「主人公が不快」脂肪の塊 石倉さんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が不快
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臭いものには蓋、嫌なことは全て他人任せでメンヘラが過ぎる主人公に終始イライラさせられた。
恋人(女)が居るのに何故かヒモのような男とも繋がっているし、そんな主人公の不誠実さが登場人物全ての不幸を呼んでいる気がする。
主人公カップルやキリスト教狂信者、ヒモ男のバックボーンは全く語られないので、なんだか分けのわからない狂人たちがグチャグチャになって終わった、という印象だった。
語るべきところを省いている割にエロシーンばかり頻繁に挟まるのも、個人的には嫌いな要素。
ギリギリ、主人公の恋人だけは愛ゆえに「頑張っている感」があって嫌悪感は少ないが、結局これって共依存ってやつだよなぁと。
オチも、そんな綺麗な風景で誤魔化しても何も解決してないよな、と思うと全くスッキリしなかった。
もっとレズビアン故の苦悩とかが描かれてるのかと期待していたのに酷くガッカリ。
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