「派手なイメージより内向的な作品で、しんみり出来ます。」ロケットマン ミラーズさんの映画レビュー(感想・評価)
派手なイメージより内向的な作品で、しんみり出来ます。
子供を顧みない両親の元で育った歌と作曲に天才的なエルトン・ジョン少年が、作詞の天才の友人バーニーと組みブレイクしていく。
そして成功に共に同性愛者の孤独を深めてくエルトンは、酒と麻薬に溺れていく。
歌い踊る派手なミュージカル場面も多数あり、大観衆の中でのコンサートのシーンもあるが、とても内向的な作品。
麻薬や同性愛の描写も結構なパンチ力あり。
エルトンを演じた主演俳優のタロン・エガートンの踊りと演技と歌いぷりは、凄いので、何らか受賞を受けると思う。
名曲誕生秘話や爽快な成り上がりサクセスストーリーを期待すると、若干肩透かしかもしれないが、エルトン・ジョンの苦悩に寄り添えることで、共感して観れると思う。
まだ本人が生きているので、現状はハッピーだと言える。
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