ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
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そして でんせつが はじまった!
かんとくやまざきはドラクエエイガカを となえた!
じゅもんは ひかりのかべに はじかれた!
やまざきは しんでしまった!
ほりいは しんでしまった!
すぎやまは しんでしまった!
おきゃくは しんでしまった!
おお かんとく やまざき!
しんでしまうとはなにごとだ!
しかたのない やつだな。
おまえに もういちど きかいをあたえよう!
こくひょうで キズついたときには やどやにとまって キズをかいふくさせるのだぞ。
ふたたび このようなことが おこらぬことを わしはいのっている!
悔しさと虚しさで泣けてくる
本当に悔しくて堪らない。
私は酷評自体は耳にはしていましたがネタバレは避けていました。そして個人的なポリシーというかスタイルとしてどんな映画でもまずは良い所を出来るだけ探してみるようにしています。
観る前はあのドラクエVをどうやって映画一本にまとめたんだろう?とかあのシーンはカットしてほしくないなぁとか考えていたんです。そんな私の心を見事に粉々にしてくれました。
簡単な総評をすれば、くだらない侮辱的なオチで評価をすることも腹立たしいですが、途中までは、作り込まれたグラフィック、キャラクターに命を吹き込んで下さった声優陣の演技、そしてドラクエの魅力である壮大な音楽によって賛否両論の余地はあれど良い作品だったと感じたので脚本を考えた奴以外に、感謝と敬意を表して星1です。
以降詳細な感想(ネタバレ有)
私は問題のオチまでの完成度は充分な作品だと感心していました。ドラクエの魅力である壮大で美しい音楽に、原作デザインを忠実に再現し作り込まれた躍動感溢れるモンスター達に感動しました。
ドラクエVの代名詞といっても過言ではない、ビアンカとフローラのどちらと結婚するのかも、人それぞれの好みはあれど私はよく出来ていると感じました。
青年期後半も娘の存在を無かったことにされた点はさておき、クライマックスに向けての盛り上がりやアクションは上手く尺に収めようとしていると思いましたし、正直なところでは、一体どこがここまで酷評される結果になったのだろう?と感じていました。
個人的な一番の見所はキャラクター達の感情が感じやすくなっているところだと思います。
ここ数年でゲームは飛躍的に進化してきました。美麗な3Dモデルや立ち絵からキャラクターは様々な表情を見せ、昨今では珍しくなくなった声優によるフルボイスなどによって見事に命を吹き込まれています。そういったクオリティの向上によってキャラクターへの感情移入は非常にしやすくなったと思います。
しかし、ドラクエはそんな技術が出来ていない時代に誕生した作品です。言い方は悪いですが、無機質なテキストにドット絵、今のゲームと比べるようなものではありません。それでも、プレイしていた私達は共に戦ってきた頼れる父、パパスが倒れたときは衝撃的で、なんとか助けることは出来ないのかと悩みましたし、結婚の選択肢でもやっぱり幼馴染みのビアンカを選ぶべきかなとか、でもフローラを振るのも心苦しいなとか勇者になったつもりで真剣に悩んでいました。
そんな我々勇者の視点でしか見られなかったキャラクター達が動き、表情や声、仕草からは彼らの感情が見え隠れするのです。あの冒険を共にした仲間達にも魂があるのだと本気で感じました。
勇者に関しても、喋るのはどうなんだとか個人の考えはあれど私は良かったと思います。特に過去に戻り、幼き自分と再会したシーンのラストでパパスの声を聞いた勇者のセリフにはゲームをプレイしていたときの何倍も心を揺さぶられ、思わず目を潤ませてしまいました。
ここまでは本当に賛否両論はあれどドラクエの映画としては良い作品になっていたと思います。ゲマを倒すところまでは本当に良い作品だったんです。
問題はオチなんです。これまでの評価や感動を全て吹っ飛ばします。
ゲマを倒しはしたもののミルドラースが復活する!となり、遂にラスボスかと思っていたら急に勇者以外の世界が止まり、よく分からんヤツが出てきます。ソイツは勇者に対して、この世界はVRゲームの中だと、俺はそのゲームに入っていたウイルスだと告げます。そして、勇者はそのことを思い出すんです。
は?
私はしばらく放心していました。しかし、更に追い討ちが来ます。ウイルスは勇者に向かって、お前が救おうとしている世界や家族、仲間はデータに過ぎないと、そんなものに意味はない、ゲームなんかしてないで大人になれと言います。
は??
そのあと、勇者(プレイヤー)はそんなことは関係ない!ゲームはもう1つの人生なんだ!みたいな感じでなんか出てきたcv.山ちゃんのスライムが私はウイルスワクチンだとか言って、さあコレを使えとロトの剣を渡し、勇者はそれでウイルスを倒してちょっとエンディングやって終わり。
頑張って作ってくださったスタッフの皆さんには申し訳なかったですがスタッフロール中に退場しました。
つまり、長々と賛否両論あれど結構良いじゃないかと思っていたものを全否定されたんです。あの頃プレイしたドラクエのキャラクター達にも魂があり、喜怒哀楽があるんだと感動していたら、でも所詮はゲームの中のデータに過ぎないし、くだらないよ?って言われたようなものです。本当に怒りがここまで沸いてきた映像作品は初めてです。
このオチはドラクエだけでなく、全ての創作物に対する酷い侮辱です。正直、悔しくて仕方ありません。冗談抜きで涙が出ました。私の時間と思い出を返していただきたいです。
面白かった
巷の評価が悪いのでラストのネタバレ見てから映画館に行ってきました。ラストの展開がアレなので観るかどうかかなり迷いましたが、結果として最後まで楽しんで観ることができました。何も知らずに観に行ってたら最後ガッカリしてたかもなあ。
当時ドラクエをプレイしていた身としてはラストの主人公のセリフにウルっときてしまいました。
鳥山絵じゃないのが気になってましたが、観てるうちに慣れてきましたので心配している方はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
DVDが出たらまた観たいと思います。
ドラクエシリーズ、やったことないけど
シリーズ通して、ゲームは全くプレイしたことがありません。なんかスーファミのデータが消えやすいことくらいしか知らない状態でしたが、熱烈なドラクエファンの友人に連れられて観に行ってきました。
見終わった後で、友人は「あれはドラクエではなかった」と不満そうでしたが、何も知らないと、娯楽映画としてはとても楽しめました。ゲームの世界でウィルスと戦うだなんて、どちらかというと.hackみたいでしたね。
やっぱりあのスライムは、ゲーム内ではそんな重要な役割ではないのですね?
プロモーションが悪い
最後の展開については少しでも予見出来るような醸し出しがあれば納得感があったと思うんだけど、唐突すぎてびっくりしたというのが正直なところかな。
上映時間があれば最後の展開にかかる経緯を丁寧に絵かけた気がするけど、この時間で収めたのはテレビ放映を見据えてなんでしょうね(笑)。
あとはメディアを通じてこういう視点で映画を観てほしいとメッセージを発していれば怒りのコメントばかりにならなかったと思います。
ただ、皆さんのコメントをふまえた上で観に行けば後悔せずに映画を楽しめるはず!ドラクエ好きで映画が気になる方は観に行くことをお薦めします。短い放映時間で話が凝縮されてますが全体的に丁寧に描かれてるし、個人的にはブオーン(プオーンじゃないよ)が仲間になって一緒に戦うところが気に入ってます。
最後の展開は「ラスボスは自力で見ろ」という制作者側のメッセージと受け止めておきます(笑)。
何が伝えたかったのかな?
他の方も書かれているが、ラスト10分で奈落の底に突き落とされる。
私はレビューもネタバレも何も見ずに、ただただドラゴンクエストVのリメイクされたストーリーがやるということでワクワクしながら観にいった。
決して「ドラクエVの劇場版を観に行くんだ」という意識で観に行ったわけではない。
正直、ドラクエVのラストを迎えなかったのはあくまで『YOUR STOЯY』だからだと考えると違和感はなかった。
しかし、いくらプレイヤー目線だという伏線を入れていたとしても、ラストでプレイヤーたちを冒涜するような発言をクリエイターがしてしまうのは如何なものかと。
仕事は金を稼ぐためにやることだ と言われてしまえばそこまでだと思う。でも全てのクリエイターがそういった気持ちでゲームを作っているなんてことは有り得ない。
いうなら、監督がゲームクリエイターやそのゲームのプレイヤーをただただ貶したかったとしか思えない作品です。
私がこの映画から受け取ったのは日本のサブカルチャーとそのファン、クリエイター全てを踏みにじる幼稚な意図のみです。
こういう感想よりも良いところをいっぱい書けたらよかった。でも最後が酷すぎてすべてそれに持っていかれた。
この映画のCG作った方々にも本当に申し訳なくなる。こんな感想を持ってしまって。
映像・音楽等は本当によく出来ていたので、地上波で放送されたら、天空の剣投げたところでチャンネル変えることオススメする。
個人的にはアニメーションに当てるならやはり声優の方が好きだが、俳優さんでも違和感はなかった。(最後に持ってかれすぎてもう覚えてない)
ラスト以外は割と○
ドラクエ5は印象深く、一番好きな作品です。そんなドラクエ5の映画が、よもや酷評だらけになるとは思いもせず、観てきました。
良かったのは、表情豊かなキャラクター達が観られたこと、戦闘シーンの臨場感溢れる立ち回りが楽しめたことです。また、村や酒場といった場面は丁寧に描写されていて、雰囲気が出ていてました。
特に、花嫁を選ぶ場面をじっくりやってくれたのは嬉しかったですね。ビアンカもフローラも可愛かったです。
あとは東京都交響楽団による演奏は素晴らしく、これを大音響で聴けることはポイントですね。
逆に引っかかったのは、やはりラスト。
ゲームに没入していることを表現したのは分かるのですが、突拍子も無いし、あのデザインは。。。
(飛躍して考えれば、ゲームから現実に引き戻す親のメタファーでしょうか笑)
そうするのであれば、最初にVRであることを出すか、最後に種明かしする形でも良かったのでは。
ストーリー中、最高に盛り上がっている場面でのネタばらしは、テンポとして違和感が強く、何よりテンション下がります。
ただ、この挿入が無ければ無いで「悪くなかった」「割と良かった」で評価が終わってしまうので、監督の想いを汲むなら如何ともし難いものです。
私としてはデザインやゲームストーリーの展開はいいと思ったけれど、やはりラストは受け入れ難いかなー。。
評価なんか気にしないで、まず見てください。
最後にはビックリしたが、、、
ストーリーはアレンジがあり新鮮であり
懐かしさも残っていて^_^
ビアンカ、フローラかわいいすぎ💕
ついビアンカの胸元を見てしまう(●´ω`●)
あらためてビアンカ派を確信!!
低評価でおカッなビックリみにいきましたが
全然楽しめました。
たしかにラストは人により賛否あると思いますが
ストーリーは面白いし、ビアンカ、フローラは見る価値ありです。
╰(*´︶`*)╯♡
最後の10分のせいで令和初かつ最悪の「釣り動画」に
映画を観終わったその怒りのまま、映画館の券売ホールの喧騒の中でたまらず筆をとっています。このまま車に乗って家に帰ることはできません。それでは遅すぎます。怒りの涙で視界がにじむため、家にたどり着く前に事故を起こして私は死んでしまうでしょう。それだけはなんとしても避けねばなりません。慣れないiPadのキーボードで遅筆ながらしかし怒りが風化しないうちになんとか思いの丈を書き留める義務が、確かにわたしにあるのです。
はっきりいいますと、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は3DCGアニメーション映画の予算で作った令和最初にして最悪の釣り動画です。
最悪です。ドラゴンクエストのファンは王道のストーリーを楽しみにきたのです。監督がパッと思いつきでやってみた寒くて滑って、もう滑って滑って仕方ない激寒メタ演出の人柱になるために映画館に足を運んだわけではありません。普通に魔王を倒してハッピーエンドを迎えたかった、ファンが望んだのはそういうふつうの幸せです。山崎貴監督はそういう「ふつうの幸せ」さえも叶えられなかった愚か者です。奇をてらってなにか有意なものを映画界の歴史に残したかったのだろうが、愚かだったというほかありません。ドラクエに手を出すということが何を意味するのか、何を期待されているのか、彼はついに理解しないまま映画を完成させてしまったのです。というより、ファン心理を理解した上でのこの出来なのであれば監督としての能力はもとより人格を疑わざるを得ません。わたしにザラキが人生で一度だけ使えるとしたら迷わず彼に放つでしょう。彼がマホカンタを常備していないことを祈るばかりです。
というかわかりました、かいているいま理解しました。山崎は古参ファンに「いてつくはどう」をかけたのですよ。ドラクエ世界にドップリ浸かることすらさせなかった。正確には映画の途中までは浸らせておいて一番熱いところで冷や水をぶっかけた。奴はわたしたちのゲマになるつもりでこの映画を作ったんだ。いや、そうとしか思えない。原作のゲマは「いてつくはどう」を使えないのだがこの際それはいい。奴がラスボスのミルドラースを書き損なったのは自分がゲマになるのに忙しかったからだ。そうなるといよいよ山崎貴にはマホカンタがかかっている説が濃厚になるので、天空のつるぎを確実に手に入れてから撃破に向かわねばなるまい。
いやわかる、わかりますよ。主人公の父の仇であるゲマを倒すことがどうしてもドラクエ5ではクライマックスになってしまいます。ただでさえミルドラースはドラクエシリーズでも影の薄いラスボスとして有名なのだから、ミルド攻略のくだりをどう描ききるのか、ゲマ以上の憎さをどう演出するのか。頭を悩ませた結果なのだと頭では理解できます。王道ストーリーをやる以上ラスボスを描かないわけには参りません。山崎貴なりに答えを出したことそれ自体は認めます。
ただそれでもおもうのは、あんなVRオチという「かわし」をやるくらいだったらゲマがラスボスだったほうがどれだけマシだったか計測不能です。あれならミルド封印成功臭いものにフタエンドのほうがまだましです。というか、せっかくボロボロになったゲマがドラクエ6のデスタムーア最終形態みたいな見てくれ(主人公親子の攻撃を受けて、顔と両手だけ残ってあとはスカスカという状態)になったのだから、そこにミルドラースがコツコツあけた魔界の穴のスキマ(魔力をやりとりしているらしい描写はあったのだからそのくらいのチカラがあってもこの際いいだろう、マーサだって強大すぎる力とはっきりいっていたのだから)を通ってゲマに乗り移って「お前の母マーサの努力は無駄だったな、フハハハハ!」と雑でもいいから憎まれ口の一つでも叩いて主人公のヘイトを買っておいてゲマの何分の1でもいいから憎たらしさを担保しておいてからみんなで力を合わせてミナデインでよかっただろ!ドラクエ映画をやるってことはイコールミナデインだろどう考えても!!!おれはミナデインが見たかったんだぞこのやろう、なんでそんなこともわからねえんだヘボ監督!!!!!お前の映画は二度と見ねえからな!!!!!!!!!!
.......本当にねえ、グラフィックや音楽は決して悪くなかったんですよ。微妙に納得できない部分はもちろんあるんですけど、ドラクエ世界が厚みあるものとして映像で観れるというのはわたしはとても嬉しかったんです。思い出すのはドラクエ7なんですけどもね、ドラクエ初の3DCGで。今見れば拙いグラフィックかもですけどね、当時小学生だったわたしにはそれでも大興奮モノだったんですよ。立体的なんだよと。感動したよ。それまで平たかったものが少しづつでも厚みがでてくるとやっぱり感動するんです。それで今回も映像には期待していました。なにより質感がいいし、モンスターが特にいい。フローラやビアンカも可愛かった。本当にどっちをお嫁さんにするか迷っちゃいますよあれじゃあ。
だからこそ、だからこそですよ。映像をリアルにしていくということは「観客をとことん没入させるぞ」という宣言をすることです。没入が念頭にあるグラフィックをこれでもかと使っておいてメタ脚本に逃げた山崎貴を私は全く許す気になれないんです。
山崎貴ははっきりと矛盾しています。「ゲームに没頭しないで大人になれ」というのが彼のメッセージなら、なぜ彼は没入できる映像を提供したのか。どうせ没入させておいて後ろから殴りたかったのだろうが本当に中身ある説教をやるんだったら、かれは映画の全編を3Dではなくむしろドット絵でお送りするべきだったと思います。まあ、そんな映画見ないけど。というか、ドラクエ使ってやる説教じゃあねえわな。
だからこの映画は「釣り動画」なんです。魅力的なサムネイルで釣っておいて、13歳くらいの男の子が自分の言いたいことだけ言い逃げして終わり。もともと釣り動画なので視聴者の機嫌をとる必要もない。この映画を観終わった時に流れた私の涙は、ニコニコ動画のランキングに上がっていた面白そうなサムネの動画をクリックした結果釣り動画を2時間視聴させられた上に1800円取られた挙句、なけなしのドラクエ愛を踏みにじられツバを吐きかけられた行き場のない怒りと悲しみの涙だった。とりあえずは今から天空のつるぎとお嫁さん探しの旅に出ようと思います。奴は現代に現れたゲマだ。野放しにするわけにはいかない。
この映画の擁護派、高評価を書いている人は皆どこかから提供された定型...
この映画の擁護派、高評価を書いている人は皆どこかから提供された定型文のテンプレを使っているとしか思えない。
なぜか、
1.とにかく満点、絶賛をする。
2.何が良かったかは一切具体的に言わず、「CGが良い」とか「キャラクターがあってる」とか「最後のユメ落ちネタはゲームへの愛」とか「実は映画はドラクエ5のゲームをもう一度買わすための宣伝ツールだ」といってくる。
3.やたらドラクエ5未プレイの人にこれからゲームをするよう勧めてくる。
4.興行収入を上げるため、しきりに親子での鑑賞を勧める。
5.使い古されたユメ落ちや物語の改変への具体的批判的に対しては「山崎貴アンチの捏造」と言い切る。
だけどさ、公開初週なのに興行成績4位じゃん。普通1位でしょ。これだけ前宣伝して、原作も声優もこれだけ超有名だったら。酷評出る前にもう爆死確定でしょ。3週間後にはもう上映終了してるわ。自分が見たとき、客10人くらいだったかな。ホームシアター状態(笑)。巨匠山崎監督は「ヒットする映画作りがたいせつなんだ」って自分の姿勢について書いてるけど、既に失敗してるし、自分の発信もまだ多少評判のよさそうな「アルキメデスの大戦」ネタしかないのはなぜ?作成側の頼んだ自己自演の高評価レビューも効果が薄くて、ドラクエはなかったことにしたいんだね。個人的には山崎は、まだ良心のあったジュブナイルの頃の制作態度に戻るべきですね。これじゃああの開会式もひどい演出になるだろうな。
ニートのススメ
映像…☆4
脚本…☆2
ドラクエモンスター…☆5
「これだって現実なんだ!」…アホか。
こんな感じの感想だった。
兎にも角にも展開が早い!
その世界観を堪能する前にどんどん過ぎてく。背景は美しく、キャラだってよく動く…いや、あれは、かなり動き過ぎだ。
マウスも、舞台の芝居でも観てんのかと思うくらい大きく、わざとらしく動く。
まぁ、なんせその驚異的なスピードに、没入感は削がれ傍観者としとの立場を強制されるかのようだった。
要のCGは凄くクオリティが高かっただけに、こんな評価なのが残念でならない。
声優さんでやろうよ?
なぜやらないんだ?
あんなわざとらしいマイムをやらせておいて、声のスキルもないような俳優たちにやらせる必然はないだろう…。
話題性なのか、こだわりなのか…でも、それは同時に声優という職業への冒涜にもなり得るだろう。
声優のどなたかが言ってたよ。
「声優の露出が多くなるのは考えものだ。そのキャラの後ろに僕たちの顔が過ぎるのは、作品として良い事と思えないから。」
だそうだ。
その考え方とは真逆の今回。
やはり、キャラの後ろにそれぞれの顔が浮かぶ。正直、邪魔だ。
特徴のある声の人は尚更だ。
聞く頻度の多い声なら尚更だ。
円盤化する時には、洋画に吹替版があるように、声優版を熱烈に所望したい。
そして、今回の決め台詞…。
アレは容認できない。
現実の時間を費やしてはいるけども、アレは現実とはかけ離れてる。
現実ではない。
体験でもない。
ゲームをやり続けたい大人が、そうじゃない大人に向かって言う言い訳にしか思えない。
ゲームを提供する事においてビジネスのスタンスを履き違えないでほしい。
そここそがクリエイターとしての正念場であってほしい。
妙な理屈で正当化しないでほしい。
あんなものに賛同したり感化されたりするバカはいないと思うけど、子供にどう届くかまでは分からない。責任など持てないだろう?
それはダメだ。
現実との線引きを、制作サイドが越えてきたらダメだ。仮想空間は実現できても仮想現実なんて実現できてないんだから。ただの当て字なんだから。そこを抱き込んじゃだめだろ?現実から少し離れた逃げ場が主戦場だろう?そのスタンスは守らなきゃ。
あなた達こそが現実を蝕むウィルスと同義に成り果てる…そうじゃないだろ。
そしてコミニュケーション機能を携えたウィルスってのにも疑問はあるのだが、その機能をある天才が作為的に埋め込んだとして、考えられる動機は、ゲーム制作陣によるサイバーテロを防ぐ良識あるヒーローに思える。
仮想空間に入り浸る人間たちが「これは現実だ!」とわめく世界は正常だとは思えないからだ。
ゲームの中で結婚して子供が産まれる。
ただのデーターでプログラムだろ。
「擬似体験だ!」くらいなら容認のしようもあるが、「現実だ!」は常軌を逸してる。
そんな理念のもとに癒しや憩いを提供されてたかもと思うと、恐ろしくて背筋が寒くなる。
現実の時間を止めねばゲームをプレイしてもらえない。だからこそ、これも現実と一括りに認識させてしまえ的な危険思想の塊に思う。
ホントに心の底から落胆した。
ドラクエのモンスター達を嬉々としてプログミングしてたデザイナーやプログラマーに申し訳ないんだけど、こんな作品は見たくなかった。
「あなたの物語」
残念ながら共感したら負けだと思える内容だった。
低評価多いですけど自分は面白かったです!
今までの見慣れたモンスター達なのですが、3DCGとなると別物になったかのような美しさでした。モンスター以外にも背景、音楽とドラゴンクエストファンにはたまらない瞬間が幾度となくありました。
また、フローラとビアンカが美しすぎて恋しそうになりました笑
また、個人的にですが声優の抜擢も良かったのではないかな〜と思いました!
1点だけ不満を言いますとウイルスプログラムの部分はいらなかったかな、て思ってしまいました。
ですが、それ以外は大変素晴らしい作品となっておりますので見ようか見まいか悩んでる方は是非見てください!
最後のはあれだけど…
映画を見て3日経ちました。
最初は悔しさや、虚しさのありましたが、段々と考えが変わって来ました。
確かに最後の演出は賛否両論あるでしょう。
私も否の方でした。
しかし、堀井雄二さんや山崎貴監督、スタッフの方々が言いたかったのは、
他人の物語(映画)を見てないで、
自分の物語(ゲーム、現実の生活)をやろう‼︎行こう‼︎
という事なのではないかと…。
私は家に帰ってから すぐにiOS版を購入しました。
スーファミ、PS2、DS、Androidと少なくとも20回はプレイしたであろういい大人がです。
この映画はもう一度自分の冒険をやろう‼︎という気持ちにしてくれました。
ドラゴンクエストのファンの人も、そうでない人も、そういう気持ちになったのではないでしょうか?
勿論、映像やキャラ、音楽などが素晴らしい映画だと思います。
今でも引っかかる事があるとすれば、ドラクエファンなのに、幼少期をカットに追加キャラクターを1人にして娘もカット。キラーマシーンやメタルハンターではなく、ロボットという言葉を使った主人公には今でもがっかりです。
何が伝えたいのかわからない
ラスト10分までは、まぁダイジェストも改変も声優のコレジャナイ感も覚悟してたし、映像の綺麗さと戦闘の迫力でプラスマイナスプラスと言ってもよかった。
問題のオチです。
僕自身、「実はこれはプログラムでした!」自体は仕方ないかなぁと思っています。
監督さんはRPG嫌いらしいし、、、
現実見ようね?と社会風刺がしたかったと言われれば、ムカつくけどまぁ割り切れます。
何が嫌かって、その後またすぐに掌を返したことです。
社会風刺がしたかったなら、あそこで仮想空間が破壊されて、そこで終わりにした方がまだ一貫性があってよかったし、伝えたいこともハッキリしていたと思います。
結局最後にゲーマーの肩を持つなら、プログラムの下りは全くいらなかった。
普通にファンタジーで終わらせてもよかったと思います。
確たるメッセージ性もないのにただただファンの夢を踏みにじっただけになっているのが、私のモヤモヤの原因です。
気軽に地獄に行ける作品、観る前の人生には戻れません
気軽に地獄に行けますので、相当の覚悟をしてから劇場に足を運んでください。それでも即死レベルのダメージをくらいます。
まず初めに断言しておくと、この作品は例のシーン(ラスト10分)までは決して駄作でもクソ映画でもありませんでした。華麗な映像に生き生きとしたキャラクター、モンスターたちの造形も完成度が高く、DQおなじみのBGMもフルオーケストラversionで映画を盛り上げてくれます。あれだけを聞きに映画館に行きたいくらいです。ストーリーや演出、キャラ改変に関しては大分ご愛敬な部分がありましたが、「ファンサービス映画」と考えればある程度の満足感を得られたはずです。
ラストシーンが恙なく終わってさえいれば、色々と突っ込みどころはあるものの家族や友人で映画の話題をアレコレ楽しんでいたことでしょう。「DQの登場人物がスクリーンで見られて最高だった!」「あのクオリティでDQ新作のムービーが見れるかなぁ」「まぁ駆け足だったけど、興行成績が良ければ他のシリーズも映画化されるかも??」と期待に胸を躍らせたかもしれません。
そんなささやかな願いを虚無と絶望に変え、ファンの心を怒りで満たしたのは、ひとえに脚本の稚拙さ、傲慢さ、無神経さ、そして何よりゲームやファンタジーなどの虚構が持つ力を何一つ信じていない非人道さにあります。
この映画レビューはネタバレを存分に含んでおりますので、その点ご留意ください。
【良かった点】
・3Dの美麗さ。どこか欧米の3D映画で見たことがあるような光景が多く見られるものの、3Dアニメで出遅れているこの日本で作られたと思えばこれからに非常に期待ができるクオリティでした。
・キャラクターやモンスター造形の完成度。キャラクターに関しては少々バタ臭く日本人好みではありませんが、ビアンカもフローラもちゃんと可愛かったです!!何よりモンスターの造形は理想通り。スライムはぷよぷよ可愛らしく、オークやギガンデス(サイクロプスだったかもしれない)、キラーマシン、ゴーレム、ブオーンなどの勇猛なモンスターの動きも生き生きと迫力があり大変興奮しました。この映像制作陣だけでDQモンスターが沢山出演する外伝映画作りませんかね?あのクオリティで、ももんじゃやおおきづちやクックルも見たかったなぁ。プクプクも可愛いですよね、海のモンスターも見てみたかったです。ほんと「ドラゴンクエストYOURSTORY~わくわくモンスター大集合!みんなで大運動会~」とかだったら良かったのに。
・ゲマ。そう、あのゲマです。デザインも昔のものを踏襲しながらよりおどろおどろしく一新されています。そのゲマに命を吹き込んだのが吉田鋼太郎氏です。彼の熱演によってドラマティックさに締まりが出ています。もし今後映像化が続くようであれば今後もゲマは吉田氏に演じていただきたいですね!最高の悪役でした!
・オリジナルデザインのキャラクター。DQおなじみの鳥山明氏デザインのキャラデザインでないことに私を含め多くの方が不満を抱いたでしょうが、上映が始まってその不満はなくなりました。またラスト10分の展開から考えるに、このデザインで良かったのだと納得がいきます。最初はクリエイターがオリジナリティを出したいとか3D制作の都合とか色々予想していましたが、見終わってみればそれはある意味制作者の「優しさ」だったのかもしれません。もしあのシーンで鳥山明氏デザインのキャラクターがあんなことになってしまったのであれば、私は完全に心が折れていました。
【悪かった点】
・シナリオ、キャラ改変、俳優声優の多さ。他の方も指摘されてますので多くは語りません。声優さんは皆さん頑張っていらっしゃったものの、やはり違和感は最後まで拭えませんでした。主人公の佐藤さんとゲマ役の吉田さんは本当に自然で魅力あるキャラに仕上がっていただけに残念です。ケンコバはケンコバでした。シナリオやキャラ改変についても言及したいのですが、ここの問題は最終的なちゃぶ台返しで何とかなってしまうのです。信じられませんけれど。この映画の中ではきちんと筋が通っているのです。全く納得ができませんが。
・BGMに対するデリカシーの無さ。DQYSでは天空シリーズの音楽が作品を盛り上げてくれます。しかしその使い方が無神経すぎます。映画化するにあたって全てのBGMをVのものに統一するのは難しかったと思うので、仕方ないとは理解できるんですが。
・世界設定無視。そろそろ突っ込むのも嫌になってきました。魔物使い設定は一度しか生かされていません。(スラりんが山ちゃんだった為)
・あと、ルドマンにプロポーズしちゃうくだりが絶対に必要です。この作品の前提条件を考えればあそこでルドマンにいかないわけがないんですよねーーー。プレイヤーなら絶対にやるんですよ、絶対に。「なんで俺、ルドマンさんにプロポーズしてるんだろ……?」という所から最終的なネタばらしの説得力が生まれるんです。記憶は改変されてても習慣は自然と身体にしみついてしまうじゃないですか、プレイヤーなら。そういった設定への細かい説得力を積み上げてからちゃぶ台返しするもんじゃないんですかね????
・もう言及するのも嫌なんですが、このDQ5と思われるストーリー、実は全部VRなんです。どっかのアトラクションに設置されてるドラクエVRなんです。今までの物語は主人公の青年がプレイしていたゲームに過ぎないんです。だから「YOUR STORY」なんだよね。は?YOURじゃねーだろ「誰か’s STORY」に今すぐ変えろよボケーーーー!
なお、このゲームは色々と設定を変更できるようで少年時代をスキップ出来たり事前にどっちと結婚できるか指定できたりします。は??そんなゲーム知らねえぇーーー!そんなDQ知らないんだけど?
コイツみたいに少年時代をスキップするような奴と一緒にすんな!ビアンカと一緒に夜アルパカの町から抜け出したり必死でレベル上げ&金策してブーメラン買って感動したり妖精の国の氷の洞窟で右往左往したりベラとの別れが悲しかったりゲマを倒すためにラインハット周辺で無駄にレベル上げしたりするけどやっぱりパパスの死は防げなくてしょんぼりするのがDQ5ファンだろ!コイツみたいに少年時代スキップするような奴に感情移入できるか!!!!
あとここの考察は言いがかりになってしまうかもしれないので話半分に聞いてほしいんですが、もしかして息子しかいないのってソイツが設定したからですかね?双子設定をいじったとか?そうだとしたら心底軽蔑するな…言いがかりかもしれないけど。
ゲマを倒したと思ったらペプシマン、いや魔王ミルドラースを名乗るコンピューターウイルスが登場して周囲が一変、背景も仲間たちも大切な家族も単なるテクスチャになってしまいます。そう、彼らは単なるデータなんです。それをまざまざと見せつけられるんです。そこまでする必要性ある???これ青年以上にDQファンの我々観客が見せつけられてるんですよ?一番の被害者は観客ですよねコレ?
そして「大人になれよ」って言い放つんです。その説教に激おこ青年が「ゲームも現実なんだよー」的な事を(乾いた笑いしか出なくてあまり覚えていません)言い放ったと思ったらスラりんから山ちゃんの声が出て「俺はアンチウイルスワクチン!」って言ってスラりんがロトの剣になってウイルス撃破。これはゲームの中だけど大切な現実で思い出なんだぜ!!ENDです。流れ的にはほぼソードマスターヤマトですね。ほんとソードマスターヤマトならどれだけ良かったか。でも残念!これDQの看板背負って集客しちゃってるんです!!
きっと制作側は、これ「YOUR STORY」だからね!よく読まず勘違いしてDQVだと思い込んじゃう観客が悪いよね!こっち一言も「ドラゴンクエストV~天空の花嫁~」とは言ってないじゃん!勘違いしたお前らが悪い!って思ってるに違いないんです。詐欺師みたいなモラルですよね。クリエイター達に不信感しかありません!吐き気を催す邪悪!!!!
よく「制作者はゲーマーの心を肯定してるんだよ」「ゲーマーを応援しているんだよ」という擁護が見られますが、たとえそれが制作側の本心だったとしても結果的に悪辣極まりない傲慢な押し付けだということは覆せません。しかもその方法がこの上なく最悪です。DQの魔王だってもっと正々堂々と相手を打ちのめしていますよ。
彼らのやっていることは「邪悪なマッチポンプ」です。世界や仲間、家族をテクスチャにし単なるデータを見せつけ、さも世間からの悪意があるように思わせていますが、その悪意を持っているのは制作者自身です。(この内容を書いたのは8/6なんですが、その後制作者の呟きでばれちゃいましたね!当たってました!!やっぱり内心そう思ってたんですね!映画全体に滲み出てるんだよクソが!)悪意を観客に浴びせた彼らは宗教家のようにすり寄ってくるのです。「辛かったろう、悲しかったろう、でも私は君のそばにいるよ」ってどの口が言ってんねんとしか思えないですよ???殴っては優しくするを繰り返すDV加害者のような所業、とはよく言ったものです。
DQシリーズはすでに30年以上続いており、ゲーマーだけがやるゲームではないんです。とても大衆的でお茶の間の普通の人々が楽しんでいる、ごくごく当たり前の娯楽なんです。日本人のほとんどが、と言ったら誇張でしょうし不快に思う方もいらっしゃるかと思いますが、ずっと昔から市民権を得られているゲームなんです。そりゃ宿題もせずDQばかりやっていたら「ちょっとアンタ!宿題は!?ピコピコばっかりやってるんじゃないよ!(母ちゃん掃除機アタック!」されるでしょうが、後ろ指をさされる事なんてここ10年はないでしょう。制作者は一体どの時代からやってきたのでしょうか?大人がDQをやっている位で批判される時代ではないんです。それなのに「周りの悪い奴ら(自己紹介)は大人になってゲームなんか止めちまえって言うかもしれないけど!」「僕たちは君のゲームへの情熱を応援するよ!」「その思い出はかけがえのないものだから!」など上から目線で言われても「ハァ??」としか思えないでしょう。
DQファンが思いもよらない方向から悪意を見せつけられ、その隙に付け入りフォローするのは、それは善良だと言えるのでしょうか?本当に観客を誠心誠意、応援しているのでしょうか??自分の指示で悪党に村を襲わせたところに救世主として登場する悪辣なド屑野郎の所業に思えます。
ぬいぐるみのマスコットを気絶させ身ぐるみはがし「中身はただのオッサンだぜ!」「でも嘘っぱちなキャラでもお前には大事なんだよな!分かるよ!」「君はそれでいいんだぜ!」ってまたぬいぐるみを元に戻せば許してもらえると思っているんですか?おっさんが気絶していてこの顛末を知らなくて良かった……最後はそんな悲しい安堵感に襲われるんですよ?ビアンカもアルスも知らなくて良かった。あんな目にあったなんて、本人には絶対に知られたくない。彼らが一体何をしたというんですか??陳腐なテーマの為に彼らを弄んで、心が痛まなかったんでしょうか?ああ、制作者にとっては単なるデータだからどうでもいいんでしょうね。こんなやり方、どんな原作でもやっちゃいけないんですよ。原作が漫画であれアニメであれゲームであれ。大人になれという前に人間になってください。
多くの方はもうDQの映画化を望んでいらっしゃらないかと思いますが、私は是非またチャレンジして欲しいですね。この映画で一番傷つき苦しんでいるのは間違いなく山田孝之さんだと思います。山田孝之さんの渾身の演技を、本物のDQ映画で見てみたいのです。今は大変お辛いかと思いますが、いつかまた劇場でお会いしたいです!その時はゲマ役の吉田さんもご一緒に。佐藤健さんの演技も素晴らしかったです。ですが次はちゃんと本物の「リュカ」役でお会いしたいです。きっと素敵だと思いますよ!
ということで本当ならマイナスいちおくまん点を付けたいところですが、携わった方々に感謝をして☆1を付けたいと思います。
マイ・ストーリーにでもしておけ!
面白いか面白くないか以前に観る者を馬鹿にした結末。主役の名前も無断で使ってたりしてたみたいだから、制作者が人を基本的に馬鹿にしてんだろうね。副題がまた腹が立つ
ネタバレ見たからこそ
低評価のレビューが多くて、
最初は観るかどうかすごく迷いました。
1年前にドラクエ5をプレイし終わったばかりだったのでその思い出に泥を塗られる気持ちは味わいたくないなと。
それなら何故低評価なのか見ちゃえーということでここでネタバレを見まくりました笑
結局低評価も高評価も見たんですが、
あー!もー!気になって仕方ない!
ってことで観にいきました。
序盤の10分でパパスが死んでしまうところで
涙ちょちょ切れでした。
トントン拍子にストーリーが進んでいって、
ドラクエをプレイしている気持ちを思い出して
ところどころ5とは違う展開があって、ん?と思いながらも懐かしい気持ちでニヤニヤしたり涙を溜めたりしながら観ました笑
双子じゃないのは腑に落ちない!けど!
ラスト、息子がまかいのもんに天空のつるぎを投げ入れたところで、ドットがもんからバリバリっと伸びてきて は? と声が出そうになりました。
するとミルドラースのプログラムに入り込んだウイルスが、主人公を消し去ろうとします。
これはゲームですよ、いつまでゲームなんてしてるんですか?私(ウイルス)を作った人からの伝言ですが大人になれよ と。
主人公はドラクエのVRを体験しにきた
サラリーマン?でした。
ぼくはよくドラクエをプレイしてた、いつも主人公の名前はリュカだった、今回はフローラと結婚したいので自己暗示プログラムの追加、ロボットと戦える?プログラムの追加。
そうやって、主人公の思いが反映されたドラクエ5だったのです。
主人公はゲームだろうとプログラムだろうと、その世界はそこにあって、それは真実だった!!と言い返します。
そこに現れるスライム、対ウイルス用の監視プログラムでした。
ワクチンを用意している!とロトの剣の形をしたワクチンを主人公に託し、主人公はウイルスをぶち壊します。
そしてゲームの世界が元に戻ります。
このゲームが終わりを迎えたら僕はまた現実の世界に戻るけど、この世界があることに変わりはない。
僕はひとりじゃないんだな。
ビアンカが
何笑ってんのよ、私たちがここにいるじゃない!と主人公の背中をバシッと叩いて
いたい!…本当に痛い…とニヤニヤして終わりです。
私は観て良かったと思いました。
没入しやすいゲームだからこそドラクエ5を原作に選んだのかなと思います。
誰がなんと言おうと、ドラクエが好きでゲームが好きで何が悪い!と。
低評価では、大人になれよと製作陣に言われた気がして悲しくなったと書いてありましたが、
私は製作陣にゲームの世界も真実であると言ってもらえた気がします。
ドラクエ5のゲームの世界を通して、ゲームって面白いよね!選択肢や行動の仕方でみんなそれぞれにゲームを楽しんでいて、それぞれのYOURSTORYだよねと!伝える作品だったと思います。
ただ、ここで星3.5の理由なんですが
もしネタバレを見ていなかったら?なんです。
ミルドラースウイルスが出てくるまでは違和感もありつつですが本当にワクワクしながら主人公と同じ気持ちで物語を観ていました。
ウイルスが出てくる瞬間、ですよ。
時間が止まったかと思いました。頭が考えるのを拒むようなくらいに衝撃的です。
だって自分が旅してきたドラクエ5そのものでは無くなってしまうんです。ミルドラースの最終形態まで頑張って主人公と倒す気持ちになってたんです。それまでのワクワクを木っ端微塵にぶち壊された気分になると思います。
それからの展開はきっと、流し目で観て、否定的になり、ウイルスの言う 大人になれよ という言葉を聞いて 思考停止して、その後の主人公のセリフなんて耳に入らない気がします。
もしもネタバレを見ていなかったら私も最低評価だったかもしれません。虚しい気持ちになっていたと思います。
頭が追いつかないうちに終わってしまう。
ミルドラースウイルスが出てきてからの展開にもっと時間をかけて、ラストの主人公の気持ちを強く強く伝えられたら評価はもう少し変わっていたかもしれないなと。
ネタバレを見たからこそ、ラストの展開についていけたと思っています。
最高の映像、最高の音楽。
だからこそ、もったいない!
最低評価を見て、観るのをやめた人も沢山いると思います。もったいない!
でも、最低評価をつけたくなる気持ちもわかる!!
製作陣は展開を知っているからこそ、何故このラストがそんなに評価悪いんだろう?と言えるんじゃないですかね。
ドラクエ好きが初見で見たら椅子から転げ落ちますよ!
なんじゃこりゃ!ってなってもおかしくない。むしろ正常な感想。
ネタバレを見たからこそ、観られた映画でした。
ネタバレを知っていたからこそ、面白かった映画でした。
んー難しいっ!!!
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