「ラスト以外は割と○」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー Arukanoiさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト以外は割と○
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ドラクエ5は印象深く、一番好きな作品です。そんなドラクエ5の映画が、よもや酷評だらけになるとは思いもせず、観てきました。
良かったのは、表情豊かなキャラクター達が観られたこと、戦闘シーンの臨場感溢れる立ち回りが楽しめたことです。また、村や酒場といった場面は丁寧に描写されていて、雰囲気が出ていてました。
特に、花嫁を選ぶ場面をじっくりやってくれたのは嬉しかったですね。ビアンカもフローラも可愛かったです。
あとは東京都交響楽団による演奏は素晴らしく、これを大音響で聴けることはポイントですね。
逆に引っかかったのは、やはりラスト。
ゲームに没入していることを表現したのは分かるのですが、突拍子も無いし、あのデザインは。。。
(飛躍して考えれば、ゲームから現実に引き戻す親のメタファーでしょうか笑)
そうするのであれば、最初にVRであることを出すか、最後に種明かしする形でも良かったのでは。
ストーリー中、最高に盛り上がっている場面でのネタばらしは、テンポとして違和感が強く、何よりテンション下がります。
ただ、この挿入が無ければ無いで「悪くなかった」「割と良かった」で評価が終わってしまうので、監督の想いを汲むなら如何ともし難いものです。
私としてはデザインやゲームストーリーの展開はいいと思ったけれど、やはりラストは受け入れ難いかなー。。
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