空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
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心の繊細なところをついた秀逸な映画
アニメキャラクターがとても魅力的で、有名俳優声優の顔が浮かばなかった。
しかしながらそれは吉岡里帆、吉沢亮ふたりの力でもあるだろう。とにかく観るべき!
デタラメで荒唐無稽な展開だって丁寧に丁寧に心の機微を描けば多くの人の心に届く!それを具現化してる。
このところ続いた有名俳優を声優に起用したアレとかコレとかレビューする気も起こらぬくらい残念でしたが、こういう大成功例があるから、有名俳優を声優に起用する企画があとをたたないのかな。
心震えました。
新海誠作品で「言の葉の庭」推しの人には絶対気に入ってもらえると思います!
天気の子、君の名は、推しの人にはにとってはスケール小さいと思われるかな。
マーマレードボーイで酷評した吉沢亮のことを、キングダムと空青の2作品で、天才なのかなと思い始めました…。
芸達者か吉沢亮
思ったより大人向け
あー!もったいない!
結論から言うと良くも悪くもない!
もう一回監督は映画を見直して追加シーンを増やすべきだった!全てが中途半端な設定!
わかるんだよ!好きになる事好きだった事!
しかしどの人も好きと言ってるだけでなにもしてないんだよ。
あれだったら慎之介とアカネの話で終わらせられるんだょ!
葵は恋の応援団役であれだと終わってしまう。
もっと葵もみじんこ弟も友達も愛をアピールしてくれよ!好きと言うだけぢゃ前に進めない事を証明してくれよ!
普通の恋愛映画になってしまったじゃないかぁ!
アニプレックスの力はそんなもんじゃないだろぉ!
真っ直ぐな恋愛話。
ならばもっと私をドキドキさせてくれよ!
アカネのあの冷静キャラはなんなんだ?
何かあるのかと思いきやただのシスコンww
ライブ練習もあんだけやってたんだから最後くらい慎之介と葵で演奏してくれよ!
あいみょんでごまかすなぁ!
アニメだからできる世界を私に見せて欲しかった。
でもつまらなくはないんだよ笑
ありがとう。
タイトルに納得
ファンタジックなわりに
意外と渋い展開に好感
じわっと沁みた
意外と姉妹の物語か
まっすぐな子供と
こじらせながらも
前に進まなければいけない大人の物語か
けっこうわかりにくいけど
後半にかけて大人ふたりの
キャラクターもたってきて
そこそここじらせてるわりに
さわやかな後味
事後でタイトルに共感
秩父の山や道、橋がきれいに
描かれ生かされていた
長瀞でなく秩父駅方面を
攻めているあたりもまた渋い
秩父の夜の青さも星空も虫の音も
車やファッション、小物のセンスも
面白かった
皆さんが挙げる
他の作品も気になり始めた
ただ、ちょいちょい実写?みたいな
絵を挿し込んでくるのは
アニメが人形劇みたいに
安っぽくみえてしまって
あまり好きではなかった
秩父への愛も感じる
久しぶりに秩父に行きたくなった
これからちょうど紅葉の季節
予告CMの制作は考えて欲しい
レビュースコアの平均値
秩父の田舎者だけが喜ぶ映画
大人の自分と子供の自分
2回目の劇場観賞時、知らず知らずに慎之介を自分と重ね合わせながら見ていました。
良い年をした大人の男である自分は、少年時代にぼんやりと思い描いていた将来の自分の像に重なるような生き方をできてはおらず、しかし、日々それなりの充足感を得ながら生活しています。
とは言え、平坦で淡々とした日常の中にあっても、つまずいたりもしますし、時には無様な自分に憤ったりもするわけで、ここ数年は、《少年時代の自分と向き合い、「彼」からダメ出しをされる》というイメージを描くことが、しばしばあります。
そんなうだつの上がらない中年男の私なんかよりも、少年だった「しんの」の夢にかなり接近している(接近したことのあった)慎之介は、接近して、届かず、諦めかけているというタイミングで、「しんの」と向き合います。そして、彼(しんの)から図星をズバズバと突かれるわけですが、私も少年だった自分からの耳を塞ぎたくなる指摘をちゃんと受け入れねばなるまい、という気持ちになった、そんな2回目の観賞でした。
と、ここでは「慎之介」と「しんの」の関係性を「今の自分」と「少年時代の自分」の関係に照らして見たことを記しましたが、あかね、あおい、つぐ、大滝さん(あおいのクラスメイト)等の登場人物それぞれの立場でも見たくなる作品で、私は完全にノーマークの状態で劇場観賞をしたのですが、今年見た20作超の中でもトップクラスの傑作、というか、傑ッッッ作ッッッッ!!!!!と言わざるを得ないのが現状です。
見ようかどうか迷っている人がこれを読んでいたとすれば、迷わず見ることをお勧めします。
これはこれで正解なのだろうけど
岡田麿里と秩父との決着
田舎から都会に上京してきて頑張ってる人たちがみんな何処かに抱えている焦りや不安。
若い頃の夢や希望と現実とのギャップ。
あなたは若い頃の自分に胸を張れる生き方をしているか?
盆地の閉塞感から抜け出したくて仕方なかった少女時代。
ガンダーラを探して田舎を飛び出した青春時代。
もがき苦しみ自分の目指したところに到達できているか不安を抱える今。
これは全て岡田麿里本人の姿のように感じました。
大人に生き方を問うアオイも、練習場に閉じ込められている若い頃のシンノも、大人になり里帰りしてきたシンノスケも立場を変えた岡田麿里本人のようにも見えるし、さしずめひとり親で自分を育ててくれた母親の姿がアカネでしょうか。
都会に出て行った者。田舎に残った者。田舎で生きがいを見つけて頑張っている者。田舎に残してきた思い出と、初恋と、未だに田舎に囚われている後悔。
そう考えると、大人になった岡田麿里が自分にとっての故郷という存在や母親という存在と正面から向き合って出した答えだと思いました。
アオイの言葉が岡田麿里に、そして映画を見にきてる同じように頑張ってる大人達の、心に向けて突き刺さる。
岡田麿里がはじめて秩父への凱旋となった、ここさけの完成披露上映会を行った野外音楽堂を凱旋公演の舞台に選んでいたことも。
これでもかと秩父の美しい季節と風景を描いたのも、生まれ育った秩父への感謝の気持ちのような気がします。
アカネとシンノスケが和解するのも今の自分と母親との和解?
きっとこれでもう故郷に対する様々な思いに決着をつけてさらに前に前進して行けるのではないでしょうか。
(何様w)
まぁ、何が言いたいかというとアカネは最高に良い女だってことでした笑
自分にとってのガンダーラとは
とても素敵な作品
タイトルなし
良く練られた話
冒頭のお寺のお堂でのやり取りが「もう少し台詞考えられるだろ」って練られてない感じがしたのね。それで脚本大丈夫かなあって思ったんだけど、大丈夫だった。
物語が少し進んで思ったんだけど、登場人物がみんなコミュニケーションうまくないんだよね。それで色々とみんなモヤモヤするという。これ、劇場で観てるアニメファンも大半はそうだろうから、ここで共感得るようにしてるんだなと思ったの。
キャラクターも類型的なんだよね。特に あかね は「こんな人いないよ」という聖母設定。あおい+あかね、しんの+慎之介で一つの人格になる感じにしてるのかな。
しかし、その設定で、エピソードうまく入れて、ラストに向かって盛り上げて、まとめてくるから見事。こんぶとツナマヨも効いてる。
色々と考えて作られてるなっていう作品だったよ。
オジさん視点で見る事も出来る良作です!
素晴らしく突き抜ける
なんだろう
何も残らない。自分の中に。
吉岡里帆の声と口調は落ち着いていて大好きなんだけど、
途中から役ではなく吉岡里帆にしか聞こえなくなった。
思ったより独特なのかな。
吉沢亮、うまい。いい声だ。
あいみょんの歌が映画に全然合ってない。
ましてや慎之助が歌うような歌ではない。
あいみょん好きだけど。
ファンタジー的な部分が結構違和感。
テーマやメッセージ的なものは
ある程度理解できたと思うけど、
なんでかな?
何も残らない。
自分は、あかねが主人公のように感じた。
ひとつのこと、自分が選んだこと、
それは妹の世話をすること。
それを懸命にやり遂げ、
その終わりに気づいて、次に向かう。
立派だと思う。
その生き方を自身に投影できると、
すごく感動するのかもしれない。
あと、あおいのベースかっこよかった。
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