劇場公開日 2021年7月22日

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サイダーのように言葉が湧き上がるのレビュー・感想・評価

全115件中、61~80件目を表示

4.0弾ける少年!

2021年7月31日
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鑑賞方法:映画館

SNSでフォローし合っちゃった、ウフフ。
小慣れた世代だってそんな初々しくはじまる姿に笑みが溢れてしまう。
レコードをめぐり、大人の甘い思い出が蘇ったり、少年が弾けたり。
夏の青空の様に何の曇りもない澄んだ2人とポップな配色は、のっぺりとしたイメージの田舎のショッピングモールも際立たせる、なんて清々しいんでしょう。

大貫妙子さんの柔らかい声に包まれた夏の夜空に、溢れ出す少年の言葉。
青すぎるけど、なんだか泣けてくる。

ピクチャーレコードって昔も気分上がったよな。あの分厚い質感を思い出した。

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パプリカ

1.0下手な人が高級素材で作った料理のような映画

2021年7月31日
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寝られる

素材を活かし切れていない印象が強い

最初の出会いのシーン、悪戯した子供とのチェイスシーンにかなりの力を入れていましたが、力の入れる場所が間違っていると思います。
最初の数分間本当に見ていて疲れました。

あと、俳句がテーマの1つでありながら、心理変化の描写が上手にできていない印象。心理描写のための要素なのに勿体なかった。(そもそも俳句としての完成度も低かった)

恋愛系のストーリーの醍醐味は、初めて会ってから、お互いが好きになるまでの心理描写なのに、そこが軽視されている。
会って、すぐに両思いになるのは本当に勿体ない。

あと、マスクとヘッドホンの心理描写についてもツッコミどころが多かった。

全体を通して、ここ最近見た映画で群を抜いて面白くなかったです。

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らいじんぐ

4.0夏爽やか、絵がとても好き、楽しい気持ちになる

2021年7月30日
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楽しい

単純

幸せ

細密で巧緻な絵のアニメが多い中、単純化された絵、特に背景に先ず好感を持ちました。
雲は、わたせせいぞう の様なタッチで、全体的な省略の仕方は永井博や鈴木英人を思わせるし、原色系が多い色遣いも現在では返って斬新で大好きです。

ストーリーは判りやすく明確です。
そのため有りがちな展開とも言えますが、良い点の方が優っていました。

劇中に、出てくる沢山の俳句も、良い句が多く、そこにも共感できます。
中でも、一番好きな句は「夕暮れのフライングめく夏灯」でしょうか。他にも瑞々しい素敵な俳句が多く楽しめますよ。

真っ直ぐで、素直に楽しく、夏を強く感じる事ができる心地よい良作です。

因みに、映画パンフレットは、映画に出てくるLPジャケットを模したもので、これも楽しいですね。

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Taku

3.5夏シネマ 湧き上がる雲 色深し

2021年7月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

アニメだからこその映像表現は数々あるがこれもまた良し。
舞台は夏。そこにビッタビタにハマる鮮やかな色使い。立ち登る入道雲の白。物語が展開する田舎のショッピングモールもストーリーのキーとなるレコード店も色彩に合ったアイテムだった。回想シーンだけ色調を押さえていたのも好印象。レコード店の片付けのシーンで尾崎豊や米米CLUBのレコードジャケットっぽいのが出てきてたり自販機のボス的なロゴマークがフレディマーキュリーっぽかったのも小ネタとしてくすぐられた。フレディは出っ歯繋がりか?

内気な俳句好きの男の子とライバーの女の子の出会いから始まる物語。きっかけは上手くまとまったが、惹かれあう過程をもう少し丁寧に表現して欲しかった。また話題がレコードに寄って俳句が疎かになった印象がある。
そして最大の見せ場、「やまざくら」という言葉にレコードと俳句が重なり合いラストの夏祭りでのポエトリーリーディングになだれ込む展開も上手くまとまった。
映画で観るべきは主人公の成長と周りの後押しである。
主人公が成長しない、変わらない映画はつまらない。
この映画では見事に背中は押され、主人公は成長した。エンドロール後のシルエットも良かった。それくらいで充分だ。いい頃合い。

惜しいのは選曲だ。レコードのビジュアルやアルファベットでの「YAMAZAKURA」というタイトルからこの曲はどうなんだろうか?大貫妙子は嫌いではないが、ここは違うのでは?声を聴いた瞬間に大貫妙子なのだ。でもビジュアルはちがうもっとカワイイアイドル風の歌手、藤山さくらなのだ。せめて無名の歌手を抜擢して欲しかった。大貫妙子は色が強すぎた。
これは相当難しい選曲になると思うし、答えなどないのだが、もっと丁寧に時間をかけて選曲して欲しかった。

俳句はえらくテクニカルなものも含まれていて面白かった。そうかと思うと安易に「かな」でしめるものも。高校生らしくていいがひとりで作ったもので無いことも何となくわかる。

すべて踏まえての評価はいい映画だった。
が、2回は観にいかない。わかりやすくサラッと楽しめた。仕掛けがいい具合に本筋を彩った。

あとパンフレットは劇中のレコードジャケットを再現したものなので1200円の大判。嬉しくなって買いました。映画はクーポンを使って1200円で鑑賞。同じ金額ですが、劇中の俳句も載っているので見返すのに良いものです。

蝉時雨 サイダーを手に バスを待つ

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mrkc7

3.5無駄の少ないセリフ

2021年7月28日
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他の作品と比べるのは良くないですが竜そばより脚本がしっかりしていました。
いわゆる田舎の青春物ですが地に足のついたストーリー展開でした。キャストも良かったです。

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rakugoya1

3.5青春とノスタルジー

2021年7月28日
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若者の新しさと青春と、ノスタルジックなレコードと懐かしい夏の夕暮れを感じさせる映画だった。

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あきら

4.0竜と出っ歯の姫

2021年7月28日
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楽しい

知的

幸せ

主人公俳句ボーイの恋愛ストーリー。
多少棒読みだがキャラの性格上ぎりぎり許容範囲か。
作画は面白い部分もあるが、色の彩度がやたらと高く目に優しくない。
「目、目がぁ」である。一方で主人公は「み、耳がぁ」である。

良い点
・広告ポップとしては色どりが綺麗
・面白い題材。文化的。
・ニックネーム
・DVDなどでとめながら見たい部分もある
・マスクがちょうどご時世
・タイトルが見事

悪い点
・夏空や絵の具は全部使いたい
・冷やし瓜歯型は丸くつきにけり(歯並びではなく長さの問題である。乳歯は?)
・書きぞめや鰻元気に跳ねてみせ
・悪ガキは器物損壊日焼けして
・暑き日や誰かのスマホを持っている
・フライングわざとしてみて寝冷えかな
・レコードを雑に扱い草茂る
・祭り笛涙が先にフライング
・歌声の年齢詐称やレモン水
・蛇殻や車は先に行けばよい

その他点
・影法師出っ歯はキスができるのか

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猪古都

3.0純粋なラブロマンスをアニメーションで観る不思議な感覚・・・・・・・

2021年7月27日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ラブロマンスを原作に映画化する企画はアイドルを主演に製作するものがスタンダードであるというか、見慣れているので、純粋なラブロマンスをアニメーションで観るのはちょっと不思議な感覚を覚えてしまった!?
ただ違和感を感じたものの(どうしてもアニメーションは自分の感覚では実写で表現できない世界観を描くSFが一番しっくりくるイメージがあるので)、決して作品としては悪いわけではなく、思春期のコンプレックスに恋愛模様を絡ませた、思わずこちらの方も赤面してしまうような甘酸っぱい青春恋愛ものとしてそれなりには楽しめた。むしろこの作品をアイドルを使って実写として撮ったら、あまりに平凡過ぎてちょっと失望するかもしれない・・・・・・・
昨今のアニメーションのご多聞に洩れず、本当にビジュアルは綺麗!!
アクセントにレコードを使ったり、デイサービスを舞台にする所などは今風でいいのかもしれない!ちょっとした拾いものの作品!?

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ナオック

3.5展開がやや強引ではあるが…

2021年7月27日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

お互いにコンプレックスを抱えた、デイサービスでバイトをしている学生とSNSで配信者として人気を博している女の子の淡く切ないラブストーリー。酷評されていたのであまり期待せず鑑賞したのだが、率直に言えば可もなく不可もなくといったところだろうか。

ストーリーはありきたりだが、展開がやや強引で引っかかる所も多々あるためもう少し丁寧に描いても良かったのではと感じた。また本作でキーとなる俳句に関しては良いものもあれば、ただ5・7・5の形に当てはめただけなのではと思ってしまうようなクオリティの物があったのが少し残念。

ただ、作画がとにかく綺麗で丁寧で、この物語の舞台にピッタリの画風なのが良かった。市川染五郎と杉咲花の演技も前評判とは違いとても上手で二人ともキャラにバチッとハマる魅力的なものだった。ラストの演出も感動的だったため、少しでも気になる方は劇場で観て損は無いと思う。

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ちーたら

4.5見つけると見出される

2021年7月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

1970年代、当時バブル期だった日本の都会の若者は平日は夜遊び、休日はビーチというようなライフスタイルがスタンダードだった。その中での喧騒や楽しさ、孤独感を瞬間的に表現したのがシティポップだ。当初は一部の例外を除いて、都会、とりわけ東京における局地的なムーブメントだった。
1980年代になるとらシティポップは寺尾聡等の活躍により全国に普及した。都会で練磨されたその音楽は都会のオシャレな「あこがれ」の音楽として認知され始めた。
その後バブルの趨勢によってシティポップは躍動したが、それが弾けたと同時にシティポップもJPOPの1ジャンルとして埋没してしまった
そして現在。2010年~2020年にかけて、インターネット文化の発達に伴って海外でのシティポップ再評価が起こり、現在のような復権に至っている。
ここで注目すべきは、現在の復権されたシティポップの立ち位置だ。
1度世間を席巻しそこからの盛衰を経て現在に復権(復刻)されたシティポップは、当初の都会音楽としての立ち位置から、あのころの輝かしい都会を思い起こさせる「なつかしさ」の音楽へと位置を移したのだ。
呆れてもう見限ってしまったあのころの輝かしい都会をこいしく思うという意味では「こがれ」の音楽と言ってもいい。

そんな事前知識を入れてこの作品を見ると、面白みが数段跳ね上がると思う。
例えば俳句。決められた語数の中で内心や情景の一瞬を切り取るこの文化は、その特性もさることながら1度盛衰を経験しコミュニケーション技術の発達によって再発見されたという点でも似通っている。
他にも藤山さんのレコード。この作品におけるマクガフィンであるこの立ち位置は、そのままシティポップの現在地とも重ねることが出来る。
「もう一度楽しかったあの瞬間を」「もう一度あの声を」「幸せな一瞬を」
彼が作中涙ながらに言うこの主張こそ、日本における現在のシティポップ再燃の根幹なのだ。もう戻らないあの頃への思慕。そこにサンプリング文化、つまり過去へのリスペクトが加わって現在シティポップという文化は再興されたのだ。
全編を通しての画風だってそうだ。ビビットな配色と人口光や日光によって常にどこかから照らされているあの雰囲気や、弾きの絵の一部分に物を多く置く配置は、そのままシティポップのジャケットが動いているようだった。
ここでは書ききれない程そこら中に、シティポップへのリスペクトがちりばめられている。

一度見限られた音楽が誰かに見つけられることによって価値が再燃するという意味では、作中のチェリーと俳句の詠みの関係とも並列することができる。冒頭、自作の句を詠まされたチェリーは「俳句は文字で楽しむもの」と詠みとしての俳句の価値を否定する。しかし、スマイルや藤山さんとのかかわりによって、俳句を詠む――つまり思っていること・感じたことを言葉にして伝えるということの価値と大切さを知った。この流れはそのままシティポップの再興の歴史と同じだ。

作中通して、この作品には一つの価値観が存在している。それは「見つけてもらうことの喜び」と「見いだしてもらうことの嬉しさ」だ。
シティポップカルチャーというモチーフ。俳句という文芸の特色。スマイルが探していた「かわいい」。SNSに投稿していた俳句。スマイルの山桜のかわいさ。藤山さんのレコード。ラストシーンのチェリーとスマイル。
これらすべては「見つけてもらうことの喜び」と「見いだしてくれることの嬉しさ」に密接に関係している。それぞれが一度消失の危機があったというのも偶然ではないだろう。
その辺りを注意して見直してみるとより一層面白く見れるのかもしれない

サイダーが湧きあがるのは、透明な瓶にそこを出ようとする気泡たちが詰め込まれているからだ。何度ふってもこぼれ出なかったそれから、誰かが栓を抜いてくれたとき一斉に中身は溢れ出る。懐かしい、言わずにいたあの頃の気持ちのように。

最後に、この映画に倣って俳句にてこのレビューを締めようと思う。

あこがれて あきれかえって こいこがれ

あ、これ川柳だ

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RO

2.0サイダーのように言葉が湧き上がらない!?

2021年7月26日
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題名は「サイダーのように言葉が湧き上がる」だが、決して「サイダーのように言葉が湧き上がる」ことはない。
チェリーくんのコミュ障はわかるが、最初から最後まで、コミュ障的な表現をひっぱるため、全編を通し、テンポが悪く、ストーリーは間延びしていく。
要は、チェリーくんが、スマイルさんに「好きだ〜!」というところまで持っていくのが、ストーリーの中心な訳なので、あまり引っ張っても、途中で飽きてくる。
尺は90分弱だが、実際の内容は60分の分量もない。
コミュ障で「ん…、あ…、え…、う…」と言っているうちに、尺を一生懸命伸ばして、なんとか長編映画の土台に乗せた格好だ。
ラストで、言葉が湧き上がるかと思いきや、またもや赤面し、言葉が出てこない。
最後は、さすがに、「好きだ〜!」で終わるが、そもそも、いくらコミュ障だからといって、自分がお祭りの日に引っ越すことを言ってない訳がない。
盆踊りの練習もして、花火もスマイルさんと見に行くと言っておいて、さすがにそれはない。
花火の日に、わざわざ引っ越しをして、しかも、わざわざ、お祭りの会場であるショッピングモールの横を素通りしないでしょう。
アニメの製作者は、自分がオタクやコミュ障だから、こういう表現になるのかもしれないが、それならば、とことん、コミュ障を突き詰めて行くしかない。
短編映画でも観たような気分だが、時間は2時間ぐらいに感じる。
作品としては、80年代のシティーポップや鈴木英人的ビジュアルへのオマージュのようだが、それだけで終わってしまった感は否めない。
杉咲花さん素晴らしい!市川染五郎さん素晴らしい!と言いたいところだが、「好きだ〜!」だけで終わってしまっては、実力を発揮するのも難しいところだろう。
80年代風のイメージやビジュアルが好きな方は、映画館のスクリーンで観るのも悪くないと思います。
雰囲気で観る作品ですね。うるさいこと言うな!って感じですかね。

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caduceus

3.0まあまあ良かった。青春て感じ

2021年7月26日
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幸せ

萌える

青春が サイダーのように きらきらと
17の夏 好きがこだまする 花火かな (字余り)
山桜 隠さないでよ 僕は好き
君の言葉 もっと聞かせて 17の夏 (字余り)

全然俳句読まないけど作品の感じを俳句にしてみた。笑

たしかにレコードの扱いが雑ね。なんで割るのさ。
出っ歯なのは父親譲りなのね。矯正高いみたいだし矯正出来て良かったじゃん。

暑い夏にピッタリなこの作品。作画はあんまり好きじゃなかったけど私は面白いと思いました。

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めぐ

3.5うーん?

2021年7月26日
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ストーリーはとても良いのだが、先に話が読めてしまう。そして最後また「で?」て意味不明で終わるのやめてもろて、そしてもっと日本のアニメならラストの花火は美しくもっと実物に近く仕上げられたはず

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アスカ

3.0レコードは雑に扱わないように

2021年7月26日
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鑑賞方法:映画館

コロナの影響で、公開が延びていましたが、やっと公開しましたね。
本作品は、フライングドックの設立10周年記念作品と聞いていましたが、まさか大コケ作品じゃないだろうか?と、少し心配していました。
まあ、映画が始まると、そんな心配はすぐに消えましたけどね。
さて、本作品の良かった所は、次の3点だと思います。
まず第一に、カラフルな色彩だけど、くどくない点。
この前見た「ジョゼ虎」も同じですが、カラフルな色彩がステキです。
色指定は、大変だったでしょうね。
第二に、ストーリーが面白い点。これは脚本が良いからでしょう。
若い人は、俳句やレコードのことは知っていても、詳しく知っている人は少ないと思うので、面白い所を選んだなと思いました。
登場メンバーが、レコードの事を知らないのは、レコードを雑に扱うシーンでよく伝わりました。
ヒヤヒヤして観ていたら、案の定レコードを割るし。(^_^;)
第三に、山桜をキーワードに、ストーリーを組み立てている点。
俳句に出っ歯に過去の出来事等、色々と仕込んでいましたね。恐れ入りました。
でも一番は、大貫妙子さんの曲(YAMAZAKURA)ですね。
書き下ろし曲だそうですが、歌を聞いていると涙が出て来ました。
そのまま告白シーンに使われていたインスト曲も、良かったですね。
そういえば、コロナの影響で、公開が夏まで延びましたが、最後の花火のシーンと季節が合う事になり、逆に延びて良かったのかもしれません。
沢山の方々に観て欲しい作品ですが、観客が少なかったのが残念です。

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はるっち

4.5面白かったーーー

2021年7月25日
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歯を気にしていつもマスクをしている女の子と、話すのが苦手で、いつもヘッドホンをつけている俳句好きの男の子。ビデオ通話で驚いたり、SNSでいいねつけられてドギマギしたりしていたのが、だんだんと仲良くなっていくのが微笑ましい。男の子の俳句は、短い言葉の中に想いが込められていて、とても美しかった。タイトルの句も素敵です。ラストは号泣。もう一回みたいな。

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Yuichiro

4.5新モール そこで観るには うってつけ(季語なし)

2021年7月25日
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北陸最大級のイオンモールがオープンし、初めて来場した今日の最初の一本目が巨大ショッピングモールを舞台にした作品とは縁を感じます。
俳句と高齢者向けデイサービスが主軸にあり、それをポップな色使いで描いています。
こそ泥の落書きっ子だけはどうしても好きになれませんでしたが、主人公もヒロインも共感できる若者たちでした。全く情報いれていかなかったのでエンドロールでキャスト陣見て1人も劇中で分かってなかったので、違和感がなかったとも言えます。尺的にも丁度よく、最後まで楽しめる作品でした。

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ガゾーサ

4.0監督の才能

2021年7月25日
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その、才気溢れる演出に、脱帽する。

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或 一歩

5.0夏映画

2021年7月25日
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とにかく色彩が綺麗

物語は淡々と進んでいくが、最後の最後で花火と一緒に大爆発!!

萌え死ぬかと思った

素敵な夏映画

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うんこたれぞう

4.0★3.8くらいです。

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

“俳句”好きなコミュ弱?的な引っ込み系男子+活発で明るいけど容姿にコンプ持ち女子の“アオハル”モノで、対象は中高生〜若年向けと言った内容の爽やかな作品です。勿論大人年齢の方も十分楽しめると思います。
若い人達にはナカナカ馴染みのない俳句というアイテムを用い、アニメならではのビビッドな色使いのビジュアルで仕上げた特徴的なソレは、シーンを切り取って部屋に飾りたくなる様なカラフルな絵面を観て楽しむ事も出来そう。ただ俳句と聞いて思い出した別の作品『川柳少女』を、少マガ連載で知ってる人も居そうなので、取っ掛かりからして全然難しくもなく固さもありません。

内容は特にひねりもなくわかり易い展開なのでストレスフリーで鑑賞できますが、冒頭の『ボーイミーツガール』部分が若干強引な感じは否めません。ですが全体的な表現・演出や、アニメの動き・色使いなど、美術にもかなり力の入った作品である事は間違いなくシッカリと仕上がっています。
公序良俗に反するシーンが出てきますが、ソレはお話の中での事として流した方が良くて、終演テロップの最後にフォローの文言が一応入っていて配慮もされています。
そして個人的に良かったのは『大貫妙子』の楽曲です。申し訳ないけどED曲も同氏であれば尚可でしたが、まぁソコは良しとしましょう。

マイナスに思った所は、ストーリーが解りやすさの裏返しで若干平凡に感じた事(お約束要素も散見される)と、オチの展開が若干疑問に思え、その辺をもう少し練って欲しかったと感じた事です。
ラストの台詞は、多分3句発すれば充分だったと思っていて、ソレを踏まえる形でも作中であまり機能していなかったビーバーのイタズラ・落書きを、別な手段でストーリー全体に印象づけられれば良かったかなと。あと“ニヤニヤ成分”をもう少し足せれば‥‥w
そしてまたしてもヒーロー&ヒロインはNot 声優ですが、今作はナントカ踏ん張りきった様子なので、この部分も良しとしましょう。

という訳で、この夏休みに若い男女が観て楽しめる作品だと思うので、オリンピックの合間にでもご鑑賞どうでしょう?
聖地は群馬県高崎市らしい。実際にイオンモール高崎に行った事はありませんが、周辺を何度も行き来した経験が過去にあります。以前住んでた埼玉県某所にも風景が似ていて、チョッと懐かしくもありました(と言ってもつい2年前の事)。

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Geso_de_Nyoro

3.5ようやく公開されてホントに良かった

2021年7月24日
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鑑賞方法:映画館

鈴木英人さんのイラストのような彩色に惹かれて
公開されたら観に行こうと思って一年、この夏に公開されてホントに良かった。

イラスト以外の情報を全く入れずに観に行ったので
こんなに俳句がメインであることに驚いたけど
最後まで見ると俳句がとても素晴らしく無くてはならない要素だったと思うし
それによって純愛ドラマが単純にならず、とても奥ゆかしく純で文学的な演出に昇華されていて
単なる設定ではなく演出に活きていてとても感動した。

演出のテンポや対比構造のようなものが非常にわかりやすく心理描写とリンクしていて
耳をふさぐ主人公と口を塞ぐヒロイン、帰り道左右の道など登場人物が何を思っているかを
言葉ではない描写で気持ちがわかる演出が非常に良かった。

前半はアニメーション的で心配はあったものの
中盤からのショッピングモールにまつわるエトセトラからのクライマックスに向けては
非常に良かった

世界がピンチにならないし、誰も死期おびない、ものすごい大作とはいえないけど
それでもとてもドラマティックだった。
この夏にとても気持ちの良い青春が見れて私は嬉しい。

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sasaki