「おきのどくですが このえいがは きえてしまいました」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー バブユキさんの映画レビュー(感想・評価)
おきのどくですが このえいがは きえてしまいました
結論から言うと非常に残念な映画でした。観る前から続編や他シリーズも期待していました。
以下レビューになりますが用語を多く含みます。尚、レビューは初投稿です。モヤモヤが解けない為にここに書きます。
良かった点としては映像が綺麗でした。それにプロポーズのシーンや石化が解けたシーンは感動のあまり泣いてしまいました。隣の人も結構泣いてました。
気になった点としては、、
音楽は色々なシリーズ(2、3、4、5、6、7、9、11は確認出来ました。他もあったかも知れません。)をぶっ込みすぎてて頭が混乱しましたし余計展開が早く感じました。
次に、ベギラゴン、メラゾーマの上級呪文を安売り。ベギラゴンというよりギラ、メラゾーマというよりメラといった所でしょうか。迫力に欠けましたし、メラゾーマ!メラゾーマ!メラゾーマ!と連打してるのが子供のように見えました。そんなにポンポン唱えられるような呪文じゃないよ?
そして、マスタードラゴンの変身シーンがない。ドラゴンオーブを手に入れた後のシーンで急にマスタードラゴンの背中に乗ってて違和感がありました。
他にも、
パパスが死ぬまでの展開が早すぎ、ジャミゴンズが雑魚すぎ、娘が出てこない等々細かい所もありましたが、尺もありますし観る前から予想は出来ていました。レベルが上がって差が出たから、別に必要ないキャラとそれぞれ考える事も出来ます。
ですが
ここまでズラズラ書いてきた気になった点は正直どうでも良いです。
問題はラストでした。
ミルドラースはミナデインで倒すのかな?興奮冷めやまないままクライマックスに差し掛かった所、
「おきのどくですが ぼうけんのしょ1は きえてしまいました」の文字が頭をよぎりました。
ドラクエをやっていて一番恐怖のセリフです。
ここまで観てきた感動を台無しにされ、頭がメダパニ、そしてマヌーサをかけられたような感覚。ゲームばっかりやってんなよとメッセージも感じられ怒りを感じました。製作側はドラクエ5を何も理解してません。
こんな作品はザキ!!