劇場公開日 2019年4月20日

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「日本資本の作品じゃないことが悲しい。」主戦場 ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5日本資本の作品じゃないことが悲しい。

2023年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

観終わって思うのは、慰安婦の有無はフリで、日本に巣食う病魔の正体に迫ろうとしたものの、もっと踏み込んで欲しかった。
アメリカ資本で作られるこの作品は、いわゆるマニアックと呼ばれる単館でしか公開されなかった。きっと劇場にも日本のメディアと等しく政府の監視による圧があったのだろうか。あるいは日本のメジャーや劇場が腰が引けたのか。かつて、とある議員が自ら担当する省庁のことを伏魔殿と称した。そのお父さんの時代は経済的にもイケイケドンドンだったので金権政治が話題になったが、今の時代は思想を背景にしているからこそややこしい。
「騙された奴が悪い」は性悪な親や口の悪い近所のおじさんが教えてくれた。全国の学校の先生の口癖は「みんな仲良く」。今こそ万国共通のスローガンなのでは。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。