「私にとって、中野量太監督は鬼門⁉️」浅田家! グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
私にとって、中野量太監督は鬼門⁉️
ファンの方もたくさんいらっしゃるので、先に断っておきます。私は、中野監督の前ニ作に対してかなり批判的な立場の人間なので、かなりの先入観をもったうえでのレビューです。お気を悪くなさらないでくだされば幸いです。
(少し前に、別の映画のコメントで、苦手なものにわざわざ自分から近づくことはないよね、というようなことを書いてるので、公開初日にわざわざ苦手とする中野量太監督の映画を観ていることについては、弁解の余地なく言行不一致です。ごめんなさい)
批判的である根拠を端的に言えば、「自己の演出技巧を発揮することを優先してしまうために、死者や病人、被介護者への寄り添いが二の次になっているのではないか」というようなことなのですが、
率直に言って今回もまた、『策士、策に溺れる』…技巧派が技巧に走り過ぎて、大事なものを見落としている、という印象が強く残ることになりました。
たぶん、前ニ作をご覧になられ、ある程度予備知識のある方にとっては、冒頭とラストの葬式シーンの落ち、少女の身に付けた不似合いな腕時計の強調(2〜3回アップしていた)の回収振りはほぼ予想通りだったと思います。
•子どもが風邪を引きそうな状況であそこまでやる?
とか、
•震災の記憶が生々しく思い出される方にとって、津波で打ち上げられたかのように見えるボートを背景にしたあの場所はどう映るのだろう?
・あの場所の選択に果たしてどんな意味があったのか?
などという見方は、先入観による過度な反応なのかもしれませんが、私は大変違和感を覚えました。
浅田家以外の家族写真やその背景にあるドラマ、あるいは
写真再生のボランティアの中でそこに関わってくる現実の家族の身の上に起きた人間ドラマなどはたくさんあると思います。
そして、消防車や鈴鹿サーキットの話も、お兄ちゃんの誠意や地元の人たちの大らかさだけでは説明不足だと思います。
結果的に浅田家の願いを引き受けてくれた組織の人たちにも、上司から許可を得るための一苦労やちょっとしたドラマがあったはずで、その辺の〝いい話〟も前半に織り込むことができたと思います。政志を支えた家族、浅田家を支えた地元の人たちへの感謝とか寄り添いの気持ちがリアルに描き込まれていたら(そもそもそこまで取材してないのかもしれませんが)、もっと厚みのある素敵な映画になったのではないでしょうか。
実在する浅田家の方たち、関わりのあった地元の方やボランティアの方々、そして、演じられた役者の皆さん、ありがとうございました。
なるほど…観ようと思ってる映画のレビューは極力見ない主義なので一つも読んでませんが、そうなんですか…。観る際は頭空っぽにして観るようにしたいと思います😊
レモンブルーさんへ
『スパイの妻』…他の多くのレビュアーの方の感想を読んでると、ちょっと私の感覚がおかしいかもしれません。
始めからケレン味だらけのフィクションとして観るか(私はそうでした)、一部たりといえども史実らしきことを表現するのなら、もっとリアリティを重視すべきと思うのか、他にも見方は色々ですが、アプローチの仕方で相当好みが別れそうです。ご覧になられる場合、ご留意ください。
ニュース見ました!凄い!全ての記録を更新したようですね。 千千尋が、308億だとか❗
ただ、この映画はアニメとか原作を知らない人には観ても分からないそうですから(画像は綺麗なのでそれだけは楽しめるようです)映画だけで終始する作品とは違いますから…どうなんでしょうね?でも このヒットはハリウッドも注目するでしょうね。アメリカでニュースになったそうですから…。息子曰く、鬼滅の刃は剣と 鬼と大正時代の衣装(和服と西洋の文化が混じった)の魅力と共に、日本でも最高のアニメ会社の作る美しい映像は外国人が最も惹かれる要素が有るので絶対に世界でウケる…とのことでした(笑)
本日20日の日経記事。
公開3日間で46億円だそうです。
新海誠監督、宮崎駿監督にどこまで迫るか、追い抜くか。
という勢いですね。
週末の全席🆗の反動で、気になるのはポップコーンの売り上げはどれくらいおちるものなのか。
今朝のニュースでは 初日で10億!の興収を上げた!?!とか…❗さすがに金土日の売り上げだと思いますが、…どうなんでしょうか?でも 多分 全国的な盛り上がりなので、本当に一日の興収かもしれませんね!恐るべし、日本のアニメと日本人のブームへの盛り上がり具合!我が息子や娘の職場でも金曜日に会社休んで 見に行った人が少なからず?居たそうです。
『スパイの妻』は金曜日の18:50の回で鑑賞しましたが、『鬼滅の刃』上映スクリーンは検温の行列が凄かったです。
私もはじめは事情が分からず、あとで、そんなに流行ってるのか❗️とビックリした次第です。最近、週末に限り、持ち込みはドリンクのみ可の条件で一席飛ばしを解除してるようです。
興行収入の発表が楽しみです。
グレシャムの法則さん 「スパイの妻」面白そうですね! ところで同じ日に公開された「鬼滅の刃」ですが、凄まじいです!私は観てないですが、私の地元の映画館、TENETでさえ公開日に12~3人程度だったのに、鬼滅は公開日前日に前売り券を発売したのですが我が地方ではありえない200m以上の行列が、出来たと新聞ニュースにもなったんです!しかも公開日の朝イチで観に行った娘の話によると、それまでは1席おきだったのに全席客が座り、その映画館には7つの鑑賞室があるのですが、そのうちの3部屋を 30分づらしで使ってそれぞれで一日3回から4回の上映を行っていたそうです!こんな事態はこの映画館始まって以来初ではないかと思います!この映画館は県下初の3D館を建設した所で、私も「アバター」をそこで観たのですが、その時も凄い人でしたが今回のような事はなかったです。そして別の娘の家族もレイトショーを観に行ったのですが やはり満席状態で、映画に満足したようでまた観に行くと言ってます。なんでも新宿の映画館では一日に40回?!も上映(館全てを鬼滅の刃に使って?)したと知り、唖然!翌日の新聞でも県下の映画館は何処も行列が出来た程だと知りました!まさか こんなに凄いブームだとは❗「恐れ入りましたm(__)m」というしかないです(笑)映画館にとっては まさに救世主❗ですね! でも…私は…観には行かないと思います。別の娘達が、「なんであんなに流行るか分からない。キングダムと比べると登場人物の背景が薄くてつまらない」と申しておるので…(苦(笑)
すみません、長々と。
ぷにゃぷにゃさん
コメントありがとうございます。
『湯を……』では、遺体の他に、女性の下着の扱い方についても、なんだかゾッとしないものを感じたのを覚えています。
日本語って難しいですね。ゾッとしない、と言っても、ゾッとするの否定後ではなく、やはり、気持ち悪いというような意味で使うそうです。
実は私もこの監督ちょっと…。「湯を沸かすほどの熱い愛」だっけ、宮沢りえの熱演には泣けたのですが、ところどころキモっと感じる部分があって…。別の意味で印象の強い方です。
レモンブルーさん
私ごときのレビューをご参考だなんて、逆に申し訳ないような…。
比較するわけではありませんが、昨日観た『スパイの妻』は〝仕掛け〟がどれも気持ち良く受け入れることができました。
予告を見た時から、なんか苦手かも…と思い、観てませんが、グレシャムの法則さんのレビューを拝見して 私も同じような違和感や疑問を抱えそうだなと思いました。参考になりました。映画館で見るのはやめておきます。
専門学生の頃学校にまともに行かず、からの突然帰ってきたと思ったらお絵かきとか、働かずスロットでの流れで、多分実際はこの人は…という感覚はありましたw
でも、私は主人公もその家族のことも何も知らずに観られたからか、かなりハマりました。