劇場公開日 2019年8月2日

「劇場内が一気に冷めていった」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー nnnnn.さんの映画レビュー(感想・評価)

劇場内が一気に冷めていった

2019年8月10日
スマートフォンから投稿

映画を見て1週間近く経ちましたが、怒りがおさまりません。こんな気持ちにさせられる映画は人生で初めてです。

所々「ん?」と思う部分はありましたし、ストーリーもドラクエ5とは異なりますし、BGMの使い方も雑でしたが、それでも2時間の映画にするんだからこんなもんだよねと納得しながら見ていました。

最終的にはドラクエの世界を堪能しつつ、懐かしい気持ちやワクワクする気持ちを抱きながら、さあ!クライマックスどうなる!と楽しんでいました。

が、一番盛り上がるであろうクライマックス、劇場内がハテナで埋まり、次第に映画を見ている皆の気持ちがサァーっと引いていき、最終的には怒りへと変わっていったのがわかります。劇場内でのあの冷めていく空気感はなかなか体験できません!逆にすごい映画です。

感想は多くの方が書いているように、ドラクエを好きだと言う気持ち、思い出、思い入れを最後の15分で全てぶち壊されます。ドラクエの世界を完全に否定されましたから、そりゃあ、ドラクエ愛が強い人ほど怒ります。

私は一体何を見せられているんだ、と。見なければ良かったです。ネタバレを見ずに行ったので余計に衝撃でトラウマものです。

映画後はため息も聞こえてきていましたし、エレベーターなどでは怒っているカップルもいました。

大好きドラクエ映画を見て、こんな気持ちになりたくなかった。二度と見ません。まぢで最低な映画でした。

タイトルがドラクエ5天空の花嫁ではなく、ユアストーリーだから批判するのはおかしいと言う意見もわかりますが、ドラクエ5のキャラを使い大々的に宣伝し、ストーリーも5をなぞっている時点で、批判の対象だと思います。あの宣伝を見たらほとんどの人がドラクエ5だと思うだろうし、ドラクエの映画を楽しみに見に行ってるんですから、そりゃあ、裏切られた!ってなりますわ。

nnnnn.