「最強の三人(BGM September!)」神と共に 第二章 因と縁 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
最強の三人(BGM September!)
一作目を観ている事は前提条件の二作目。
今回の主役は三使徒。1000年前のドラマは予測以上に残酷で、ウソやぁと思わず唸ってしまった。兎に角ヒャンギの同情の集め方が、臭過ぎて露骨すぎてアカン。何がアカンて、わかっちゃいるけど抗えないってヤツ。この子は泣かす。ドンソク兄の出番が無かったのは裏をかかれた感じ。
一作目と趣きが違い、破壊力のある泣かせ方は無いけれど、1000年掛けた贖罪の物語は染みました。ジュラシックパークなんかに飛ばなきゃ良いのに。あれ、笑うとこですか?
最後の最後の閻魔の縁は、蛇足かなぁ。悪い時代の「素直に終わってくれない韓国」だった。
良かった。けど期待値も高かったからトントン気分です。
三人の最後。ウン、やっぱり良いかな。すっごく!
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7/1 追記
悪い人間はいない。状況が悪いだけ。
成主神の言葉。その状況を作るのは人間。変えられるのも人間なんですけどね。
罪悪感を1000年間背負いながら、自分が斬った二人と過ごして来たカンニム。
両親を斬った男に命を救われ、慕い続けて来たドクチュンは、ヘウォンメクを救うために短剣を取り、結果的に命を落とします。
兄に冷遇されながらも使命を果たすため、鬼になろうとしたがなり切れなかったヘウォンメク。敵将の慈悲に救われた命ゆえの因なのかと。
縁は1000年と言う時間を経て、何かに変わった。愛っていうのか、信頼って言えば良いのか、情って言えば良いのかは分らないけど。
他人として生まれ変わるの、もったいなくないですか?あと1000年でも10000年でも、やってりゃ良いじゃん。成主神の言葉を証明し続けて欲しい。人間じゃないけどね、この人たち。
1000年かけて48人しか救えないというのも
なかなか貴人がいないってことなんですね!
高校時代の世界史を思い出しました。
あまり重要じゃなかったけど女真族の“金”はけっこう試験に出た記憶が。