「How wonderful life is while you’re in the world」ロケットマン y.summerさんの映画レビュー(感想・評価)
How wonderful life is while you’re in the world
世界一の才能、富と名声、誰もが羨むものを手にしても孤独は埋まらない。愛し合える人がいることが人生を素晴らしいものにすることを実感じさせてくれる作品だった。親友のバーニーは最初からすべてわかっていたんだろう。「YOUR SONG」に答えはあったんだ。
ゲイであり金と偽りの愛で狂わすマネージャーの存在まで、プロットは「ボヘミアン・ラプソディ」そのもの。逆に言えば、才能ある者その代償として、両親からの愛の欠如やドラッグとアルコールに堕ちるべくして堕ちるのだろう。選択を間違え、失敗してもそれなりに幸せでいられる平凡というのも案外悪くないのかも。。
2時間を長いと感じさせない演出、パフォーマンスは素晴らしかった。ユアソングが誕生した瞬間は興奮したし泣けた。あのシーンだけで満足した!
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