「良質な食材に砂糖をぶちまけた作品」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー さぶろーさんの映画レビュー(感想・評価)
良質な食材に砂糖をぶちまけた作品
クリックして本文を読む
私はドラクエ5発売当初リアルタイムでプレイしていました。
ドラクエシリーズの中でも、5はストーリーが自分の好みであり、
今回の映画化を知って非常に楽しみにしていました。
結果、とても残念な気持ちになりこのレビューを書いています。
以下、寸評です。
グラフィック〇:好みは分かれると思いますが、良いです。バトルシーンは文句無しでした。
音楽〇:原作にある程度忠実だったと思います。良しです。
声優陣〇:まあ良いです。有名役者を使って集客したかったのが見えますが、違和感はなかったです。逆の言い方をすれば、
普通の声優使えば、もっとローコストでできただろうと思います。
キャラクター△:ドラクエなのに鳥山明さんがクレジットにいないのはなぜでしょうか?お金の問題でしょうか?
ストーリー(脚本)×:まさに良質な食材に砂糖をぶちまけたかの如くでした。原作(レシピ)に忠実に作ればいいだけなのに、なぜ余計な事をしたのでしょうか?
1部(2時間)の映画で作ろうと企画したのが、そもそも間違いなきがしますが、特に酷かった点として
・幼少時代がダイジェスト以下。
→結果、その後のストーリーの感動が完全に薄味でした。ドラクエ5知らない人はついてこれないのでは?
・娘がいなかった事にされてる。
→原作に少しでも愛情があったらありえません。
・最後のオチ
→・・・・、「小説家になろう」の投稿でも今時は見ないような酷さでした。考察する気すら起きません。
■総評
日本食を小馬鹿にしてる中華料理人に無理やり寿司握らせたような作品でした。
誰が悪いのか知りませんが、関係者は十分反省して欲しいです。
コメントする