「大好きドラクエを馬鹿にしたクソ作品。」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー ジョジョさんの映画レビュー(感想・評価)
大好きドラクエを馬鹿にしたクソ作品。
レビューが大変長いです。ご了承ください
酷いです。酷すぎます。
ここでは何が酷かったか具体的に書いていこうと思います。
共感して貰えたら嬉しい限りです。
① 1時間40分
そもそもこのストーリーを1時間40分でまとめるべきではない。
これから説明していきますが、オチが〜とかビアンカが〜とかどうこうよりもまずこの問題ですね。
制作陣は何を考えているんだ。
幼少期からのビアンカとの絡みやボロンゴ(ゲレゲレ)の救出イベント。故郷が滅ぼされ怒りに狂う主人公やら妖精の町での物語全てカット。
おかしいだろう。
それに描かれてはいるが、ボロンゴ(ゲレゲレ)との再開イベントはビアンカのリボンを必要なくしていつの間にか仲間になっているとか有り得ません。
奴隷期間の10年間でお互い心のどこかの記憶を無くさないで、いざ再開した時にビアンカのリボンのおかげで打ち解ける。
他にもまだまだ感動するべきイベントがあるはずなのにそれら全てを尺のせいでカットした監督には怒りが収まりません。
要は前編後編と分けてしっかり作って欲しかったです。いや作れ。
②キャラデザ
これに関しては私が鳥山明先生のデザインで見たいと感じているだけか?と思っていましたが、やはり同じような投稿がいくつかありましたので私の考えは間違っていませんね。
フローラはとても可愛かったです。しかしビアンカは可愛いと思いませんでした。
女らしくないキャラだとゲームの中でも言っていた彼女ですが、鳥山先生の描くビアンカはとても可愛いですよ。
それなのにあのビアンカは自分には受け入れられませんでした。
あと主人公の絵も好きじゃないっすね。
③オチ
皆さんが仰っているように、オチです。
これね。本当にクソですよ
何がクソかって?ラスボスがプログラム?
笑わせんなよ。
もしこれがオチではなく、ラスボスであるミルドラースをしっかり倒した上で、プログラムの下りを入れないで、「昔も今でも、僕達は勇者なんだ。」みたいなフレーズが流れてきたらもう最高ですよ。
こんな事を脚本したことも無いど素人の俺でも考えられるのに、なんで監督はそのようにしなかったんですかねぇ…
オチが酷いと言うより、ミルドラースをしっかり描いて、上記のようにしろって話ですね。
まあだいたいこんなもんです。
理由にもありますが、①と③が酷かったですね。
②に関してはまだ妥協出来ますし、これだけなら十分良作になっていたはずですよ。
本当にガッカリで、自分のテンションもスーパーローテンションですよ。
ですのでこの作品の良かったところを最後に紹介して終わろうかなって思います。
それはずばり音楽とボロンゴ(ゲレゲレ)、スライムが可愛かった!!
くらいです。
以上です。長々と語ってしまいましたが、最後まで私のレビューを見てくれた方、ありがとうございます。