「観るに堪えない」彼らは生きていた H1DE!さんの映画レビュー(感想・評価)
観るに堪えない
先行の「1917」を観て約1ヶ月が過ぎ、この映画
実はあまり乗り気じゃなかったんです
基本的に戦争映画は好きじゃないから
しかし1917 やジョジョラビットなど、観る側の心を掴む描写もあるしなぁ〜って思ったし、この映画の評価が良かったのもあって
んで観終えて…
あの時代の撮影技術をこんなに見事に復元してるのは凄い!!
モノクロの映像に色を付けたとか
解像度の低い画質映像を、シネマスクリーンで観れるくらいに鮮明に補正し、動きも滑らかである
爆撃の凄まじさ
敵陣地へ向かう恐怖感
眠れぬ過労など、伝わってくる
ドイツ兵もただの人間
捕虜になって少し打ち解ける
「この戦争は全く意味がない」
まだ十代で命を落としていった若者
なんの為に生まれてきたのか?
親は何の為に生んで育ててきたのか?
泥の上で灰色の顔をハエやウジに集れた死体がゴロゴロ転がっている
死が待つ
虫歯だらけの笑顔で楽しそうに燥いでるのが痛々しくて観るに堪えない
観て何か意味あったのか?
あ…やっぱ観なきゃ良かった
帰り道そう思いました
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