劇場公開日 2019年8月2日

「最低最悪の映画でした」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー ルシアさんの映画レビュー(感想・評価)

最低最悪の映画でした

2019年8月4日
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鑑賞方法:映画館

36歳の男です。怒りがおさまらず、産まれて初めてレビューを書きます。ドラクエ5は小学生時代にスーファミ版をプレイして一番思い入れのある作品です。DS晩もPS2版もアプリ版もプレイしました。
映画を見ていて時間内におさめるには、ストーリーに無理がありツッコミもあり少し無理があるなと思っていたのですが、中盤ぐらいから終盤にかけて、それなりに面白く、感動もしました。
自分も他の観客も『おぉ!』と感情移入して胸アツになっていた場面が多々ありました。

しかし最後のラスト10分を見た瞬間あまりの動揺と衝撃と失望に、自分も観客もザワ付きはじめました。観終わった後、他の観客からも『残念だった』や『クソ映画』『思い出を汚さないでくれ』と声が聞こえてきました。
僕自身も同じ気持ちで作品を冒涜されたという怒りと同時に悲しくなりました。副題の『ユアストーリー』の意味は理解しています。ただドラクエでそれをやらなくても。

自分は一番思い入れがあり王道であるドラクエ5をただ純粋に見たかっただけです。ドラクエの世界観に浸りたかっただけです。

ラスト10分で夢のあるファンタジーの世界の感情から『無』になりました。最後の最後で映画の中で積み上げてきた親子三代に渡る冒険や感動の全てが嘘の世界になりました。

ドラクエ5に思い入れのある人は絶対に観ないでください。思い入れのある人ほど後悔します。そして何よりファンタジーの王道であるドラクエ作品を汚し、ドラクエ愛すら感じなかった山崎監督を一生許さないです。

山崎監督は何回もオファーを断り続けていたと仰っており、関係者と話しているうちにいいアイデアが出て映画のオファーを引き受けたと仰っていましたが、そのアイデアがこの結末とは大変残念です。

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ルシア