「子供に罪はない」ワイルドライフ ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
子供に罪はない
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ゴルフ場での仕事を解雇され、再雇用の道もあったが、プライドが邪魔をし、職に中々就かないジェイク。終いには、命の危険があり、金にはならないのに、山火事の消防団の仕事で家族を残し、家を出てしまう身勝手さ。生活も不安だし、やがて寂しさから、夫への愛情をなくすキャリー。荒んだ母親をキャリーが上手く演じている。やがて、生活力のある年老いた男を頼りにしようとしていく。息子であれば、母親の女の部分は見たくない。子役エドが、文句を言いたいのだが、終始黙って、苦悶の表情。グレたりしない、良い子の典型。子どもおじさんのような落ち着いた演技が光っていた。ラストは母親のみ離れた場所で暮らしている設定だったが、3人での記念撮影を機に、また元に戻ってくれれば良いな。キャリーは年取ったけど、時折見せる笑顔がキュートでした。
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