「ガブリエルに暴力的なテロ行為をさせる理由はある。」囚われた国家 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ガブリエルに暴力的なテロ行為をさせる理由はある。
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アメリカ合衆国が存在するのに『“統治者“が存在する』それはもはや矛盾。
偉大なる自由と民主主義のアメリカ合衆国なのだから、アメリカ以外の国が、アメリカ合衆国を統治する事をアメリカ合衆国が許す訳が無い。つまり、アイロニーでエイリアンを登場させているのだ。
つまり、自由と民主主義を貫くアメリカ合衆国の管理社会に対するレジスタンス映画と見るべきだろう。
アメリカ警察と言うよりもかつての『シュタージ』による弾圧で、娼館とLPレコードを登場させたのは、結末に対する演出だと判断する。
ダイレクトに抵抗運動だけを描くとテロを肯定する映像になると言う理由だと思う。
アメリカ合衆国以外で起こるテロ行為をエイリアンからの弾圧と抵抗と見れば納得行く。
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