「違和感の正体」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 四方さんの映画レビュー(感想・評価)
違和感の正体
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製作者側 この映画の主人公はドラクエ5をしているあなた自身です。これはゲーム内のヒーローではなくあなたの物語です。(ドヤ顔)
鑑賞側 大好きなドラクエの映画化。主人公は自分ではなくあくまでドラクエの主人公だけど、当時の思い出と共に主人公に自己投影し感情移入しながら見ていた。なのに急にまったく知らない誰かのプレー動画を見せられていたと知らされて困惑しているうちに美辞麗句でまとめられてエンディング。
この差が凄まじい違和感の正体。作り手がうちに秘めた自己満足を鑑賞する側は知らされることなく鑑賞にやってくるので騙されたような気持ちになる。
もしこういった映画を作りたいなら最初からネタバレする作りにするか、オリジナルで一から作るべき。
もしくはドラクエではなく誰かのドラクエプレー動画の映画化と最初から言うべき。
自分はドラクエの映画化を見にいったのでこの映画の手法をまったく肯定できませんでしたから、点数は0以外につけられませんが0.5が最低点のようなので最低点を入れます。
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