「又吉直樹の映画」僕の好きな女の子 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
又吉直樹の映画
先日の「劇場」が良かったこと。
同じ又吉直樹原作。
主演のふたりが気になったので、頑張って遠征して鑑賞です。
「劇場」と比べてしまうと、役者も演出も脚本も映像も、全て敵わない。予算も違うんでしょうけど。
特に前半は、キャラクターが上辺だけでペラペラで、主役の2人はどちらも好きになれず。やり取りが可愛らしいのでクスクスしてしまうけど。2人以外はもっとひどく、ペラペラでチャラチャラして嫌い。
太賀が出てきてようやく話が良くなっていく。
前半のペラペラとのギャップが良いので、わざと、、ペラペラだったのかな?と。
主人公が「好きな女の子」に嫌われないように、関係が壊れないように、「いい人」になるのがイライラする、、、けど、自分を見てるようで辛い。
ちょっと共感するところもあり、「劇場」よりもむしろ共感できるかも。
又吉の好きな吉祥寺が舞台で、又吉の好きなカレーも出てきます。そういう意味でも又吉らいしい映画。
文学っぽく、主人公の心の声がブツブツ言うところも又吉っぽい。
あとは、主人公は又吉直樹本人のの体験かな?と思うほど。その分、最後は蛇足かな。ハッピーエンドでもバットエンドでもどっちでもいいと思いますが。そっち?ってなってしっくり来ません。
コメントする
だるまんさんのコメント
2020年8月24日
バッカスさんの言う終わり方だったら、ちょっと恐ろしいですね。
それだけはやめて、と、言いたいですね。
「劇場」も終わり方が変わっていましたが、私はそっちじゃない!と、信じたい、けど、豊胸落ちがあるなら、、、
汗
Bacchusさんのコメント
2020年8月24日
公園の弾き語りお兄さんが、「いつも一人で」って言っていたし、本人の見た目が変わらずあんなに大きい子どもが…というところから、そう思ったんですが…違いますかね?