空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
全84件中、81~84件目を表示
ラストが好き。
結構前から知って期待していました。
見た感想としては好き嫌いが分かれそうな作品だなぁと感じました笑
個人的にはとても面白い作品でした。
主人公あおいはあまり性格が良くなく(気にかけてくる友達を無視したり)好きなベースばっか弾いて進路もあまり深く考えずにいる人間臭いキャラであまり感情移入出来ませんが個人的には好きです。
そして一方姉のあかねは優しすぎる。(優しすぎるのもアレですが)
多分あかね視点からの物語だったら多分大分違った作品になるのかなぁと思いました。
最後にシンノですがこのキャラも現代版では捻くれておりしけたおっさんですが若い頃はスターになる事を夢見つつあかねの事を本気で考えていました。
ですがやっぱり何もかも捨て1人で東京に行って辛い事も沢山ありシンノは変わってしまった。
それでも最後は前を向いてあかねと幸せになれたから良かったです笑
物語の結末としてはこれも賛否両論だと思います。
とてもモヤモヤ感がある結末ですがとても綺麗な終わりだと思いました。
素直な気持ちこそ無限の可能性
非常に温かく勇気を与えてくれる作品ではないか。
この作品に出てくる登場人物の多くのものが自分の気持ちに素直になれず、心は苦しんでるんだよね。
ただ決して素直でないことが自分勝手なわけではなく、人のために押し殺してるわけだからとても感情移入しやすい。
そんな中過去から18歳のしんのが現れるわけだ。彼にとっては未来なんだが、作品の時間軸でいうと過去に当たり皆が失いかけてる素直で真っ直ぐな気持ちを持っている。その姿にあおいが変わり、正嗣も変わり、そして現在の慎之介やあかねが変わっていく、まぁストーリーとしてはわかりやすく王道だが、とても見ていて共感を生む。
特に過去のしんのと現代の慎之介がぶつかり合うところは素敵だ。人って中々変わるのが難しい。変わる事が正しい、自分にとってはプラスと分かっていても中々その一歩が踏み出せないものだ。じゃあどういうきっかけで変わるか、
もちろん愛する人や、友達、家族だったり外的な部分から変わる事もあるが、やはり最後は自分自身なんだよね。
どんなに人から影響されようが、自分自身が心から納得しないとやはり変わる事はできない。
過去の自分とぶつかる事が本当に出来ればどんなに幸せな事なんだろう。きっと彼らは幸せだったのではないか。
その瞬間から慎之介も吹っ切れ素直な気持ちになり、あかねのために行動しはじめ、最後は皆んなが自分の気持ちに素直になりエンディングでは皆んなが幸せな姿に見えた。
あおいが素直にしんのに気持ちをぶつけた後、しんのが外に出て空を飛ぶシーンがある。
そこで素直な気持ちこそ、無限の可能性を秘めてる事を感じた。
まぁ今の若い子たち皆が皆ではないと思うが、やはり内向的だったり自分の気持ちよりも相手のことや周囲の環境を優先し、いわゆる空気を読んだ行動言動は多い気はする。
もちろんそれはそれで大事だが、やはり自分の気持ちに嘘をついては可能性は薄れてってしまう。
素直な気持ちが常にプラスと出るかはわからないが、仮にマイナスに出てもそこから省みることはできるのではないか。自分の気持ちを偽ることからの失敗はなにも生まれないの様に思える。
劇中であかねがまだまだ31歳は若いよ、これからだよという言葉がある。
年齢含め自分で可能性に蓋を閉じず、素直な気持ちこそ大切だということに改めて気づかせて前向きに劇場を後にすることができた。
かつてシンノスケが作った歌のタイトル
30代に入った姉と元恋人たちが、新たな選択をする物語。それを傍で見守る主人公が、自己中心から、他者を尊重することを学んでいく。
景色は写実的で、きれいだけど…
2時間は苦痛…なストーリー。ありがちですぐに先がみえた。
過去に後悔を残してる方へ
「あの花」では過去の存在と出会ったことで
主人公とその周りの友達との確執を回復したが、
今作は青春時代で忘れてきてしまった夢が何だったのか気付かされたような、思い出したような気持ちになる
作品でした。
それにしても失恋は「ここさけ」でもあったが
観てるのは辛いものであります笑
全84件中、81~84件目を表示