「【試写会感想】わりと伏線あっていいと思う」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー asaさんの映画レビュー(感想・評価)
【試写会感想】わりと伏線あっていいと思う
試写会を見てきました。
【概要】
試写会で観た評価は3.4くらい
でもお金を払ってみたとしたら2点~2.5点ぐらいかな。
決してB級映画ではなく、A級の日本CGアニメーション映画だと感じました。特に子供と父親に刺さる映画となっていて、親子で見ても損はない映画かなと感じました。
終盤は、結構予想ができない展開になるので、評価が0.3くらい上がりました!
女性キャラはアニメーション界隈ではかなりかわいいほうなので、これはいいと思う。
【詳細】
正直のところ、3.5とまではいかないのですが、これは完全に個人的な映画感のせいなので、くそ映画というわけではないのをご了承ください。
この映画のドンピシャターゲットは
・ドラクエやったことある
・ファンタジー大好き
・中学生以下またはドラクエ5世代
・映画館でB級かと思ったら意外に面白いじゃんと思いたい人
であると思います。
そのすべてから外れている筆者が3.4をつけているので、映画としては見て損はない映画だと思います。
しかし、もしこれを地上波で見る気になったら2.8くらいかと思います。理由は迫力も減るし、映像美が薄れてしまうからです。これは映画館向けの映画だなと感じました。
【アニメーション】
とにかくピクサーよりのアニメーションが目立ちました。それがどうもあっていなくて、惜しかったです。無駄に誇張した表現は溶け込んでおらず、違和感を感じる点が多かったです。「間」の取り方が微妙でした。しかし、子供に対してはわかりやすくていいのかな?
【CGデザイン、エフェクト】
背景デザインは秀逸でした。完璧にワクワクさせる要素盛沢山でよかったです。キャラモデリングもとてもよかったです。個人的には女性のモデリングはすごくよくて、「かわいい♡」って思いました。有難うございます。男は逆にちょっと間が抜けた顔が多くて残念。
髪は超自然でした。スキンは少しテカリすぎて違和感がありましたね。
総じてトップクラスのCGでしたが、リアルすぎて、ストップモーションアニメーションとの価値の差異化ができていないようにも感じました。これならフィギュアアニメーションでもできたのでは?と思う点もありました。アクションシーンは良かったです。総じて、CGは4点くらいかなと思います。
【ストーリー脚本】
正直、CGが良かっただけに、序盤のストーリーは2点くらいの評価でした。ありきたりすぎる、詰込みストーリーに抵抗を感じました。
その詰込み具合は終盤まで続きましたが、さまざまな伏線や伏線の回収は私も予想できなかったし、結末として後味は悪くないので2.5点くらい上げたいです。
しかしどこかの話の二番煎じ感が否めないので、もう少し、長めに描いてもよかったかなと感じました。
【声優】
超豪華な人が声優をやっている本作。結論、悪くなかったです。王妃の声だけ少し違和感を感じましたが、悪役やおじさん系はとても自然でした。
ビアンカなの?フローラなの?
この選択の場面ははドラクエをやっていた人にとっては、鳥肌級の展開にいざなってくれるでしょう。