鹿の王 ユナと約束の旅のレビュー・感想・評価
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原作を読んでいないけれど…
だいぶ端折ったな、っていうのを感じる。あっさりそれぞれの国の利権は説明されど攻防戦の描きに奥行きがない。どちらかと言うとみなしごと家族失った父親の関係がいちばんのメイン、とみればこれで良いのかなー。とは言っても流れるように話はまとまってたし面白かったです。
残念...
上橋さんの書く物語は好きですし、映画も手抜き無しで作られたとは思うのですが...。
キャラに魅力が無いこと、ストーリーに深みがないこと、他の方も仰っているように「もののけ姫」が連想されてしまうことで、中途半端な印象でした。
タイトルが悪いかも…です。(書籍では適切)
本作、本屋大賞?で話題になった時に、一度読んだきりで上映を観賞しました。
と言っても、独角(確か独り身の決死隊だったと記憶)や飛鹿(イメージ通りのヤックル)とバッドエンドだったなーと薄い記憶でした。
何故か低評価が多いのは、前提として原作の上橋菜穂子氏はSFファンタジー作家という事や、一度でも原作を読了していないと理解出来ないかもと思いました。
また、予告などは新海作品風なのに、実は宮崎駿作品風なので戸惑うのでは(*´Д`)
(実際隣の中学生風2人組は、「最後は鹿になったという事⁈」と感想を言っていましたし笑)
踏まえて、原作の上橋氏は本来は宮崎駿級だという事(本当に❗️)+時間制約があると、ご理解下さい。
とはいえユナに癒されますし、作画もハイクオリティです。キッズでなければ充分満足できる作品だと思いますので是非ご観賞下さい。(上記、中学生のシーンについては、個人的に“見えていないだけ”だと思います。)
原作未読者にはつらそう
原作は児童文学最高傑作のひとつだと思っています。
民族間抗争
権威と権益
テロリズムの民意
医療科学と治癒信仰
マキャベリズム等々
文化人類学のエッセンスを盛り込んだ原作を映画化するのは、正直難しいと思っていました。
映画で破綻していなければそれだけでいいや、とも思っていました。
ギリギリ映画の体は保ててたかなと感じました。
原作の3割は表現できていたかな。
ウーン?微妙です
原作未読。評判の高い作品でしたが率直に分かりにくかった。敢えて曖昧にしているのかも知れませんが映画の尺にまとめるのであればもうひと工夫あればなぁという感じ。アニメのタッチも一昔前のような?
17
この映画を観て、上橋さんの本も読んで欲しいなあ
酷評が多かったので、どうかなあと思いつつ、上橋菜穂子さんの作品は大好きなので観ない訳にはいかず。鹿の王は、本を読んでも難しい内容だったので、映像にするとなると、やっぱり時間は必要なんだと思います。そんな中で、逆に良くまとめられたなあと僭越ながら感心しました。本を読んでいない夫も、ちゃんとわかったと話しており、本を読んでみる気になっています。私は、とても良かったと思います。
期待しすぎてるとは判ってたけど
すごい好きな作家さんの一番好きな小説の映画化。
公開が延ばし延ばしになってたこともあって期待が膨らみ過ぎてるのは自覚ありました。
まず出だしの風景が美しくない。
ストーリーも小説を知ってる人にはどうしてそうしたかなぁ。ってなるし、小説を知らない人には説明不足だし。
もっと医学に基づいたこのコロナ禍だからこそ見たい、見せたい話なんだけどなぁ。
でも、声優陣は良かったな。キャラ設定も良かった(ユナはいまいち)
話の壮大さから言ってやっぱり長期アニメドラマにすべきだったね。
同じ作家さんのNHKでやってた綾瀬はるか版の「守り人」シリーズくらいは丁寧に作ってほしいわぁ
医者はイケメン設定で
有名な人が監督らしいが、内容は凡。
何かこう少女と世界を救うやつである。
子供よりも大人向けの作品か。
良い点
・キャストの棒読みが顕著でなかったのは良い意味で期待外れ
悪い点
・キャラデザが可愛くない
・説明が多い。設定や勢力が分かりにくい。
・謎のズッキュンポーズ
・埋めるためのシーンでシーンを埋めがち
・そもそもタイトルがダサい。
ストーリーと尺が合ってない
原作未読。
音楽荘厳、風景きれい。キャラもそれぞれ魅力的。
しかし、設定が把握しきれないままどんどん話が進む。国同士の歴史やどれがどの種族かなど、固有名詞がすべて初めて聞くものだから覚えきれない。
しかも、主要人物はユナも含めて4人、さらにストーリー上必要なキャラも4人プラスアルファ。これをまんべんなく描写するから、見てる方は脳内で整理できないまま。
テレビシリーズで丁寧に、こっちの話あっちの話と物語る方が向いてると思った。残念。
楽しめた。予習しとけばよかった
聴き慣れない言葉がたくさん出てくるので、キャラと国の名前ぐらい予習してから行けばもっと映像に集中できたかなと反省。
映像は流石です。
モンゴルにロケハン行ったらしいですが、壮大な大自然を感じさせてくれました。
原作を知らないので、皆さんのレビューからあまり脚色のないものと考えますが、自然が壮大なだけに"わかりやすく"派手に感じられる展開やシーン、印象に残る部分が少ないです。緩急というより、常に急急...
しかし2時間圧倒されっぱなしでした。
尺が短いとの意見に同意ですね。
欲を言えばもう少し主人公と少女の関係に感情移入したかったです。何故かできず...
親心があればわかったのかな...
主題歌がとてもいいのでエンディングの演出は良かったです。エンディングだけで泣けそう。
原作読んでみたいと思います。
作画的には見事、エンタメとしてはもう少し
原作は上橋菜穂子(「精霊の守り人」「獣の奏者」など)の児童文学で、単行本では上下巻、文庫では全4巻。謎の伝染病の流布、抗体を持つヴァンとユナの追跡、帝国とその属領を巡る陰謀、呪術的医療と近代医療のそれぞれの役割など、非常に幅広く描かれたファンタジーだ。
これを映画化したため脚本はかなり圧縮され、ヴァンとユナの親子にフォーカスしている。とくに、戦いに破れ奴隷となっていたヴァンが、父として再生していくところが本作の肝だろう。
作画はジブリ出身の安藤雅司監督、ベテランの井上俊之など、そうそうたるメンバー。日常の丁寧な動き、動物描写、そして鹿や騎馬などを伴ったアクションは全編にわたって高いレベルにある。
崖を疾駆する飛び鹿、モンゴルをモチーフとした村の生活、子供の動きなどが特に良かった。
複数の地域を旅する美術も見事。
どうしても脚本がせわしなく、各カットの尺が短くなるため、人物の所作で性格を見せるのが難しそうだ。原作を圧縮するのでなく、一部を切り出したほうが映画としては良かったかもしれない。
数本に分ける選択肢もあるが、この品質で2本の映画を作るのはスタジオの負荷が高く、難しかったろう。
原作との大きな違いとしては、医師ホッサルがヴァンの旅に合流することで、ホッサルの医術院でのシークエンスを省略している。政治体制や領土問題も深入りしない。
専門用語も多く、原作と合わせて楽しむのが良いかもしれない。上橋菜穂子さんの小説はあっという間に読ませる力があるので、ぜひお勧めする。
時間が短すぎたのでしょう
原作未読なので、映画で見た分だけの評価
映像は綺麗です
後はちょっと
音楽は心に残らない
演技は声優じゃなくても上手い方は居ますが
この作品は全体的にダメ
何が鹿の王なのかも分からない
原作からの切り取り方が悪いのでしょう
自分と娘さえ良ければ後はどうでも良い
と言っている様にしか見えないのが
映画の主人公としてはどうなの?
犬の王
最初から最後まで全く飽きがこない映画でした。間延びするところもなく、ずっと見てられました。
内容的には一回では理解できないところもあり、もう一回見たいと思います。
最後のオチも大変素晴らしく、原作を読みたいと思います。
原作の世界観は壊していない
レビューがひどいものばかりで戦々恐々で観ましたが、原作を読んでいてファンならば、そんなに酷評しないのでは?という感じでした。
4冊分を2時間でやるのは無理なので、略されたところが多く勿体ないけど、よく通しでできたなと感心しました。
とはいえ、国と国の関係、民族間の争い、伝承を重んじる村文化など、映画だけではこの辺りのことが分かりにくく、話が見えにくくなっている気がします。
最後のヴァンの行動と、それに対するユナたちの行動が何を意味するのかも、原作を読んでいないとわからないでしょう。
あと、新型コロナに便乗した話だと思われている方がいるようですが、違いますよ。鹿の王のほうがコロナよりも先です。
言葉が難しくて分かりにくかったからと言って、そういうケナシはやめてほしい。
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