、兄弟二人は孤児になってしまいます…。
牧師の力のおかげで、どうにかお金持ちの養子になった彼は、優秀な成績のおかげで一流の学校に通うことができたのです。
そこで出会うのは、彼の運命を決定づける3人のクラスメイト。
最初はいじめられたり、喧嘩したりで散々でしたが、ある事件がきっかけとなって、あっという間に仲良しに!
勉学に趣味に、互いに励まし合いながら共に目標を持ち成長するうちに、深い絆が芽生えていくのです。
4人の少年はエリートだからこそ、大人からの期待を背負い、将来は決められた進路を進む予定…。
でも、本当にやりたいことは別にあり、密かに将来の夢を諦めていない…。
この時代だからこそ、色々と悩ましい部分が沢山あったと思います。
でも、彼らは決して夢を諦めることなく、いつかきっと夢を叶えようという気持ちを胸に抱き続けていました。
皆同じような境遇だからこそ、通ずるものがたくさんあったことでしょう。
4人の絆があったからこそ、あの有名なトールキンの物語は生まれたんだと思います。
4人の固い友情は、まるでロードオブザリングに登場するホビット族の仲間そのもの。
最後の最後まで、決して破られることのない友情の強さはとても素晴らしかったです!
そして、さらにこの作品の素晴らしい部分は、トールキンの愛情深さ。
幼い頃に母親から愛をたくさんもらい、素敵な物語をたくさん聞いて育ってきた少年。
だからこそ、人を愛することは人一倍強かったように思います。
愛する女性を一途に想い、ひたすらその愛を貫き通した直向きさに感動!
途中どうなるのかハラハラドキドキするところもありました。
でも、最後まで愛することから逃げなかった彼の真の強さが、素晴らしい結果に結びついたんだと思います(^^)
また、ストーリーも素晴らしいのですが、それと同レベルで素晴らしかったのが映像の美しさ。
彼の想像する世界と、現実の世界が複雑に絡み合う瞬間にドキドキさせられました。
特に、戦争のシーンはすごく魅力的!
暗闇に浮かび上がる黒煙が徐々に得体のしれないものになっていく様子にビビりました。
カメラアングルも実に緻密で、美しくて観ている観客を飽きさせることがなかった!
こんなにもリリーコリンズが美しく映し出されていたことに感動!
彼と彼女のやり取りは見ているこちらの気持ちをドキドキさせてくれました(^^)
映画を観る前は、かなり地味で暗い印象のでしたが、観終わった後はとても明るく、心がほっこりしました。
観た後と観る前でこんなに気持ちが変わったのは久しぶり!
地味で面白くなさそうなフライヤーの広告がなんだか切ない。
これは宣伝でかなり損をしている、そんな気持ちになる程素敵な作品でした(笑)
ありがとうございました(^^)
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