「2019-76」ロケットマン かいりさんの映画レビュー（感想・評価）
2019-76
My gift is my song.
観客は私の親世代が多め。
Queen大好き親のおかげで、エルトンのことは「エルトンバージョンの『The show must go on』も魂の叫びが素晴らしい」のと、「It's a little bit funny~の歌い出しは聞いたことある」、「インコみたいな衣装や派手なサングラス」の3つだけ知ってます。てかそれしか知らない。
なので、『ボヘミアン・ラプソディ』のように劇中の曲を全て知ってるし、曲が生まれた瞬間やPVの再現等でファン感覚のうきうきというのは残念ながらありませんでしたが、
エルトンに寄り添って深い時間を過ごしました。
タロン・エガちゃんの代表作になるでしょうね。歌やパフォーマンスもさることながら、笑顔の奥にある寂しさ、孤独が印象的。
作品としては、かなりミュージカル要素が強く、主役だけでなく主要キャストほぼ全員が歌に参加してるところも面白い。
素敵な友情を見せてくれたバーニー役ジェイミー・ベルと、不思議な(すみません。いい日本語が見つかりません)母親を演じたブライス姉さんの、年を取る事に声も年老いてく演技もすごいわ。
物語は、エルトンが抱える「誰からも愛されない」という孤独にヒューチャーしている印象。
あんなに素晴らしい音楽の才能があるのに、と一般人は安易に思ってしまいますけど、Sirだって一人の人間なのです。
傷ついて育って、音楽に身を委ねて、その音楽を通じて知り合った人たちとの出会い別れを経て...
『キングスマン ゴールデンサークル』でそんな思いを、きっとそこまで言葉にせずともエルトンはタロンに伝えてたのかなぁ、と。
伝説のミュージシャンってほんと人間臭いよね。
だからこそ素晴らしい音楽を生み出してくれるんだろうなぁ。
いやぁもうこうなったら、次はジョージ・マイケル待ちです。
Sir、あなたの曲たちは素晴らしい贈り物です。
かいりさん、コメントありがとうございます。
その人自身の生きざまを知ることで、ステージや楽曲がこれまでとは違う表情を見せてくれる気がしますね。
「伝説のミュージシャンってほんと人間臭い」まさにその通りだと思います。
かいりさん、観てきましたよ♪
いやはや、やっぱり曲を知ってたほうが楽しめますよね。
ほとんどが70年代の曲ですから俺的にはストライク。
エルトン・ジョンファンだった友人のおかげで予備知識もばっちりで鑑賞しました(笑)
ジョージ・マイケルのドキュメンタリーは観たことがあったので、レビューアップしておきました！
かいりさんへ
コメントありがとうございます。イタミイルで御座る。私は「文芸」や「哲学」が苦手でした。適性って、やっぱりありますよね。
ただ、今の日本で「理科が苦手」と言う人を作ってるのは「教育の悪さ」です。「スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質」って言う本があるんですが、これは「化学に左右されて来た、私たち人類の歴史に関する物語」。人の物語だから、無茶苦茶面白いです。この本1冊で映画が20本は作れる。「何のために科学・物理/化学・技術は存在するのか。それは人の生活と歴史をどう変えて来たのか」から教育を始めれば、理科嫌いはいなくなると思ってます。
それと、広島のエルトンと呼ばれても、微妙に嬉しくないw
かいりさんへ
教育熱心な御家庭なんですね。親子でマイケルとかカッコいいじゃないですか！ウチの子は野郎三人です。まさに、完全に、野放しにしてたんですが、全員が我が道を行くオタク理系に育ちました。いや、血筋ってのはあるんですね。
尚、年末のエルトンは既に仕上がってます。グランドエスケープ@オクターブダウンもあります。が、「どう歌っても84点問題」にぶち当たってて。点数バトルには勝てそうに無いw
あと、ワタクシ広島ですw
かいりさんへ
バックスとかブリトニーなんて聞くと、世代差が定量的になります。「製作者が自分が好きだったアーティストの映画を作っているだけ説」ってのがあって。イヤ、さっき私が作った説なんどすが。つまりは、自分が作るのが確実どすえ。
今日は、さしたる理由も無くプチ京都弁。
かいりさんの親世代です。
タロンの声がエルトンの声に聞こえて来るんですよね。デジタル処理は入ってるんでしょうけど。Yoursong には鳥肌でした。ただ彼は「ROCKの人」ではなく、「popular music」の人って言うのが当時のカテゴリー感覚。何れにしても、Yoursong はいつまでも受け継がれて行って欲しい、私ら世代の名曲です。
何故か今日は真面目コメントしてしまいました。ツッコミポイントが無くてゴメンw
