「次作に期待です。」夏、至るころ バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
次作に期待です。
原案 監督 池田さん。ってだけが鑑賞欲の全て。池田さんの歌声聴いてから虜モードになってしまい、表現者としての映像作品が気になって気になって。
まず、一本作品として認められるものを撮ったことにあっぱれです。尊敬レベルです。合っているか否かはわかりませんが、画面から伝わってくるものがありました。
表現出来てるってことですよね?
さて、本作。
池田さんの思い出映像というか、あー、私こんな感じだったなぁ〜、こんなこと考えてたなー、悩んでたなーを池田さんの好きなモノや、いいな!って思うモノで囲んだり、並べながら綴りました。って感じの作品でした。
なんか、池田さんが自分で作ったスクラップブックを見た感じです。
主人公はきっと、その頃の池田さんなんじゃないかな?って勝手に思ってます。
良くも悪くも、20代前半の若者の高校の頃の思い出話を聞いてるんじゃないかな?って。
だから、お話としては、うーむ、、、、。
なんだろ、青臭い。
けど、それを表現したかったのなら、流石!って言えるけど、映画にするほどのお話かな?って思いました。
失礼な言い方ですが。
キャスティングも重要な演出説を私は強く支持しますから、リリーさん、原さんをキャスティングできたことは大きな成果です。彼らがいなかったら、、、と想像すると、、、ゾッとします。
このテーマならもっと掘り下げられたんじゃ?とか、あのラストは何かスイーツ女子、スイーツ男子の帰着点バリバリで、妙に安っぽく見えます。
思い出話なんだよなー、全体の印象が。
飲み屋で新卒3年目の後輩の昔話を聞いてる感じ。
池田さん、脚本を書いて撮ったらいいんじゃないかなー?
次作に期待。
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