マウトハウゼンの写真家のレビュー・感想・評価

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3.5もう一つの夜と霧

2021年6月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ナチスドイツの夜と霧作戦がユダヤ人のみならず、捕虜となったスペイン人に対してもあったことを、この作品で初めて知りました。
それは1人の写真家とその仲間たちの勇気によって公になったことも。
その過程で多くの人が、尊厳のない無残な最期を遂げさせられたことも。
証拠隠滅することに長けていたナチスドイツ、人間として狂っているとしか思えないこれらの所業が、日の下に明らかにされ、永遠に負の歴史として、世界中の共通認識であることを望みます。

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Naotanjr

4.0民族に流れる血

2020年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

マウントハウゼンではなく、マウトハウゼン。←間違ってた汗

ナチスの標的は、ユダヤ人に比べたらほんのわずか(7千人?)だったかもしれないが、国籍を剥奪されたスペイン人達もいた、という事実。知らなかった。
囚人(と呼ばれるのか)達の役割はさまざまだが、その中で、写真を撮るという役割を与えられた主人公。
何とかナチスの残虐さを世に知らしめたいと仲間達とネガを外部へ持ち出そうとする。
スリリングなシーンでは連携プレーにハラハラさせられながらも仲間の絆の力強さを感じた。
劇?を披露するシーンでは、ドイツ人はしかめっ面だが、明るい芸達者?なスペイン人。民族の血みたいなものを感じ、それが羨ましく思える。日本人だったら何を演じられたか。

スペイン映画はやはりいい。観てよかった。

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ジャーニー