「民族に流れる血」マウトハウゼンの写真家 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
民族に流れる血
マウントハウゼンではなく、マウトハウゼン。←間違ってた汗
ナチスの標的は、ユダヤ人に比べたらほんのわずか(7千人?)だったかもしれないが、国籍を剥奪されたスペイン人達もいた、という事実。知らなかった。
囚人(と呼ばれるのか)達の役割はさまざまだが、その中で、写真を撮るという役割を与えられた主人公。
何とかナチスの残虐さを世に知らしめたいと仲間達とネガを外部へ持ち出そうとする。
スリリングなシーンでは連携プレーにハラハラさせられながらも仲間の絆の力強さを感じた。
劇?を披露するシーンでは、ドイツ人はしかめっ面だが、明るい芸達者?なスペイン人。民族の血みたいなものを感じ、それが羨ましく思える。日本人だったら何を演じられたか。
スペイン映画はやはりいい。観てよかった。
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