「ここまでさらけ出すのは天晴」ロケットマン Bandozarunさんの映画レビュー(感想・評価)
ここまでさらけ出すのは天晴
アーチストの伝記映画は、主人公が生前か後かで描き方が異なり、生前の場合はとかく美化されるとパンフにも記載されてましたが、この作品は負の側面も多いエルトンのキャリアも生々しくさらけ出す形になっております。彼自身もそれが一番の目的だと話してます。
デヴィッド・ボウイやロッド・スチュアートなどの同時代の英国ソロアーチスト達に比べ強い野心は無いのに(あくまでも私見)、下積み期間もなくトントン拍子で売れっ子になっていき、激変した生活に我を顧みることなくジェットコースターに乗り続けた様子がよく分かります。
深い絆で結ばれたバーニー・トーピンとのコンビで、長い間数多の名曲を世に出し続けた功績をこの映画で知ってほしいですね。
名曲ばかりで漏れてしまうのはしょうがないですが、Philadelphia Freedom、The One、Empty GardenやLevonも聴きたかった!
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