「とにかく息苦しい」世界の涯ての鼓動 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく息苦しい
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深海に潜る息苦しさ、テロに捕まり闇の中で監禁される息苦しさ、愛する人に会えない、言葉を交わすことすらできない息苦しさ、とにかく息苦しさを感じる映画だった。ラストはマカヴォイ助かったのだろうか、死んだとしたら、あまりにも救いがない。息苦しさが続いただけにスッキリしたかった。諜報員マカヴォイがあまりにも呆気なく捉えられ、もう少し活躍するエンターテイメント性があったら良かった。アリシアも今まで夢だった深海に潜ることを目前にして、死の恐怖に駆られ、不安になり、マカヴォイに連絡すれどつかまらず、情緒不安定になっていく。それぞれ重要なミッションを前にして、数日会っただけなのに恋に落ちると、不安から頼りにしたいと互いを思う様を上手く描いている。
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