「欠けてるビー玉」転がるビー玉 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
欠けてるビー玉
再開発で取り壊しが決まっているが故に安く住めるマンションの一室で共同生活を送る20代女性3人の話。
仕送りを貰って曲をつくり歩道橋の上で弾き語る子。
バイトをしながら自身の売りも考えず単にオーディションを受け続けるモデル志望の子。
出版社で小間使いをしながら、はっきりしない男にハマる子。
作中で少し触れていたけど、必死にやってる感じがなく、何となく日々暮らしているだけにしかみえないし、指摘されて何か変わる訳でもないし。
一人だけは若干のやさぐれ感と変化らしきものがあったけど、他には特に何もない漠然としたこうなったら良いなあ程度の意識しかない若い女の子の日常をみせるばかり。
映画ですよね?
なんとなく、漫然と生きている普通の人の日常をみせられただけに感じて響かず。
どこに転がるか判らないって、先ずはどこかに向けてちゃんと転がそうとしなくちゃね。
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