劇場公開日 2019年8月30日

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「懐かしい顔を探して歩いてきたの」ガーンジー島の読書会の秘密 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5懐かしい顔を探して歩いてきたの

2019年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まさにジュリエットは、自分のいるべき場所に導かれてこの島にやって来た。美しい島の風景と、そこに住む人々。既視感は「ライアンの娘」か。この映画のほうが閉塞感はないが。
この話がどう落ち着くのかの戸惑いはハラハラやヒヤヒヤではなく、シンミリとホッコリしたものだった。とてもイギリスらしい、何かを乗り越えた先の幸せな話だった。

いつものことながら、邦題で「秘密」と名乗って、ミステリー仕立てのストーリーを先に匂わす。そういうアオリのセンスが好きじゃない。原題通りに「ガーンジー読書とポテトピールの会」でいいじゃないか。そこに彼らの人柄がにじみ出ているのだから。

栗太郎
栗太郎さんのコメント
2020年11月14日

ですね。あの風景、よそ者を嫌う住民たちの感情。
コメントありがとうございます。

栗太郎
Masanoriさんのコメント
2020年11月13日

私も「ライアンの娘」の風景を思い出しました

Masanori