劇場公開日 2019年7月19日

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「一言で凄い映画だった」工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5一言で凄い映画だった

2019年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

本作品、凄い内容です。大変に見応えのある内容にびっくりしました。

一応、フィクションらしいですが、しかし、元にある人物や土台になる話があるのだから、まんざらではないと思いますが、20年も前「シュリ」で初めて南北の事情を目の当たりしてから、毎度、南北問題の映画に関しては驚かされますが、本作品もとにかく内容にびっくりです。

まず、映画と言う観点から見ても、テンポがよく、カメラアングルもよく、飽きることなく見てられるし、出ている役者さんの演技が大変に素晴らしいです。

私にとって、日本人にとって、本作品の南北問題の内容は大変にショッキングです。

また、北の中にもグイグイ入って行きますが、結局、ヒトラーの遺伝子を持った奴が、ゴロゴロしているんだろうな・・・・

一般人の事情も出てきますが、絶句・・・・・・

しかし、韓国映画って、この手の南北問題を取り上げると、殆ど秀作が生まれますね。

本作品も、日本人として悔しいけれど、本年度一番に良かったな・・・・・

邦画の今の状況を思うと何とも情けない・・・・・

結局、本作品で言いたい事は、北も南も一般人の想いはひとつなんだろうと、しかし、南北問題を個人的な観点や利益、政治利用している状況は何とも言えないな・・・・・見てて、悲しくなるね・・・・

北も南も国自体が、腐食しているんだろうね。

sally