「雰囲気映画」転がるビー玉 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気映画
ストーリーを説明するような脚本じゃないから、演出と演技が大変なのね。それで役者は、そこまで芝居がうまくない。だからなんか浮いたシーンが多いんだよね。
映像は凝っていて、若干、蜷川実花っぽいんだけど、もちろん及ばないの。
はじめ吉川愛と今泉佑唯の見分けがつかなくて、自分で驚いちゃった。「三人の話なのに、どうして二人しか出てこないんだろう」とか思ってた。年取るとアイドルがみんな同じ顔に見えてくるんだけど、その能力がここで発動しちゃったよ。
まあ、こちらの事情だけではなく、キャラに違いがあんまないんだよね。だから見分け付かなかったんだけど。
みんなそれで、歌手を目指し、モデルを目指し、ファッション雑誌編集の下働きをし、夢を目指してる感じだが、なかなかそうもいかないと。だよね。ひどいことも起きますと。だよね。でも、頑張ってくんだよ三人。ですよねっていう映画だった。
脚本は言葉足らずにして雰囲気出して、撮りたいシーンを突然挿入してくるからちょっと流れも悪いけど、良くある感じで観てはいられるかな。
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