いざなぎ暮れた。のレビュー・感想・評価
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異物混入
吉本興業の地方創生事業の一環としての「地域発信型映画」、島根県松江市美保関町が舞台。
松江市出身のお笑いトリオ、ネルソンズも出演、美保神社の諸手船神事や美保関灯台の沖ノ御前島を臨む鳥居など名所旧跡がところどころ出てきます。
ところが映画冒頭、海辺の道を腹に響くようなダッジ・スパーチャレンジャーのエンジン音、なんとも穏やかな風景にそぐわない主人公の登場でした。新宿歌舞伎町のホストとキャバ譲という設定も異物混入の様相で町の若者からも白い目で見られます。
おまけに、訪れた動機が疎遠な祖母への金の無心、映画の大半は母親の預金を引き出す暗証番号を巡る右往左往ですから、主人公たちに感情移入しようにもできません、いかにもその筋の借金の取り立て人の電話の声や異父弟の終始喧嘩腰の怒鳴り声なども耳障りでドン引きです。
あえての異物混入での化学反応を見せたかったのでしょうが感情表現の演技演出がワンパターン、空手2段の武田梨奈ちゃん起用ですからお約束のような乱闘シーン、お相手もプロレスフリークのネルソンズですからくんずほぐれつかと思いきや莉奈ちゃんの圧勝でした、まるでコントの様ですが吉本映画なので致し方ないですね、祖母役のシニアタレントの小池澄子さん、存じ上げなっかたのですが品のある穏やかな所作、表情で癒されました。
海外の映画賞を数多く獲ったようですが東洋文化を散りばめた舞台の魅力によるのだろうと邪推してしまいます、とほほ・・。
車はともかく心はグレードアップ
83分
監督は脚本は『けっこう仮面 新生(リボーン)』の笠木望
名前から笠木忍と桃井望を思い出したがたぶん関係ない
田舎の海辺
場違いな黒のダッジチャンレンジャー(アメ車クライスラー社)
降り立つ新宿のホスト
携帯電話の相手は金貸のヤクザもん
同乗者はキャバクラ嬢
場所は島根県松江市美保関町
出雲ならでは祭りの最中
ホストはノボル(毎熊克哉)
キャバクラ嬢はノリコ(武田梨奈)
ノボルはノリコに内緒でご祝儀を名目に借金を返すために母方の祖母に会いに来たのだ
借金のカタはダッジ
郵貯カードはゲットしたがパスワードがわからない
パスワードは美保関燈台を絡めてくる
借金といってもたかだが50万ほど
外車を売れば返せる額
舞台は神話の町だが扱っている話はなかなかせこい
じつはノボルは大手醤油会社社長の次男坊
母方の実家は古の時代からやっている醤油屋
なんかいい話にまとめた感あり
美保関を全国にPRする観光映画的要素はあるがこれではロードムービーとはいえない
ロードムービーかもしれないが自分の概念としてはロードムービーとして認めたくない
冒頭からいきなり美保関だし
東京から地方にやってくるだけでロードムービーなら金田一耕助シリーズもロードムービーになってしまう
出発から到着までの経緯も細やかに描かないとロードムービーじゃない
少しでも多くの人に観に来てもらうための宣伝とはいえロードムービー好きを騙してはいけない
神話は関係ない
むしろホストとキャバ嬢に神話を絡めてきたら罰当たりじゃないか
職業差別するわけじゃないけど
解説文ではオレオレ詐欺とあるが事実と全く違う
身内がカネをせびりに来ただけじゃないか
プロなら堂々とデタラメ書くな
蹴り技はないが武田梨奈のアクションが垣間見える
軽トラで松江から東京に帰るのかよ
まっ岩手と宮城の県境付近から東京まで東北道を使い軽トラで行った人がいるのでどうってことないのかもしれない
どんな映画でも1800円は高いと思う
1000円せめて1500円以内なら良いのだが
払った値段が評価に影響するのはどうかと思うけど
憎めない主人公たち
東京上映初日に観に行ってきました✌️ノボルくん(毎熊克哉さん)のダメダメ振りに思わずケラケラ笑ってしまいました🤣🤣 人間としてダメな部分もそうですが、試みる事がほぼ全て上手くいかない😅 ダッジ(車)も壊れて、走ったり自転車🚲に乗ったり…💦
そしてノリコ(武田梨奈さん)はキャバ嬢なのに健気…(暴れる&海に突き落とす所も、笑)。相手を本気で想ってるからこその一生懸命さが素敵だなと感じます❤️
ある写真をキッカケに真面目に生きようと決めたノボルくんに『頑張れ~』と言いたくなりました。 でも代車の軽トラ運転しながらのプロポーズ💍はなぁ…😆そこがノボルくんらしいんですかね😂
リピ観しますよー🎵(予定立て済み!)
初見で、1つのストーリーとして全体を観たので、リピ観では細かい部分(例:ATMに振り込む時の表情の違い)をじっくり観ていくのも面白くて楽しそう😀🎶
海外でたくさんの賞を獲っている、この映画を観ないのは勿体無いと思います!!
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