「リアルを追求すると映画もつまらなくなるけど」閉鎖病棟 それぞれの朝 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
リアルを追求すると映画もつまらなくなるけど
僕の偏見かもしれないけどああいう病院にあの程度の入院患者は極々少数派のはずだ
精神科病院も養護施設ももっと重症の人がほとんどだ
最近ではタロウのバカとか昔ならカリガリ博士みたいな感じ
あれだけコミュニケーション能力があるのはリアルでは1%だしすぐに退院する
平岩紙程度なら中小企業とか家事手伝いとかいくらでもいるよ
しかしリアルを追求したら話にならない
杉作J太郎の証言では昔のテレビ番組で横山やすしが松本零士に「戦艦ヤマトが飛ぶんかい!」とくってかかったことがあったらしい
僕はそんな同じレベルでこの映画を酷評する気はない
でも死刑囚が刑の執行の失敗で精神科病院をたらい回しにされるというのはあまりにも荒唐無稽だ!ありえない!
あとレイプって好きじゃないんだ
女の人は観てて平気なのかな
僕はどちらかというと嫌だ!気持ち悪い!いたたまれない
子どもとは一緒に見れないでしょ
PG12だけじゃなくチケットを買うときにレイプシーンがあるとわかるようにしてくれるといいんだけど
事前にわかってもこの作品は観たかもしれないがわかっていたら準備はできるし覚悟はしていた
楽園とは全く違う役で片岡礼子が出演
雰囲気が全然違うので片岡礼子とは気づかなかったくらい
ヒロインの母親役だが酷い母親だ
今回はヌードなし
役者片岡礼子はとても良かった
あと余談だが小林聡美の顔がやけに白く感じた
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pooh. Aさんのコメント
2019年11月16日
現在の精神病院は比較的映画のような状況ですよ・・・6年前になるが10ヶ月入院していた経験者が言うのだから間違いない。
良く現場を観察しているなぁ・・・と驚きました。
それだけにリアリティを感じました。
現状の精神病棟でいくと充分有り得る話です。