「何を描きたかったのかがわからない」エンテベ空港の7日間 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
何を描きたかったのかがわからない
1976年に起こったエンテベ空港でのハイジャック立てこもり事件を描いた話。ちなみに同じ事件を扱った映画は未見。
ハイジャックと人質が7日間も立てこもるのだから、そこで起こるトラブルや人間関係の軋轢を描くのかと期待していたが、淡々とハイジャック犯の心情やイスラエル政府の混乱が描かれていた。最後のイスラエル軍の突入作戦も特に盛り上がらず。
テロリストの背景がもっと語られるのかと思えば、ドイツ人テロリストの動機なんてわけがわからないし。結局、何を描きたかったんだ?と思ってしまった。
事件の重みがあるから、緊迫感はあっただけにもったいない。
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