「悲しい気分で映画館を出ました」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー はちみつレモンさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい気分で映画館を出ました
予告のCGが出来た時からとても楽しみにしていました
まとまるのかな?どこまでやるのかな?
お嫁さんはどうするんだろう?
ゲームより多少違っても受け入れる覚悟をし映画館へ
開始からこのSFC表現はやった人じゃないとわからない笑
ダイナミックに王子さらわれたーなどゲームとの違いをも楽しんでいました
途中、おばあさんが薬を渡すあたりから あれ?ちょっと無理やりすぎない?
と、突然のお嫁さん変更。まぁやっぱりそっち選ぶんだね程度
でもふった彼女の町でプロポーズはどうかなと・・・
そこからゲームとは違う映画の世界は特に気にせず世界に浸っていました
しっかりものの娘ちゃんがいなくて子供たち二人の会話が無くて残念でした
パパスとの再会も父親に話かけ、わかった占い師だろう!?と言ってほしかった・・・
CGで時間もかかるし削られたのはしょうがないかなーと
ここまでラストにかけて映画作品でのドラゴンクエストを楽しんでいました
どんなラストに向かっていくんだろうと念願のゲマを倒し・・・でも魔界の門が・・
むすこー!とラストバトルに向かって息を呑むような展開です
ですが、ここです・・・
映画館の中が無音になり、不気味な静寂
まわりにいる人のポップコーンを取る音まで聞こえてしまうほどの
でてきたのは大魔王では無く、まったく関係ない物
それから言われる言葉、ドラクエ映画の世界の話・・・
VRのゲーム体験という話に切り替わり、私は頭がまっしろになりました
スラリンがなにかしてくれてた、リュカがロト剣もってた
少し覚えています もう終わってほしいと言う気持ちになり早く外に出たい
平和になっているドラゴンクエストの世界
ビアンカと息子が楽しそうに平和になった世界のこれからの話をしていました
リュカの顔も映っていましたが、かれはこれから現実に帰ります
エンディングでたくさんの文字、映像が流れました
とても悲しかったです 私はこんな映画を見に来たんじゃないのにって
どうしてこんな終わり方にしたのでしょうか
私はテレビゲームをプレイしている動画なども好きで見ます
お嫁さん選びはもちろん、色んな冒険のしかたをみて楽しかった気分になります
この映画では何も感情が浮かびません ただ悲しかったです
映画を作った人の中に最初から最後まで見た人たちがいるはずです
こんなことをされて映画館を笑顔で出れますか?
これを出せると言うことは、どうして悲しんでるかもわからないでしょうし
私もどうして何も残らないように感じさせてしまう作品が作れたのか不思議です
映画を見て映画館を出るとき誰かと話したくなります
この作品ではただ映画館から早く出たい逃げ出したくなりました。
この作品を公開する前に、誰一人嫌な思いをしなかったのなら
私はこの作品に関わった人は、人の心をわかっていない人たちだと思います