「今ヶ瀬vs夏生、試合に負けて勝負に勝ったのは?」窮鼠はチーズの夢を見る monkeyさんの映画レビュー(感想・評価)
今ヶ瀬vs夏生、試合に負けて勝負に勝ったのは?
二度以上の鑑賞がお薦めです。
所見は大倉君と成田君の体当たりの濡れ場シーンにただただ圧倒され、美しいお二人に見入るのが精一杯。
2回目の鑑賞で更にこの奥深く純粋な恋愛映画の魅力に虜となりました。
まず大伴(大倉君)は何を考えているのか分からない男から、後半になるにつれて今ヶ瀬に対し"愛する人への優しい感情"が芽生え、それがひしひしと伝わる名演に唸りました。
そして、今ヶ瀬(成田君)は嫌いなタイプを好きになってしまってどうしようもない気持ちの現れに、苦しい、嫉妬心、でも幸せ、この喜怒哀楽の表現が素晴らしく、とても愛らしかった。
大伴を取り巻く4人の女性が現れますが、中盤に今ヶ瀬と対等に向かい合いバトルを繰り広げる夏生(さとうほなみさん)との場面は見物。
勝負に挑んできた彼女には好感が持てました。
BLと言う枠を越えて、これぞ最高な尊い恋愛映画と言っても過言ではないと思います。
とにかく傑作です。
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