「日本人にはパレスチナ問題は理解しにくい」エンテベ空港の7日間 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人にはパレスチナ問題は理解しにくい
ロザムンド・パイク主演の「エンテベ空港の7日間」を見てきました。
本作品1976年に起きたイスラエルとパレスチナ過激派の闘争の中起きたハイジャック事件を実話を基に多少脚色して作られた作品。
題材はいいのですが、全編にまるで緊張感がなく、お話だけが淡々と進んでいくし、日本人にとって、イスラエルとパレスチナ過激派との情勢などどんなに説明されても理解出来ない事から少々難があるかな・・・・・
ロザムンド・パイクは安定した演技力で、ダニエル・ブリュールも良い演技なのですが、いまひとつね・・・・映画の迫力と言うのか醍醐味と言うか掴めきれないので、少々残念だったかな・・・・
テロの怖さとかをもっと伝えられると良かったかな・・・・意外にハイジャックを起こした方が、なんか優しすぎちゃって、機械士が、テロリストに「後悔の生き方をしているか」と問われて、結局、後悔した生き方を悟った人のお話だったのかな・・・・
パレスチナ問題って、日本人には馴染みが薄いから、こればかりはね、理解して映画の話を追っかけるのは難しいかな・・・・
また、ダンスと言うか、ミュージカルと言うか、それと話を交差する場面がありますが、あの表現もいまひとつ分からない・・・・
ましてや、エンドロールにもその類が出てくるので「なんなんだ、これは」と思ってしまった・・・・・
ちょっと、楽しみには、残念だったな・・・
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